iBeaconとはなんでしょう?


こんにちは、CAD/GISサービス部の榎本です。

iBeaconは2013年の発表以来、屋内ナビゲーションやネットから店舗への誘導(O2O)の基盤として大きな注目を集めてきました。

キャパでもiBeaconに注目し、新しいサービスの検討や技術の習得を行っています。

すでに様々な情報が提供されるようになっていますが、キャパとしてもiBeaconの普及に貢献すべく情報発信をしていきます。

今回は第一回として、「iBeaconとはなにか?」について書きます。

 iBeaconってなに?

まず、iBeaconはアップルの登録商標です。技術的な話ではないですが、登録商標であることを知っていないとおかしな所で使用してしまい足元をすくわれることがあるので気をつけないといけませんね。

iBeaconは電波を出すビーコン(Bluetooth Low Energy(BLE)端末)とiOS(iOS7以降)デバイス(iPhone・iPad・iPod)を組み合わせた技術で、iOSデバイスがビーコンの電波が到達する範囲にあるかを検出することができます。

検出したビーコンとiOSデバイスの距離を推定することもできます。

iBeaconはなぜ注目されるのか?

iBeaconはiOS7の新機能の一つとして、2013年6月10日の「WWDC 2013」で発表されましが、発表当時はほとんど注目されていませんでした。
iBeaconが注目されるきっかけは米エスティモート社のYouTube動画で提案されたビーコンを利用したサービスです。

動画で提案されているサービスは以下のようなものです。

  1. 店舗の近くで、アプリが自動的にクーポンをゲットして通知する。
  2. 店舗内で、店員を呼ぶことなくアプリから注文をする。
  3. 店舗内で、事前に登録した買いたい商品の売り場でアプリがリマインドする。
  4. 店舗内で、商品に近づくとアプリが商品の情報を表示する。
  5. 店舗内で、レジに並ぶことなくアプリで支払いする。

今までは実現できなかった、もしくは実用的ではなかった店舗でのサービスが提案されていました。

ショウルーミングなどの消費者の購買行動の変化に苦戦していた店舗関係者に、ネットから店舗への誘導(O2O)の切り札として大きな期待を寄せられるようになったのです。

iBeaconのメリット

iBeaconが対応するビーコンはBluetooth Low Energy(BLE)端末です。Bluetooth Low Energy(BLE)端末そのものは非常に小型で、単3電池で数年稼動することが可能なほど省電力です。(稼動期間は稼動条件などで変動するため本当に数年持つのかは微妙なところですが、少なくとも数ヶ月は電池交換や充電が必要になることはないでしょう)

ビーコンが小型で、電池により長時間稼動することは、ビーコンを設置・維持する上で大きなメリットになります。たとえば、ビーコンの設置が置くだけで済めば設置に工事が必要になるよりも導入の負荷が小さくなりますし、電池交換や充電などの維持業務の負荷も小さくなります。現在Bluetooth Low Energy(BLE)端末は低価格化しており、コスト面でもメリットがあります。

iBeaconはiOSに統合されており、iOSデバイスは実用的な電池消費量でビーコンの電波が到達する範囲にあるかどうかを常時監視することができます。

iBeaconがiOSに統合されていることで、米エスティモート社のYouTube動画で提案されているような、設置したビーコンと連携するアプリの開発ができるようになりました。

以前は、米エスティモート社のYouTube動画で提案されているようなサービスを実現しようとした場合、設置に大規模な工事が必要で高額な専用端末と専門的なノウハウが必要でした。

しかし、iBeaconを使うことで、手軽に設置できる低コストのビーコンや広く普及したiOSデバイスとアプリのノウハウで、新しいサービスや体験を提供することができるのです。

iBeaconとは

iBeaconは電波を出すビーコン(Bluetooth Low Energy(BLE)端末)とiOS(iOS7以降)デバイス(iPhone・iPad・iPod)を組み合わせた技術です。できることはiOSデバイスがビーコンの電波が到達する範囲にあるかどうかを検出することです。逆に言えばそれだけしかできない技術です。

ですが、iBeaconをアプリが活用すれば、米エスティモート社のYouTube動画で提案されているようなサービスや体験が提供できるのです。もちろんそんなアプリを作成するには、iBeaconでできることとできないことを理解することが必要です。iBeaconができることを有効活用し、iBeaconができないこと補う、そんなアプリが必要になります。

iBeaconとは、ビーコンとiOSデバイスとアプリが組み合わさって実現する、新しい魅力的なサービスや体験を提供するための強力なプラットフォームなのです。

 


関連記事一覧

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

we love develop
アプリやシステムの開発を通じて、お客様のビジネスを成長させることが私たちのビジネスです。お気軽にお問い合わせください。
 お問い合せ

お電話でのお問い合わせはこちらから
TEL:03-5297-2871

メールマガジンの登録

キャパでは誰かに話したくなるようなIT小ネタを、週に一回メルマガで配信しています。
ぜひ購読してみませんか?
 購読する

記事カテゴリ記事カテゴリ

月別投稿記事

PAGE TOP