1. TOP
  2. ブログ
  3. Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載?買った方がいい人の特徴とは

Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載?買った方がいい人の特徴とは

自分の血圧、気にしていますか?
高血圧には自覚症状がないので、日本では約6割の人が放置しているともいわれています。(*1)もし、健康診断以外にも血圧を測る機会が定期的にあれば、もっと多くの人が高血圧に気づき、早期治療につなげることができるのではないでしょうか。

そこで今回は「Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載される?」というニュースについて解説していきます。
Apple Watchで不整脈の早期発見ができたという事実もあり、毎日身につけるウェアラブルデバイスで血圧測定ができれば、病気の早期発見につながることは間違いないでしょう。(*2)
期待が高まるApple Watchのヘルスケア新機能について、こちらから見ていきましょう。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります

①Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載されるニュースの根拠がわかる
②血圧測定機能を使った方がいい人の特徴がわかる
③Apple Watchで今使えるヘルスケア機能と、搭載が期待できる機能がわかる

Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載されるって本当?

まず最初に、血圧測定機能搭載の情報がどこから出たのか、根拠はあるのかについて見ていきましょう。

メディアが報じた内容は?

2021年9月1日に日系の英文メディア「日経アジア」が「新しいApple Watchには血圧測定機能が搭載される可能性がある」「そのため生産が遅れている」と報道しました。(*3)

Appleの公式発表ではないものの、大手マスコミの記事であることに加え、Apple Watchにはすでに心拍の測定機能が搭載されています。「もしかして本当なのでは?」と期待が高まりますよね。
ですが、その情報を否定する人が現れました。

著名なリーカーは否定

血圧測定機能の搭載を否定したのは、アメリカの通信社ブルームバーグの記者、マーク・ガーマン氏です。
ガーマン氏は知る人ぞ知るAppleのリーカー(未発表の情報を仕入れて流す人)で、これまでのところ約89%もの的中率を誇っています。(*4)

ガーマン氏はツイッターで、「日経アジアが血圧測定機能を搭載予定って報道してたけど、どう思う?」とのリプライに対し、「ない」とコメントを返しました。(*5)
しかし、Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載されないとしても、将来的には搭載されるだろうと期待できる情報があります。

将来的な搭載が期待できる理由は?

Appleがロックリー・フォトニクス(光学技術メーカー)と継続的な契約を結んだというニュースがあります。(*6)イギリスに本社のあるロックリーは、非侵襲的光学センサー(体を傷つけずに測定できる光学センサー)を開発している会社です。

体温、血圧、血糖値などを測定できる腕時計型のデバイスを開発中のロックリーがAppleに協力すれば、「血圧測定ができるApple Watch」実現の可能性は大いに高まるといえるでしょう。

血圧測定機能を使った方がいい人の特徴とは

ところで、Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載されたとしたら、使った方がいい人ってどんな人でしょうか?
ここからは、血圧測定機能がメリットになる人の特徴を見ていきましょう。

高血圧になりやすい特徴を持っている人

日常的に血圧測定機能を使った方がいい人は、高血圧になりやすい人です。
高血圧になりやすい人には、こんな特徴があります。

・日ごろから塩分をとりすぎている人
・内臓脂肪型肥満の人
・両親が高血圧の人
・慢性的なストレス状態にある人

塩分の摂取量は、1日6g以下が推奨されています。ついついごはんが進む濃い味のものは、比較的塩分が高めなので、バランスを取りながら控えていきましょう。
ほかにも、メタボやストレス、遺伝など、高血圧にはさまざまな原因があります。生活のバランスを意識して、自分でできるヘルスケアを心がけていきましょう。

仮面高血圧の可能性がある人

早期発見が難しい高血圧の種類に「仮面高血圧」があります。(*7)仮面高血圧は、早朝や夜間などの時間帯によって血圧が上昇するものの、それ以外の時間帯は平常値に戻るため、異常を発見しづらいのが特徴です。

仮面性高血圧の原因には、アルコールや喫煙、職場でのストレスなどがあります。仮面高血圧が疑われた場合、24時間の血圧を測り、血圧の変化をチェックする必要があります。
Apple Watch Series 7に血圧測定機能が搭載されるとしたら、自覚症状のない仮面高血圧の早期発見に役立つことは間違いないでしょう。

Apple Watchで今すぐ使えるヘルスケア機能とは

さてここからは、現行のApple Watch Series 6で使えるヘルスケア機能について見ていきましょう。

心拍数の表示

Apple Watch Series 6では、心拍数の表示ができます。(*8)
普段から心拍数を記録していると、不規則な心拍がみられた場合や、低心肺機能が疑われる場合に通知が入り、自覚を促してくれます。

