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VRで何が出来る?GoogleのVR「Daydream」はスマホにも対応

2016年にはVR元年といわれ、多くの製品やサービスが世に生まれだしています。これは、最大手のIT企業などでも見られる傾向であり、かの有名なGoogleもそのひとつです。今回は、このGoogleが開発した「Daydream」についてみていきましょう。日本でも2017年12月13日に発売されていますが、果たしてどんな使い道があるのでしょうか。

 

 

GoogleのVR「Daydream」の特徴は?

 

「Daydream」を発売といっていますが、「Daydream」はVRが見れるヘッドフォンやディバイスではありません。AndroidスマートフォンでVRを実現するために開発されたプラットフォームのことを指します。「Daydream」では特定のハードウェアやアプリケーションが必要なわけではありません。OSやスマートフォン、アプリケーションなどをVR環境のために最適化することを目的とした開発されました。対応しているスマートフォンは限定されていますが、「Daydream」が要求するスペックを有したスマートフォンからアクセスすると、最適化されたVR技術を扱うことが出来ます。この要求を満たしたスマートフォンを「DaydreamReady」と呼び、VR体験の品質が保証されているのです。

 

 

「Daydream」を使う上で必要なものとは

 

「Daydream」で高品質なVR体験をするためには2つのものが必要になります。1つが「DaydreamReady」として承認されたAndroidスマートフォン。もう1つが、VR映像を見るためのVRヘッドセット「Daydream View」です。対応しているAndroidスマートフォンは以下の通り。

 

メーカー  機種名  日本での取り扱い
LG V30

V30+

 Docomo
Motorola  Moto Z

Moto Z Force

Moto Z2 Force

(SIMフリー)
Huawei  Mate 9 Pro

Porsche Design Mate 9

国内取り扱い無
ZTE  Axon 7  (SIMフリー)
ASUS ZenFone AR (SIMフリー)
Samsung Galaxy S8
Galaxy S8 plusGalaxy Note 8
 Docomo
au
Google Pixel・Pixel XL
Pixel 2・Pixel 2 XL
 国内取り扱い無

 

国内で取り扱っていない商品もいくつかあるため、注意が必要です。日本では、Androidスマートフォンよりも、iPhoneの普及率が高いため、この中で手元にある可能性が高い機種は、Samsungの「Galaxy」シリーズではないでしょうか。もし、知り合いや友達に持っている人が借りてみるのもいいかもしれません。
VRヘッドセット「Daydream View」は、Googleの公式オンラインストアである「Google Store」で予約・購入が可能です。「Daydream View」は2106年に発売されていましたが、日本では、2017年12月13日に解禁されました。この時間のずれは、コンテンツパートナーなどの選定に時間がかかったためと説明されています。「Daydream View」は2016年版と2017年版がありますが、日本で発売されているのは当然、2017年版です。圧倒的なクオリティを提供する「Daydream」を体験してみましょう。

 

 

「Daydream」でGoogleは何を狙っているのか

 

「Daydream」の発表は、関係会社や業界に大きな影響を与えました。GoogleがAndroidスマートフォンに次いで、VR市場でも積極的に活動していくことが明らかになったためです。すでに、NetflixやHuluなどの映像系メディアや、ニューヨーク・タイムズ、CNNなどのニュース系メディアと手を組み、「Daydream」向けのコンテンツの開発に成功しています。他の製品や環境と比べても、「Daydream」のコンテンツは豊富といえ、ユーザーの満足度や期待は高まる一方となっています。今後も、GoogleはVR市場で主導権を握っていきそうです。

新しい技術や体験には旬があり、今この時の感動を手に入れなければ逃してしまいます。VR技術やそのコンテンツもまさにそうした、新しいもののひとつといえるでしょう。ぜひ、「Daydream」の環境を整え、大きな刺激を与えてみてください。「Daydream」は、大きな感動を与えてくれるプラットフォームとして、VR市場に大きな影響を与えています。

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