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子供やシニアにも!!「Apple watchOS 9」の新機能まとめ

米Appleが6月6日(現地時間)WWDC 2022にて発表した「watchOS 9」。皆さんは新機能をチェックしましたか?より充実したワークアウトや睡眠アプリ、新しく「服薬」アプリも登場したりと、これまで以上に私たちの健康を支えてくれそうです。

今回の記事では、2022年秋からフリーアップデートとして提供されるApple Watch用OS「watchOS 9」の新機能についてご紹介していきます。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
①Apple watchOS 9の対応モデル
②Apple watchOS 9の新機能
③新しく発表された4つの文字盤

Apple watchOS 9に対応するモデルは?

watchOS 9は以下のモデルに対応します。(※1)
・Apple Watch Series 4
・Apple Watch Series 5
・Apple Watch SE
・Apple Watch Series 6
・Apple Watch Series 7

また、Apple watchOS 9 を利用するには、iOS16以降を搭載したiPhone8以降も必要となります。
(iPhone6s、初代SE、iPhone7は互換性がありません。)

今回、ついにApple Watch Series 3がサポート対象外となりました。
しかし、Series 3は現在でもエントリーモデルとして公式HPに残り続けている現役モデルです。
せっかくApple Watchを買うなら、最新のOSで使用したいですよね。なので、これからApple Watch新規購入を考えている方はSeries 3の購入を控えた方が良いと思われます。
私自身もそうでしたが、Apple Watchを購入する際に次のOSの互換性を確認する方はあまり多くは無いと思います。もし、皆さんの周りに新しくApple Watchを購入しようとしている方がいましたら、次のOSの互換性を知らない方もいるかもしれないので是非教えてあげて下さい。

watchOS 9主な新機能は?

より充実したワークアウト

ほとんどのApple Watchユーザーが「ワークアウト」アプリを一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
今回のwatchOS 9ではワークアウトの強化がなされ、今まで以上にパフォーマンスをより精密に計測することが可能になります。

これまでは、各ワークアウト中に表示することのできる指標は5つまで選択可能でした。

watchOS 9以前で、各ワークアウトの指標を選択するやり方はこちらです。(※2)
1.iPhoneでWatch Appを開きます。
2.「マイウォッチ」タブをタップして、「ワークアウト」>「ワークアウト表示」をタップします。
3.ワークアウトを選択し、「編集」をタップします。
4.どの指標を測定対象にするかを変更します。
・指標を削除するには、その横にあるマイナス記号のボタンをタップし、「削除」をタップします。
・指標を追加するには、その横にあるプラス記号のボタンをタップします。

しかしwatchOS 9では、Apple watchの側面についているDigital Crownを回すことによって読みやすいワークアウト表示を切り替え、様々な指標を確認することが出来ます。
アクティビティリング、ランニングパワー、心拍数範囲など新しい測定値がディスプレイに次々と表示されます。(※1)

ランニングの場合は、「歩幅の長さ」「接地時間」「上下動」などのwatchOS 9から登場した新しい指標が表示可能になり、これらの「ランニングフォーム指標」によってユーザーがどれだけ効率的に走れているかを確認することが出来ます。
また、よく走るルートは自動的に保存され、前回の記録や自己ベストと比較しながら走ることも可能になったので、ランニングが毎日の習慣になっている人にとってはうれしい機能ですよね。

新しく追加された指標について少しご紹介します。

ランニングパワー

これは名前の通り、ランニング中に出力されるパワーを瞬間的に計測してくれる機能です。この機能によって自分の走りが安定しているか、一目で分かるようになります。(※1)

心拍数範囲

ワークアウト中の心拍数範囲は、健康データをもとに自動的に計算されることも、手動でも設定できます。
もし特定の心拍数の範囲でランニングをするとき、設定した心拍数よりも下回ってしまった場合はアラートが教えてくれます。(※1)

新登場!「服薬」アプリ

今までにない、iPhoneのヘルスケアアプリと連動する「服薬」アプリが発表されました。
このアプリでは、定期的に服用が必要な薬やサプリメントの通知を受け取ることや、時々服用する可能性のある薬の記録を行うことが可能です。(※3)
持病の為に薬を服用している方だけでなく、最近は健康や美容の為に服用しているという方も増えてきているので、多くの方にとって嬉しい新機能ではないでしょうか。