心臓や肺の疾患も、自覚症状が少ない場合があります。特に心拍は「年に一度の健康診断でしか測ったことがない」という人も多いのではないでしょうか。
自分で気づきにくい症状だからこそ、毎日身に着けるウェアラブルデバイスが見守ってくれると安心できそうです。

血中酸素レベルの測定

Apple Watch Series 6には、「血中酸素ウェルネス」機能があります。
血中酸素ウェルネスでは、Apple Watch Series 6の本体に取り付けられた光学式心拍センサーの働きにより、手首の血管にLED光を照射し、血中酸素の濃度を測ります。

血中酸素のレベルに異常がある場合、肺炎などの呼吸器系の疾患が疑われます。「息切れやめまいで調子が悪いけど、なにが原因かわからない」というときには、Apple Watchで血中酸素レベルをチェックしましょう。
「血中酸素ウェルネス」で酸素濃度が下がっていることがわかれば、迷いなく呼吸器科に行く、というスピーディーな判断ができるかもしれません。

ただし、あくまでも「ウェルネス機器」ということで、医療機器ではないことに注意しましょう。

心電図の記録

Apple Watch Series 6では、心電図が記録できます。(*9)
心電図で発見できる症状として不整脈がありますが、放っておくと命のリスクが高まる症状のひとつです。早ければ30代でもみられる場合があり、早期発見に越したことはありません。

「ちょっと胸のあたりがおかしいな」と思ったら、Apple Watchを操作して心電図を記録してみましょう。データを受け入れてくれる病院にかかり、症状を詳しく相談することで、将来的な健康管理につながることが期待できます。

まとめ

Apple Watch Series 7への血圧測定機能の搭載は難しいかもしれませんが、今後の実現に向けて、あと一歩といえるでしょう。
毎日身に着けるデバイスで健康状態が把握できるようになれば、病気の早期発見はもちろん、運動不足や睡眠不足に気づくきっかけにもなります。

新しい生活様式への移行が提言され、慣れない生活に変わりゆく今だからこそ、自己管理を助けてくれる新しいデバイスを使ってみてはいかがでしょうか。
2021年秋のAppleイベントは9月15日です。(*10)新製品の発表を楽しみに待ちたいですね。

大手ゼネコンBIM活用事例と 建設業界のDXについてまとめた ホワイトペーパー配布中!

❶大手ゼネコンのBIM活用事例
❷BIMを活かすためのツール紹介
❸DXレポートについて
❹建設業界におけるDX


▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

*1 オムロン「“サイレントキラー”高血圧について知ろう~脳・心血管疾患を防ぐために~」
https://www.healthcare.omron.co.jp/zeroevents/bloodpressureknow/know.html
*2 Forbes JAPAN「アップルウォッチの心電図と血中酸素ウェルネス 医師が語るその真価」
https://forbesjapan.com/articles/detail/40443
*3 Engadget 日本版「Apple Watch Series 7(仮)は血圧測定機能が追加?しかし生産遅れのうわさ」
https://japanese.engadget.com/apple-watch-series7-may-delay-052051265.html
*4  iPhone Mania「AirPods(第3世代)は9月に発売か〜予想的中率89.1%の記者の情報」
https://iphone-mania.jp/news-386510/
*5 ギズモードジャパン「Apple Watch Series 7(仮)に血圧測定機能はあるのか! ないのか!」
https://www.gizmodo.jp/2021/09/apple-watch-series-7-blood-pressure-monitoring.html
*6 TechCrunch Japan「アップルのサプライヤー、英スタートアップRockley Photonicsが採血なしで血糖値を測定できる非侵襲センサーシステム発表」
https://jp.techcrunch.com/2021/07/16/non-invasive-glucose-monitor-applewatch/
*7 武田薬品工業「朝日がのぼると血圧も上がる!?「早朝高血圧」」
https://www.takeda.co.jp/patients/hypertension/qa602.html
*8 Apple Watchユーザガイド「Apple Watchで心拍数を確認する」
https://support.apple.com/ja-jp/guide/watch/apda88aefe4c/watchos
*9 Appleサポート「Apple Watch Series 6 の血中酸素ウェルネス App で、血中に取り込まれた酸素のレベルを測定する」
https://support.apple.com/ja-jp/HT211851
*10 Apple「Apple Event」
https://www.apple.com/jp/apple-events/

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP