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ECサイトとは?導入のメリットや実際のECサイト事例を紹介

インターネットが普及したことで、オンラインショッピング(インターネット上で商品を購入すること)が盛んにおこなわれるようになりました。あなたは「ECサイト」という言葉を聞いたことがありませんか?今回はECサイトの概要と目的、実際のサービス例などを簡単にご説明したいと思います。読了目安は3分です。

ECサイトとは

ECサイトとはElectronic Commerce(エレクトロニック・コマース)サイトのことで「電子商取引」という意味です。パソコン、スマートフォンなどを使ってオンライン上で商品やサービスの購入を行う商取引を示します。国内の有名なECサイトにZOZOTOWN、楽天市場、Amazonなどがあります。誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?それらはモール型と呼ばれ複数のお店が出店するような形でそのECサイト運営会社の提供するシステムを使います。この場合店舗のWebページのベースとなるシステム構築や商品の決済はそのECサイト運営会社がおこなうため出店者は比較的簡単に出店しているお店の管理をすることができます。そして自社でECサイトを構築する自社サイト型というのは全く土台となるシステムが無いところから作る方法かECサイト構築のためのツールを使って作る方法があります。モール型のように雛形がない分自由にサイトを考えることができますが商品の決済やセキュリティーなどかかるパワーは多く必要になります。

ECサイトの目的

ECサイトの目的はインターネットを用いて商品をアプローチし販売することにより、利益を生み出すことです。最近ではインターネットと実店舗を組み合わせた活用方法も注目されています。Web購入によるサイズやイメージのギャップを物理的に解消する方法として購入はECサイトでおこなうが試着や商品を試すために実店舗を使うといったビジネスモデルがあります。例えば大手アパレルブランドGUは2018年9月5日に商品サンプルのみを陳列し、試着後商品はECサイトで購入する「GU STYLE STUDIO」をオープンしています。
GU STYLE STUDIO

ECサイト導入のメリット

ECサイト導入のメリットとして営業時間といった概念がないため「いつでも、どこでも、誰とでも」販売を行うことができ24時間利益を生み出せることが挙げられます。また店舗を持っている企業などの場合、お店では並べきれない、売り切れないようなシーズンオフなどの在庫を売るのにも効果的です。この現象はロングテールの法則と言って販売機会の少ない商品であっても幅広く扱うことによって少しずつ売れるため売上を底上げすることができるという理論です。なだらかに伸びるグラフの様子からからそのように呼ばれます。そしてECサイトは実店舗を持つのに比べて一般的なテナント料、人件費などの固定費が安くなるためコスパよく効果を見込めます。(テナント料の代わりにサイト運営のために費用はかかります。)

ECサイト導入のデメリット

ECサイト導入のデメリットとして商品イメージを正確に伝えることが難しい点が挙げられます。これは、やはり手にとって商品を選ぶことができるわけではないのでイメージとの不一致やサイズが合わないなどの問題が発生する可能性があります。そのような場合の返品、交換規定は事前にしっかり定める必要がありそうです。次に競合がたくさんいることです。国内のお店であれライバルは同じジャンルの販売店、または同じエリアの販売店に限りますがECサイトはインターネットによって世界中とつながっているためライバルが全世界にいます。他ではなく自社の商品を選んでもらうためにいかに差別化できるかが重要になります。そして配送の手間がかかることです。実店舗であれば商品を袋に入れるだけで済みますがオンラインでの買い物は注文を受けたら丁寧に商品を梱包し、発送しなければいけません。その分のコストと人員は予め確保しておきましょう。

ECサイト導入検討でやっておくべきこと

ECサイトを導入する場合一番初めに考えておくべきなのはまず
・どんなサイトにしたいのか
・モール型か自社サイト型か
・予算と運用までのスケジュール
の3つのポイントです。
サイトを作るにはコンテンツを決めなければ何も始まりません。何を売るのか、どんなコンセプトなのかなどははっきりさせておくと良いでしょう。次にモール型か自社サイト型かを明確にします。自社サイト型ならば自分たちで作れるのか、それとも開発を依頼するのかなどをしっかり調べる必要があります。予算やスケジュールはその2つによって大きく変わってきます。

ECサイト導入のポイント

ECサイトは実際に接客などで商品説明ができる実店舗に比べてサイズや商品イメージの一致また質問にすぐ対応することなどが難しいため、いかに細かく商品説明を記載したか、サイズや写真にこだわったかが大切なポイントとなります。またお店の内装によってお店ごとに全く異なるイメージを持つのと同じように色、フォント、画面デザインなどWebサイト内のデザインにこだわることも重要です。

ECサイト8選

【モール型】
・楽天
国内大手の総合通販サイト。書籍から食品、衣類、インテリア、保険、不動産など幅広いジャンルを扱っているのが特徴です。年に数回の楽天スーパーセールや独自の楽天ポイント付与を利用したお買い物マラソンなどの催しがあります。
楽天市場公式HP

・minne byGMOペパポ
手作り、クラフト雑貨に特化したハンドメイド通販サイトです。個人での販売登録も簡単にできるのが特徴です。作家登録している人はは2019年現在約54万人いるそうです。ドコモのキャリア決済を利用することでdポイントを貯めることができます。
minne

・BACE
「お母さんも使える」をコンセプトにした個人向けのネットショップ開設サイトです。ハンドメイドからセレクトショップ、プライベートブランドまで幅広いジャンルで使うことができます。出品の際初期費用、月額費用などが無料で利用することができます。(ただし決済時の手数用などがあります。)
BACE

・NOIN
すべての人に「ワクワクする毎日」を届けるというコンセプトのコスメショッピングアプリです。NOINでの購入商品は送料無料でデパートコスメなども割引で購入できます。メイクに関する動画コンテンツ配信などもおこなっています。
NOIN

・ZOZOTOWN
ファッションに特化した通販サイトです。ZOZOSUIT、ZOZOMATなどファッションテック(ファッション×テクノロジーをかけ合わせた技術の総称)を意識した事業も展開しています。ECサイト内ではツケ払いなど独自の後払い制度などもおこなっています。
ZOZOTOWN

【自社サイト型】
・fredperry
イギリスのストリートファッションブランド「fredperry」が運営する自社の日本公式ECサイトです。サイト上で予約をおこなうことで店舗での試着または自宅への取寄せなどのサービスが利用できます。
fredperry

・ニトリ
家具やインテリア用品を中心とした自社ブランドのECサイトです。ニトリは店舗を上手に利用していて商品を実際に見て購入はECサイトでおこなうことができます。多荷物になりがちな家具やインテリア用品購入時の悩みを解決してくれます。
ニトリ

・UNIQLO
大手アパレルブブランドUNIQLOのファッション通販サイトです。ECサイトで購入した商品の店舗受け取りをおこなうと送料が無料になることなどが特徴です。また自分でデザインをカスタマイズしてオリジナルTシャツなどが作れるサービスも展開しています。
UNIQLO

まとめ

インターネットの普及やファッションテックのようなテクノロジーとの融合、また個人によるECサイトでのショップ開設が一般的に行われることによりこれからECサイトの需要はさらに高まると思います。実際のお店を開店させるよりもモール型ECサイトなどへの出店でしたら手軽に始めることができるので、気になる方はまず腕試しにショップを開設してみてもいいかもしれません。誰もが自由に低いハードルで商品を売り買いできる時代がECサイトの発展によって実現したら素敵だと思いませんか?これからも様々な進化を続けるECサイト事業に目が離せません。

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