Apple Watchは右腕と左腕どちらにつけるか問題について。
Apple WatchでSUICA等の電子マネーが利用可能になったのは、今から2年前の2016年9月に発売されたApple Watch Series 2(※3世代目)からです。
(※現Apple Watchは4世代目のSeries 3です。)
同じく2016年9月に発売されたiPhone 7がiPhone初のSUICA搭載となったこととあわせてのことでした。
SUICA機能は厳密に言えばそれはApple独自の電子マネー決済サービスである「Apple Pay」の一部の機能です。
Apple Payそのものは約4年前の2014年にリリースされ、アメリカではiPhone 6から利用できるようになっていましたが、日本ではApple Payの導入は見送られていました。
というのもiPhoneがApple Payで採用していた近距離無線通信(NFC)システムはType A/Bと呼ばれるもので、日本のSUICAなどで普及しているTypeF(通称:Felica)と呼ばれる方式には対応してなかったからです。
というわけで、当初日本ではApple Payが使えなかったのですが、iPhone 7、Apple Watch Series 2以降は、日本で発売する端末のみFelicaも搭載するようになったことでApple Payがようやく利用可能になったのでした。
さて、日本の多くのAppleマニアが待ち望んでいたiPhoneおよびApple WatchのSUICA搭載ですが、そこである1つの問題が持ち上がりました。
Apple Watchは、右腕につけるべきか左腕につけるべきか?
みなさんご存知の通り、駅の改札では必ず「右側」にSUICAのセンサーがあります。
しかし左腕に腕時計をする人が圧倒的に多く、改札を通る時に左腕にしているApple Watchをセンサーに近づけるためには、身をよじらなければいけいないのでないか?
といった心配事が持ち上がりました。
確かに身をよじらねければいけません!(経験者談)
毎回、改札を通るごとに身をよじらなければいけないのです。
じゃ、やっぱりApple Watchは右腕につけた方が良いのでは?
と筆者は思ったわけですが、冷静に1日の行動を振り返ったところ、
最近は駅のキヨスクはもとより、コンビニ、飲食店などあらゆるところでSUICA決済が普及しています。
実は改札以外では、決済端末が左側に置いてあることも多く、例えばセブンイレブン、ファミリーマートは左側に端末があります。
ドトールなどチェーン系のカフェも左側に置いてあることが多いです。スーパーでも左側にレジがあることがが多いです。
というわけで、日常生活では左側に端末が置かれていることが圧倒的に多く、やはりApple Watchは左腕のままで良いという結論になりました。
でもやっぱり、駅の改札で身をよじるという行動は、あまりかっこよくない気がしてます。
(Photo by Tim Foster on Unsplash)
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