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【日本未上陸】AI搭載のGoogle Chromebook plusとは?従来の違いを解説

リーズナブルでサクサク動くChromebook。気軽に使えてセキュリティも高いことから、教育機関や移動・外出用のサブ機としてさまざまな世代に使われています。

そんなChromebookが、2023年10月にChromebook Plusとして高性能シリーズの提供を開始しました。ハード・ソフト両面で性能が上がっているChromebook Plusはすでに2024年に機能追加されることも示唆されており、今後の進化が期待されています。

この記事ではChromebook Plusについて、具体的にどこの性能が上がっているのか、そしてGoogleはなぜChromebook Plusの提供を開始したかについて解説します。Chromebookユーザーの方、新しくChromebookの購入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を読むと、以下の3つのことが分かります。
1.Chromebook Plusで具体的に性能が上がったポイント
2.GoogleがChromebook Plusの提供を始めた背景
3.タブレットの需要について

2023年10月に発表されたChromebook Plusとは

発表からすでに10年以上経過しているChromebook。WindowsでもMacでもない独自の無償のChrome OSを搭載しており、高いPCスペックを必要としない点や軽快な動作、クラウド処理によるセキュリティの堅牢さで人気となっています。

2023年10月、Googleは公式ブログにてChromebook Plusの提供を発表しました。(※1)高品質かつAI搭載を謡うChromebook Plusはハード・ソフトの両方で性能を上げています。ここではChromebook Plusについて、従来のChromebookからパワーアップした内容を紹介します。

Chromebook Plusの特徴

Chromebook Plusの特徴は以下の通りです。

l 従来のChromebookの2倍のパフォーマンスを実現
l 組み込みのgoogleアプリと強力なAI機能
l 大きなアピールポイントはビデオ通話の品質向上
l 人気ソフトウェアの無料・ディスカウントも付属

それぞれについて、順番に解説します。

従来のChromebookの2倍のパフォーマンスを実現

Chromebook Plusは従来のChromebook と比較して、メモリとストレージが2倍になっています。ソフト面でも多くの進化がありますが、ハードウェア要件が引き上げられたことでより高性能な処理を実現しました。

組み込みのgoogleアプリと強力なAI機能

Chromebook Plusでは昨今話題のAIをさまざまな機能に搭載しており、例えばGoogle Meet、Zoom、Microsoft TeamsといったWeb会議では、背景のノイズキャンセリングや背景ぼかしをAIが行います。「背景をぼかしたいな」と思ったら、数回画面をタップするだけでOKです。

この背景ぼかしについてはどのビデオ会議アプリでも使うことができ、Chromebookのアプリシェルフにて、利用できる一連の組み込みChrome OSソフトウェアビデオ通話ツールないでオプションが用意されています。

また、Chromebook PlusにはAndroidのフォトアプリでおなじみの「消しゴムマジック」も搭載されています。消しゴムマジックは撮影された写真の不要な映り込みを囲むと、AIが背景と同化させて、消しゴムで消したかのように美しく仕上げる機能です。

また画像生成AIによる壁紙などの制作機能も用意されており、複数のAI機能を搭載しています。

大きなアピールポイントはビデオ通話の品質向上

Googleが公式サイトにて大きくアピールしているのが、ビデオ通話関連の性能です。Googleは「就職の面接やビデオブログ、友人や家族と連絡を取るビデオ通話は日常生活の大きな部分を占める」としてビデオ通話の重要性を強調しており、Google Meetのプレミアム機能の一部をChromebook Plusに拡張しました。

強化されたカメラやプロセッサを使用して、AI機能をChromebook PlusのOSに直接導入しています。前述した通りAI機能によって背景をぼかすことができるので、例えば「部屋が散らかっているな」という時も、数回タップするだけで背景をぼかすことができるのです。

Chromebook Plusの端末には防犯カメラレベルの解像度である1080P(1920×1080)のカメラが搭載され、通話の明瞭さや照明も強化されています。

コロナ禍以降ビデオ通話は一般的となっており、取引先との会議や面接、リモートワークによる社内会議など多くのシーンで活躍しているので、今回Chromebook Plusのビデオ通話における機能強化は多くの人にメリットが期待できます。

人気ソフトウェアの無料・ディスカウントも付属

Chromebook Plusでは、Google Photos Magic EraserやAdobe Photoshopもお得に提供されます。Chromebook PlusにはGoogle Photoに搭載されているAI編集ツール「Magic Eraser」が実装されており、写真の映り込みや不要なものを削除できます。

またChromebook Plus購入者は、プロ御用達の画像編集ツール「Adobe Photoshop」や直感的にロゴやチラシをデザインできるアプリ「Adobe Express」の3か月プランがつき、さらにタブレット用動画編集アプリ「LumaFusion」が25%OFFで入手できるといった多くの特典がついており、クリエイターやデザイナーも必見です。

Googleは2024年にさらなるパワーアップを示唆

前述したように多くの性能アップや特典を盛り込んだChromebook Plusですが、すでに2024年のアップデートも示唆されています。

右クリックだけでレビューやSNS投稿などができるようになる、画像生成機能の搭載、ビデオ通話に生成的なAI背景を追加できるといった新しい機能についての具体的な言及もあり、今後も期待大です。

Chromebook Plusのモデルは8台

Chromebook PlusはLenovo、Acer、HP、ASUSで2台ずつ、合計8台の提供が始まっていますが、残念ながら日本では未発売です。2023年内のアジア発売は予定していないようで、2024年以降の日本上陸を待つしかありません。

すでに提供されているChromebook Plusは以下の8台です。

l acer Chromebook Plus 515
l acer Chromebook Plus 514
l Asus Chromebook Plus CM34 Flip
l Asus Chromebook CX34
l HP Chromebook Plus 15.6 inch
l HP Chromebook Plus x360 14-inch
l Lenovo Fles 5i Chromebook Plus
l Lenovo Slim 3i Chromebook Plus

なお、上記8台のChromebook Plusは以下のハードウェア仕様が保証されています。

l CPU: Intel Core i3 第12世代以降、またはAMD Ryzen 3 7000シリーズ以降
l RAM: 8GB以上
l ストレージ: 128GB+
l ウェブカメラ: 1080p+、時間的ノイズ低減機能付き
l ディスプレイ:フル HD IPS またはそれ以上のディスプレイ

Chromebook Plusは339ドル(約6万円)からとなっています。現在のChromebookは安くて3万円、高いと10万円以上という価格帯なので、この6万円はちょうど中間の金額といえます。

購入の判断基準を提供することが狙いか

GoogleはChromebook Plusについて、公式ブログにてパソコンの購入や選び方は一般消費者にとって予想以上に困難であること、そして4社のパートナーと緊密に連携して、信頼できる保証されたパフォーマンス標準を構築してきたことを明かしています。

Chromebookは、Chrome OSが進化したことで3万円の基本モデルや10万円を超えるプレミアムモデルが提供されています。同じタブレットでありながら価格の幅が広がってしまい、ユーザーは自分に合ったモデルをスムーズに選ぶことができません。

そのためGoogleはChromebook Plusというわかりやすい高性能カテゴリを追加することで、ユーザーが選びやすいように改善を図ったのです。

タブレットの需要はコロナパンデミック前の水準に戻った

世界的にタブレット市場は縮小傾向にあり、2023年度の第1四半期は前年比-19.1%です。Chromebookだけでみると第1四半期の出荷台数は380万台、前年比は550万台で31.0%もの減少となっています。(※2)

上記の結果だけで見るとタブレット市場の縮小を思わせますが、実はコロナパンデミック前の水準に戻った状況です。

Chromebookを出荷している上位3ベンダーでは、以下の通りでした。(※2)

1位:HP 110万台(前年比+35.5%)
2位:Lenovo 80万台(前年比-41.6%)
3位:acer 80万台(-27.1%)

前年比でみるとHPがかなり伸びており、2位のLenovoは前年比を40%以上下回っています。HP以外は不調に見えますが、タブレットの需要はコロナパンデミック前まで回復していることもあり、Chromebook Plusの登場によって状況は変わるかもしれません。

Chromebook Plusについて、従来のChromebookとの違いやGoogleの狙い、タブレットの需要についてご紹介しました。

端末の安さやセキュリティの堅牢さ、操作性の高さから教育機関での需要も高いChromebook。Chromebook PlusはスペックアップだけでなくAI機能の搭載やビデオ通話の品質向上といった特徴があり、外出用やリモートワーク用として人気が高まるかもしれません。

2024年にはまた新しい機能が搭載される予定なので、日本上陸を期待しつつ、今後の動向にも注目したいものです。

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参照サイト
※1 https://blog.google/products/chromebooks/chromebook-plus/
※2 https://japan.cnet.com/article/35203507/

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