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Google Kubernetes Engineの有用性とは?その仕組みから解説

デジタルトランスフォーメーション(DX)の浸透が進むとともに、必要とされているのが効率的なアプリ開発環境です。少人数のエンジニアでも、優れたサービスを開発できるようになれば、企業のICT活用やサービス展開のスピードを活性化できます。

今回は、そんなエンジニアの開発を支援するソリューションであるGoogle Kubernetes Engineについて、ご紹介します。

①Google Kubernetes Engineとは
②Kubernetesについて
③GKEの仕組み
④GKEの強み
⑤GKEの活用を促進する主なソリューション

Google Kubernetes Engineとは

Google Kubernetes Engineは、Kubernetesと呼ばれるオープンプラットフォームのマネジメントに活躍する、Googleが提供するサービスです。Google Cloudを経由して活用することができ、開発環境のクラウド化と業務効率化に役立ってくれます。

通称GKEとも呼ばれる本サービスを活用することにより、規模の大きな分散環境であっても、大量のエンジニアを必要とすることなく、最小限のリソースで効率的な管理を実現可能です。

コンテナの役割

GKEの役割を理解する上で重要なのが、コンテナの存在です。コンテナは、アプリの起動に必要なアプリ本体やライブラリ、そして設定ファイルといったものをひとまとめにしています。

通常、アプリの実行の際には仮想マシン(VM)を用意する必要がありますが、コンテナを活用することで、ハードウェアの負担を抑えられるという仕組みを備えています。GKEは、そんなコンテナを用いたシステムの管理に適したプラットフォームとなっています。

Kubernetesについて

GKEの仕組みを理解する手助けとなるのが、Kubernetesです。これは限りあるCPUやメモリのリソースの有効活用を促すソリューションの一種で、ハードウェアを抽象化することで、データサーバを丸ごと一つのリソースとして運用することを実現できます。

サーバーを単体毎に扱う必要がなくなるため、エンジニアはリソース配分を考えることなく自由に開発を進められます。

GKEの仕組み

続いて、GKEがどのような仕組みで用いられているのかについて、もう少し具体的に内容を見ていきましょう。

Googleが中核を管理

GKEはGoogleが提供しているサービスであるということもあり、基本的に中核部分はGoogleの管理下にあります。いわゆるMasterと呼ばれる部分ですが、Googleがフルマネージドで提供することにより、ユーザー側の構築や運用に伴う負担を小さく抑えることに成功しています。

これまでKubernetesの運用に対してハードルの高さを感じていた人も、 GKEの導入で円滑に進められるようになるというわけです。

頻繁な自動アップデート

また、GKEは定期的なソフトウェアアップデートを自動で行うため、ユーザーがわざわざアップデータを手動で行わなければいけない手間もかかりません。

Kubernetesはオープンソースであるとともに、現在も開発が続けられているサービスです。そのため定期的にアップデートが行われるため、ユーザーもバージョンを最新の状態に合わせる必要があるのですが、GKEがあればそんな負担も解消してくれるメリットがあります。

GKEの強み

ここで、GKEが特徴としている強みについても確認しておきましょう。注目したいのは、以下の三つのメリットです。

運用負荷が小さい

一つ目のメリットは、運用負荷が小さいという点です。GKEはアプリケーションをコンテナとして運用できる能力を備えているので、ハードに必要最低限の負荷をかけるだけで起動ができます。そのため、これまでハードウェアのキャパシティに問題があった場合には、GKEの実装がそのままソリューションとなる可能性もあるでしょう。

また、Google Cloud が提供する高度なクラスタ管理機能を活用することで、クラウドそのものにかかる負荷も軽減することができます。クラウド運用に難を抱えていた場合にも、GKEは活躍します。

汎用性が高い

二つ目に、汎用性の高さを持っている点です。元々Kubernetesがオープンソースのサービスということもありさまざまなアプリケーションの開発に対して適用できるため、動作環境を選ぶケースは非常に少ないのが強みです。

また、サーバレスで動作するサービスであるため、統合の実現にも役立つメリットを持っています。

高度なセキュリティ環境を有している

GKEの運用は、セキュリティを強化する上でも有効です。後ほどご紹介するGKE特化のセキュリティソリューションを導入することで、コンテナの分離や多層化を実現し、不正アクセスのリスクなどを最小限に抑えます。

パフォーマンス向上とセキュリティ強化を検討している場合、GKEの運用は最適な選択肢と言えるでしょう。

GKEの活用を促進する主なソリューション

最後に、GKEの運用をさらに効果的なものにしてくれるソリューションについてもご紹介します。

GKE Sandbox

GKE Sandboxは、GKEで用いるコンテナを分離することで、セキュリティ強化やパフォーマンスの改善を促すサービスです。GKE上でコンテナ化されたワークロード間に追加の防御レイヤを提供し、速度とパフォーマンスを維持しながらも、外部からのアクセスを困難にしてくれます。

通常、セキュリティを高度にすると、システムそのものの複雑化を招き、日々の運用負担を高めてしまうことにもなりかねません。GKE Sandboxがあれば、そのようなトレードオフを回避しながら、セキュリティレベルを高められます。

公式サイト:https://cloud.google.com/kubernetes-engine/sandbox?hl=ja

Anthos

Anthosはオンプレミス、エッジ、複数のパブリッククラウドにまたがるインフラストラクチャと、アプリケーションの管理を統合できるサービスです。複数環境をひとまとめにして扱えるため、場所を選ばず柔軟にアプリ開発を進められます。

導入企業によっては3 年以内に投資収益率が最大 4.8 倍になるなどの調査結果も出てきているなど、非常に注目度の高いサービスとなっています*1。

公式サイト:https://cloud.google.com/anthos?hl=ja

おわりに

今回は、Googleが提供するKubernetes運用効率化のためのサービスである、GKEについてご紹介しました。

開発環境の改善は、今後ますます高度になっていくアプリ開発やDXの実装に乗り遅れないためにも、多くの会社が取り組んでいる課題です。GKEなどの便利なサービスを有効活用し、社内システム環境の刷新を図りましょう。

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*1 Google「Anthos | Forrester の総合的経済効果レポート」
https://cloud.google.com/anthos/forrester-tei-report?hl=ja

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