総務省が、スマートフォン利用におけるプライバシーポリシーを検証する報告書を発表
最近スマートフォンのアプリケーションに忍ばされた悪意のある設定により、プライバシーが意図せずしてwebの流出してしまうとの話が数多くあります。
こういった情報を鑑み、総務省が現状を正確に把握し、対策を検討するための報告書を発行しました。
近年、スマートフォンに蓄積された利用者情報が、不正なアプリによって外部送信される事例が発生しており、スマートフォンの安心・安全な利用環境を整備する必要性が高まっています。
(中略)
平成26年度、総務省は、アプリにおける利用者情報の適切な取扱いに関して、プライバシーポリシーの作成・掲載に係る実態調査を行うとともに、第三者検証に係る実証実験を行いました。
中身を見ると、プライバシーポリシーの作成状況などのデータが有りますが、まだまだプライバシーポリシーがきちんと整備されているアプリは少ないようです。
開発者のホームーページには記載されていてもおかしくないのですが、そこでも3分の1以下。壊滅的な状況と言わざるを得ません。
また、プライバシーポリシーの項目についても検証データがあり、重要な項目についての比較情報が掲載されています。
企業が個人情報を扱う際、プライバシーについては十分な配慮が必要なことは言うまでもないですが、こういったレポートを参考にして作成することも検討して良いのではと思います。