画像生成AIを利用できるおすすめアプリ5選
画像生成AIを利用するには、ハイスペックPCが必要と思っている方は多いのではないでしょうか?画像生成AI元年と呼ばれる2022年からわずか2年ばかりで、その技術は大きく進化しました。
当初はハイスペックPCのローカルでしか利用できなかった画像生成AIも、今や手元のスマートフォンアプリで簡単に利用できます。
今回は、画像生成AIとは何か、おすすめの画像生成AIアプリを紹介します。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
1.画像生成AIとは何か
2.おすすめの画像生成AIアプリ
画像生成AIとは
画像生成AIとは、プロンプトと呼ばれるユーザーからの指示を文字で打ち込めば、AIが画像を生成してくれるものです。
画像生成AIは2020年から本格的に開発が始まり、2022年6月まではAIの研究者やAIエンジニア間だけで話題性がありました。なぜなら、その研究結果は一般にはほぼ非公開だったからです。
また、2020年の段階では文章を入力するというスタイルではなくランダムに画像が生成されるだけで、出力される画像のサイズも小さいものでした。
しかし進化を重ね、2022年7月には現在でも画像生成AI界では名高い「Midjourney」
や「Stable Diffusion」が一般公開されたのです。これを機に、一気に画像生成AI技術が世の中に広がっていきました。※1
X(旧Twitter)やInstagramなどでは、画像生成AIで生成した作品が多数投稿されています。
画像生成AI元年と呼ばれる2022年当初は、画像生成AIを利用するにはハイスペックなPCのローカルに、画像生成AIソフトをインストールし使用しなければなりませんでした。
しかし、約2年経った現在では、スマートフォンのアプリで画像生成AIを楽しめるようになったのです。
おすすめの画像生成AIアプリ
本章では、おすすめの画像生成AIアプリを5つ紹介します。
Vivid AI
Vivid AIは、AIを使った画像編集に特化したアプリで、そのうちのひとつが画像生成機能です。
画像生成のほかにも、自分の好きなアバターを作成できる「AIアバター作成」や写真中の人物の顔をAI生成の顔と入れ替えることができる「フェイスワップ」、服装を変えることができる「ファッション着せ替え」などがあり、さまざまなAI技術を楽しめます。
基本的には無料で楽しめますが、一部有料プランでしか利用できない機能もあります。
有料プランは、1週間1000円プランか、年間4,500円プランの2種類です。
Vivid AIダウンロードページ(iOS)Vivid AIダウンロードページ(Android)
AI Picasso
AI Picassoは、さまざまな画風がある画像生成AIアプリです。ファンタジー系や油絵系などがあり、飽きがこないでしょう。
AI Picassoの特徴は、イラストのフリー素材でおなじみの「いらすとや」とコラボしている点です。出来上がり画像スタイルの選択肢の中に「いらすとや風」が用意されており、よく目にするいらすとや風の画像を自分でも生成することができるのです。
引用:いらすとや
https://www.irasutoya.com/2024/05/ai.html
また、手書きの絵を読み込むことでそれを元に AI が自動で画像を生成してくれる機能もあります。
料金は基本的に無料で利用できますが、広告なしで利用したい、機能を制限されたくないなどの場合は有料プランがおすすめです。
1週間600円のプランと、年間4,900円のプランがあります。
AI Picassoダウンロードページ(iOS)
AI Picassoダウンロードページ(Android)
PhotoDirector
PhotoDirectorは、さまざまなAI機能を駆使して画像編集ができるアプリです。アバター・似顔絵作成、アニメ化はもちろん、写真や画像の編集・調整、コラージュ作成、美顔加工、高画質化など豊富な写真加工ツールが利用できます。
公式Instagramでは、「元カレが動物に変身?編集マジックを使ってみた」など、活用方法がおもしろおかしく解説されています。ほかにも、「売れる!商品写真加工のすすめ」など、ノウハウが発信されていますので、気になる方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
こちらのアプリも基本的には無料で利用できますが、一部制限があります。
有料プランは複数用意されており、AI 着せ替えが20回利用できる300円のプランや、月間1,000円のプランのほか、年間3,500円のプランなどがあります。
PhotoDirectorダウンロードページ(Android)※
※ Android では生成 AI の一部機能がご利用できません
YouCam AI Pro
YouCam AI Proは、文字もしくは写真から画像生成できるアプリです。
写真からの画像生成では、イラスト化できるようになっており、1枚の画像はもちろん、2枚を組み合わせて自分の好きなイラストを生成することもできます。また、手書きのラフ画をイラスト化したり漫画化したりすることもできるのです。
YouCam AI Proは生成スタイルの種類が約30種類と豊富です。画像生成で人気の二次元アニメ風はもちろん、ピクサー風やリアルなAI美女風などが選択できます。
公式サイトでは、「AI美女の作り方」などのノウハウも提供していますので、「画像生成はやってみたいけど、やり方がわからなくてなかなか手が出ない」という方はぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
TensorArt
TensorArtは、高クオリティの画像を生成できるアプリです。AI画像の生成スピードが速く、LoRAにも対応しています。
しかし、日本語に対応していなかったり、操作が難しかったりするので、ある程度画像生成AIの知識がある方向けのアプリとなっています。
料金は基本的には無料です。しかし、利用できる機能が制限されますので、存分に楽しみたい方は有料プランへの加入を検討しましょう。
1日100円のプランや、1ヶ月1,300円のプラン、さらには1年7,000円のプランなど、豊富な料金形態が用意されています。
TensorArtダウンロードページ(iOS)
まとめ
今回は、画像生成AIを楽しめるスマートフォンアプリを紹介しました。基本的にはすべて無料で利用できるので、PCより気軽に楽しめるスマートフォンアプリで画像生成AIの技術を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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※1:【One Tech #05】画像生成AI元年である2022年を振り返ってみよう!ー「画像生成AI」流行のきっかけから「AI絵師」が誕生するまでー|ソフトバンク株式会社
https://www.softbank.jp/biz/blog/cloud-technology/articles/202212/diffusion-model-trends/