このアプリでは、まず自分が服用する薬をApple Watchに登録する必要があります。iPhoneのヘルスケアアプリケーションで、薬の名前をタイプし始めると候補が表示されたり、iPhoneのカメラで薬のラベルをスキャンして登録することも可能です。(※3)
そのため1種類ではなく複数の薬を服用している方や、スマホの操作が得意ではない方も簡単に登録が出来そうですね。

また米国のユーザーは、複数の薬を服用する際の、薬の相互作用についての通知を受け取ることができます。
重大な相互作用がある場合は、新しく薬を追加する際に「極めて重度」「重度」「中等度」というような通知が届きます。さらに、薬同士ではなくアルコールなどの要因による相互作用についても確認できるそうです。(※3)
ドラッグストアなどで薬を買う場合、相互作用まで考えることは難しいかと思われるので、こういった機能があれば安心して薬を服用することが出来ますね。

情報が増えた「睡眠」記録

すでにApple Watchの睡眠アプリでは、就寝時に睡眠を記録することが出来ます。
watchOS 9では、新たに「睡眠ステージ」によって睡眠の質をより詳しく理解できるようになります。
加速度センサーと心拍数センサーからの信号を使い、「レム睡眠」「コア睡眠」「深い睡眠」のどのステージにいるかを感知します。これらの情報は、iPhoneのヘルスケアアプリケーションで呼吸数や心拍数などと共に、より詳しくチェックすることも可能です。(※3)

他にも便利な新機能

家族で使える!ファミリー共有設定

たとえ、お子さんがiPhoneを持っていなくても、親のiPhoneと連携することによりApple Watchを使用することが可能です。(※1)
そして今までは制限されていた、お子さんが利用可能なサービスも増えました。
・Podcastアプリへのアクセス
・ホームアプリのメンバーとしてお子さんを招待し、スマートホームアクセサリの操作

クイックアクション

ピンチ(人差し指と親指でつまむ動作)2回でワークアウトの開始や、写真のシャッターを切ることが出来ます。
またApple Watch Series 6以降であれば、ミラーリング機能を利用してApple Watchの画面をiPhoneに映し出しスイッチコントロール操作も可能です。(※1)

通知を控えめに

今まではフルスクリーンに通知が表示されていましたが、Apple Watch使用時はiPhoneのように目立たないバナー表示になります。(※1)通知に邪魔されることが無くなるのは誰にとっても嬉しいですよね。
手首を下げているときは、フルスクリーンで通知が届きます。

カレンダー作成が可能

Apple Watchだけで、新しいイベントを作成できるようになります。(※1)

ついに日本語も!

Apple Watch Series 7では、キーボードで日本語も使用できるようになります。(※1)
【新たに追加された対応言語】
・日本語
・ドイツ語
・イタリア語
・ポルトガル語
・スペイン語

新しい文字盤はどんなデザイン?

watchOS 9では、4つの文字盤が新しく追加されました。(※1)
それぞれを簡単にご紹介します。

① アストロノミー文字盤
世界中の現在の雲量が表示され、Apple Watch Series 7のような大きなディスプレイの魅力を引き出します。

② ルナー文字盤
月の満ち欠けで暦を表示します。中国歴、イスラム歴、ヘブライ歴の3種に対応します。

③ プレイタイム文字盤
アーティストJoi Fulton氏とコラボレーションした、奇抜なアニメーション数字のデザインです。ディスプレイをタップすると数字が飛び跳ね、手首を下げると眠るというような遊び心のあるとっても可愛らしいデザインです。

④ メトロポリタン文字盤
Apple Watchの側面にあるDigital Crownを回すと、時計部分のフォントがダイナミックに伸び、時計のタイポグラフィを強調しているそうです。

さらに、watchOS 9では以上4つの新しい文字盤の登場だけでなく、今までの文字盤の底上げもなされました。
・コンプリケーションの追加
・犬や猫など人以外の写真をポートレート文字盤に設定可能
・文字盤のカラーを自由に設定可能

【まとめ】
今回の記事では、Apple WatchOS 9の新機能について主にまとめました。
watchOS 9は2022年秋に提供され始めるそうなので、もうすぐで新機能を体験できると思うとなんだかわくわくしてきます。
子供やお年寄りの方にとっても嬉しい機能が追加され、今まで以上に多くの方がApple Watchを手にする機会が増えるのではないでしょうか。

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参考URL
※1 Apple「watchOS 9プレビュー」
https://www.apple.com/jp/watchos/watchos-preview/
※2 Appleサポート「Apple WatchでワークアウトAppを使う」
https://support.apple.com/ja-jp/HT204523
※3 Apple「iOS ヘルスケア」
https://www.apple.com/jp/ios/health/

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