GoogleのSNS「Google +」が終了へ。苦戦するもまだ諦めない!


GoogleのSNSサービス「Google +」が、2019年8月に終了すると発表されました。終了の理由は、2018年に発覚した個人情報の流出が大きく影響しているようです。
検索エンジンで世界トップシェアを誇るGoogleですが、実はSNSサービスの開発に苦戦中。しかし諦めずに新たな挑戦を始めています。GoogleのSNSサービスと、企業に個人情報を流出されてしまったとき、自分でできる対策についてご紹介します。

GoogleのSNS「Google +(プラス)」が終了

終了理由は不具合と利用率の低さ

Googleは検索エンジンだけではなく、SNSの開発を行っているのもご存知でしょうか。現行のGoogleのSNS「Google +」がありますが、2019年8月に終了することが発表されました。サービスの提供自体は、同年4月で終了しています。
GoogleのSNSサービス提供終了の背景には、まず個人情報の不正流出があります。2018年3月、Google+には社外のエンジニアが、ユーザーの非公開データを閲覧できるという不具合がありました。
その不具合に気づいたのが2018年3月。3年もの間非公開データが閲覧できる状態になっており、最大で50万ユーザーもの情報が流出した可能性があるのです。

非公開データは、名前・アドレス・生年月日・性別など。Googleは「悪用の証拠はない」と発表していますが、ログを保存しているのは2週間のみなので過去の流出は確認できません。
この個人情報流出と利用率の低さがあり、Google +は2019年に終了となってしまいました。
しかし、終了するのは個人向けのGoogle +のみ。法人向けのGoogle +は「Currents(カレント)」に改称して継続しています。

Google +で何ができたの?

GoogleのSNSでは、投稿をシェアしたり友達を探したりすることができました。特徴的なのは“コミュニティ”で、自分の興味があるキーワードでコミュニティを作ったり、参加したりできました。
コミュニティと聞くと、30代前後の方は「ミクシィ」を思い出す方も多いのではないでしょうか?日本のSNSサービスとして人気があったMixiでも、コミュニティを介したやりとりが活発でした。
Google +にはAKBグループをはじめとするエンターテイメントや、TOYOTAなどの大手企業のアカウントもありました。そのため、ファンの方はGoogle +を使っていたかもしれません。

GoogleでもSNSの成功に苦戦中!歴史を振り返ってみる

SNSといえばTwitterやFacebook、Instagramが人気ですが、GoogleもずっとSNSサービスに挑戦し続けています。

・Dodgeball(2005年~2007年)
2005年にGoogleが買収したSNS「Dodgeball(ドッジボール)」は、携帯電話向けのサービス。近くにいるユーザーにテキストを送り、気軽に出会う目的でリリースされました。
しかし利用率が伸びず2007年に終了。買収によってGoogleに入社したDodgeballの創設者は、サービス終了とともに退職しています。

・Google Buss(2010年~2011年)
Gmailのオプション的な位置づけでリリースされたGoogle Buss(バズ)は、2010年から始まりました。当時盛り上がっていたTwitterに対抗するように作られたもので、“ツイート”に対抗して短い文章をつぶやける“バズ”という機能が特徴的でした。
しかしプロフィールに本名を登録したユーザーの情報が流出する事態が発生。2011年に終了しました。

・Orkut(2003年~2014年)
当時では珍しい実名制のSNS「Orkut(オーカット)」は、10年も続いたサービス。ブラジルとインドで非常に人気が高く、2010年頃には1億ユーザーを突破していました。人気があったものの、Googleは2011年からGoogle +プロジェクトを始動したため、終了となりました。

