差が出る裏ワザ!覚えておきたいGoogleカレンダーの使い方
スケジュール管理は、今や現代人には欠かせない嗜みの一つとなっており、多くの人はスマホやPCで管理することが増えてきています。一昔前であれば手帳などを手元に忍ばせておくのが当たり前でしたが、多くの人がスケジュール管理のデジタル化を受け入れているのが現状です。
中でも、Googleが提供している「Googleカレンダー」の利便性は高く、まだまだ知られていない機能もあります。今回は、そんなGoogleカレンダーをより効果的に活用するための、基本機能から差が出る裏ワザまで、手広くご紹介します。
①Googleカレンダーの基本的な機能
②Googleカレンダーの便利な機能
③Googleカレンダーの差が出る裏ワザ
Googleカレンダーの基本的な機能
まずは、Googleカレンダーの基本的な機能からご紹介します。同サービスを使う上では欠かせない機能の数々ですが、うまく活用できていないものがあればこれを機会に確認しておきましょう。
アプリでもブラウザでも利用可能
Googleカレンダーは、PCからでもスマホからでも利用ができるクラウドサービスであるため、ハードウェアにデータが依存する心配がないのが特徴です。紙のスケジュール帳はどうしても忘れてしまったりすることで、予定の管理ができなくなる懸念がある一方、Googleカレンダーは違います。
記入内容は常に更新されているので、必要に応じて好きなデバイスから予定を確認したり、編集したりできます。
ドラッグ&ドロップで簡単日程調整
Googleカレンダーでは、登録していたスケジュールをドラッグ&ドロップで簡単に調整が可能です。カレンダーに記入した予定をドラッグして、別予定日へ運ぶだけでリスケを行えます。
何度も作成し直したり、紙のスケジュール帳のようにリスケだらけで別の予定が書き込めない、というアクシデントも回避できます。
予定共有をGoogleアカウントで簡単に
自身の予定は、Googleアカウントを通じて他のユーザーにも簡単に共有ができます。Googleカレンダーの共有相手を指定すれば、彼らへ自身の予定を同じカレンダー状に表示できます。
何度も予定確認のために質問を投げる必要がなくなり、ダブルブッキングなどのトラブルを回避することもできるため、業務効率化にも貢献します。
Googleカレンダーの便利な機能
ここから、覚えておくと便利なGoogleカレンダーの機能について、ご紹介します。基本機能と合わせて活用し、より効率的なスケジュール管理を実現しましょう。
多様なショートカットキー
Googleカレンダーは、ショートカットキーを入力することでキー入力などの手間を削減することができます。
例えば[c]は新しい予定の作成に使えますし、[t]は現在の日付に移動して、カレンダーを元に戻す手間を削減します。[d]はカレンダーを日別に表示、[w]は週別に表示、[m]は月別の表示が可能です。これらの他にもショートカットキーは存在し、ワンタップで指定の画面へと遷移したりすることができるため、Googleカレンダーの運用効率を高められます。
予定時刻の自動入力機能
Googleカレンダーは時刻の入力も、半自動で行なってくれもらえます。通常の時刻入力は、時計のダイヤルを設定して記入する必要があり、場合によっては面倒を伴います。そんな時は、日付セルをクリックして表示される入力画面へ時間を記入すれば、その時間の場所へ予定を差し込んでくれます。
時刻をテンキーで入力したり、タップで入力するのが面倒な際には、直接時刻を書き込んでしまうのが便利です。
プッシュ通知機能
Googleカレンダーに登録した予定は、通知機能によってリマインダーを設定することができます。あらかじめ予定の時刻が近づいた際にリマインダーが表示されるよう設定しておけば、プッシュ通知やポップアップで予定の存在を知らせてくれます。予定をすっぽ抜かしてしまう、遅行してしまうという方は、ぜひ設定しておきましょう。
Googleカレンダーの差が出る裏ワザ
ここからは、Googleカレンダーの効率をさらに高められる、便利な裏ワザをご紹介します。あまりメジャーではありませんが、設定しておくことで多くのメリットを受けられます。知っておいて損はないでしょう。
天気情報や記念日の追加
Googleカレンダーの特殊機能として、天気情報や記念日を予定に書き込めるという点が挙げられます。その日のリアルタイムの天気情報を予定表に書き込めるので、どんな用意が必要か、どんなスケジュールがいいのかを改めて確認できます。また、祝日やオリジナルの記念日も特殊な予定として差し込めるので、仕事の用事とは別個にリマインドをかけたりするのにも役立ちます。
Labs
Googleカレンダーの特徴的な機能として、Labsと呼ばれる機能を扱える点があげられます。例えば次の予定までの時間をカウントダウン形式で表示してくれる機能や、サイドバーに世界時計を表示する機能、すでに予定が入っている時間帯に出席依頼が届いた予定を自動的にキャンセルしてくれる機能など、痒い所に手が届く仕様です。
あるいは通常の通知よりも少し控えめなプッシュ通知など、細かなユーザーニーズにもこたえてくれるのがポイントです。
Googleアシスタント
Googleカレンダーは、Googleのその他のサービスとも優れた互換性を発揮します。注目したいのが、Googleアシスタントを使ったカレンダー機能です。Googleアシスタントへ話しかけることで、Googleカレンダーの予定確認や予定の追加、その他さまざまな機能を活用できます。
便利なのは、スマホやPCに限らずさまざまなデバイスから呼びかけて、カレンダーを利用できる点です。テレビやスピーカー、スマートディスプレイからGoogleアシスタントを利用し、スケジュール管理が行えます*1。
Google Chromeの拡張機能
Googleカレンダーは、ブラウザであるGoogle Chromeの拡張機能によって、便利な使い勝手を実現することもできます。わざわざGoogleカレンダーを展開しなくても、サイドバー周辺に予定を通知したり、カウントダウンを表示したりという機能を付与できるので、シームレスな使用感を実現します。
おわりに
今回は、Googleカレンダーの効果的な使い方についてご紹介しました。Googleカレンダーは共有機能に優れているだけでなく、Googleアシスタントを活用してどこからでも日程調整ができるなどの利便性を備えています。Googleカレンダーを使いこなして、ミスのないスケジュール管理を実現しましょう。
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*1 Google「カレンダーの予定を作成する、スケジュールを確認する」
https://support.google.com/assistant/answer/7678386?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DAndroid