Googleの挑戦は続く!新SNS「Shoelace」始動

社内ツール「Area120」から生まれたSNSサービス

GoogleのSNSサービスは苦戦しているものの、まだ諦めません。Google +は終了するものの、すでに新しいSNSの運用が始まっています。
Googleの新しいSNS「Shoelace」は、日本語で靴紐を意味します。もともとはGoogleの社内ツールであった「Area 120」というサービスを元に開発されたShoelaceは、リアルな世界で人間関係を作り、新しい刺激を生み出すことを目的としています。
しかし、Shoelaceの概要は今までGoogleが開発してきたSNSと似ています。地図上に自分の予定を書き込んだりグループチャットで交流したりすることで、共通の趣味を持つ人を探すことができるというもの。
どうやらGoogleは、インターネット上で出会った人とリアルな人間関係を構築するという事に重きを置いているようです。
ShoelaceのベースとなっているArea 120は、実験的なプログラムとして一般向けの早期アクセスプログラムが開設されています。
参照:Area 120公式サイト
https://area120.google.com/

現在ニューヨークで試験運用中

Shoelaceはすでに公式サイトが開設されているものの、ニューヨーク市内で試験的な運用段階となっています。結果が良ければ全米に展開される予定であり、さらに好評なら各国にどんどん進出していくでしょう。
Shoelaceの公式サイトは若年層を意識したポップな仕様であり、当然ですがビジネスの雰囲気は全く感じません。“リアルで出会う”という点に抵抗を感じるユーザーも多いものですが、「GoogleのSNS」と聞くとなぜか安全な感じがしますね。
Shoelace 公式サイト:https://shoelace.nyc/

個人情報が流出するとどうなるの?自分でできることは?

企業側の情報流出は個人で防げない

Google +だけではなく、個人情報の漏洩は世界中で起きています。Googleのような有名企業の個人情報流出は大きく報道されますが、実は有名・無名に限らず企業の情報漏洩は連日のように起きています。
個人情報が流出する原因は、今回のGoogleのようにシステムの不具合もあれば、不正アクセスなど外部からの悪意ある攻撃もあります。個人としては企業を信用して個人情報を登録するので、自分では防ぎようがありません。
IT化が進みなんでもデータでやり取りされる現代では、個人も企業も個人情報に敏感になっています。今までも個人情報が漏洩すると信用を失墜することになり、多くの企業が謝罪をしたりサービスを停止したりして対策に追われています。

流出するとどうなるの?

ある日突然企業から「あなたの個人情報が流出しました」と連絡が来ても、どうすればいいかわからないものです。「流出したらどうしたらいいの?一体何をしたらいいの?」とパニックになってしまいますよね。
今回のGoogleでは、名前やメールアドレス、生年月日や性別が漏洩した可能性があります。これらの情報を悪用されると、なりすましなどが発生する恐れがあります。
個人情報は流出したからといって、すぐに被害が発生するとは限りません。最も多いとされる被害は、ハガキやダイレクトメールによる広告です。「最近迷惑メールが増えたな」という場合は、流出した個人情報が悪用されているかもしれません。
さらに個人情報が悪用されると、架空請求をされるケースもあります。急に覚えのない請求書が届き、「何これ!?」と慌ててしまう人も増えているのです。

困った時には相談窓口を利用する

ダイレクトメールや身に覚えのない請求書が来た場合、基本的には無視が一番です。相手は、「これはどういうことですか?」という個人からの連絡を待っているので、連絡してはいけません。
国民生活センターにも問い合わせが増えており、身に覚えがなければ連絡しないように注意喚起しています。
参照:国民生活センター「利用した覚えのない請求(架空請求)」が横行しています
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/twoshotto.html

しかし、「裁判所」や「債権」という文字があれば、どうしても不安になってしまいますよね。そんな時は1人で悩まず、専門機関へ相談するのがおすすめです。
警視庁ではサイバー犯罪窓口を設置していて、全国で相談することができます。電話やメールでも相談できますので、悩んでいる人はぜひ利用してみてください。
参照:都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧
https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

さらに警視庁では、インターネット安全・安心相談サイトを設置しています。事例の検索や被害防止策まで調べることができるので、近しい事例を調べることで解決策が見えるかもしれません。
参照:インターネット安全・安心相談
https://www.npa.go.jp/cybersafety/

インターネットが発達してきた現代では、個人情報にも注意しなければなりません。「おかしいな」と思ったら、早めに相談しておきましょう。

 

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