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GoogleハングアウトはLINEに勝てるのか

Googleハングアウトは、Googleのメッセンジャーアプリです。
メッセンジャーアプリは、国内の個人向けメッセンジャーサービスであればLINEのシェアが一番高いのが現状ですが、GoogleハングアウトはLINEを超えることができるのでしょうか。

Googleハングアウトでできること、優れている点

Googleハングアウトでできることは、「個人チャット」「グループチャット」「音声通話」「ビデオチャット」です。
LINEと比べて、できることはあまり違いはありません。逆にLINEで人気のスタンプストアはGoogleハングアウトには存在しません(Googleハングアウトにも、デフォルトのスタンプはあります)

では、Googleハングアウトが優れている点は何でしょうか。

複数の端末、マルチアカウントで利用可能

LINEは、スマートフォンで利用する場合、1電話番号に対して1アカウントそして、スマートフォンは1端末という制約があり、複数の端末で同じアカウントを使用することはできません。
しかし、Googleハングアウトであれば、複数のスマートフォンで同じアカウントを使用することも、アプリ上でアカウントを切り替えて使用すること可能です。

また、AndroidであればスマートフォンのSMS送信をGoogleハングアウトで行うことも可能です。

メッセージがGmailに保存される

LINEの場合メッセージはある程度経過すると、LINEのサーバから削除される仕様になっていますが、Googleハングアウトについては、メッセージがGmailに保存される点が、優れているかもしれません。

そういう意味で言うと、LINEは個人のメッセージをやり取りするものなので、過去のメッセージはそれほど重要ではないという判断で、逆にGoogleハングアウトはビジネスにも利用することを考えているのではないかと考える事ができます。

音声通話の品質が良い、安い

LINEと同様にGoogleハングアウトは、音声通話を行うことができます。
音声通話の品質に関しては、Googleハングアウトの方が断然良いという評価です。
通話料金に関しても、LINEは1分間14円なのに対して、Googleハングアウトは1分間約9円で通話が可能です。
もちろん、Googleアカウント同士の通話については無料です。

LINEもアップデートで差は狭まっている

Googleハングアウトは当初LINEに対してさまざまなメリットがありました。
しかし、LINEもアップデートを続けてGoogleハングアウトの機能に追いついてきているので、現時点でGoogleハングアウトだけができることというのは、少なくなってきています。

当初Googleハングアウトが優れていた機能には次のようなものがあります。

・メッセージ検索機能
LINEはメッセージの検索ができないのに対してGoogleハングアウトはメッセージの検索ができるのが特徴でした。

・グループ通話機能
Googleハングアウトはグループ通話を行うことができましたが、LINEもアップデートによって、グループ通話に対応しました。

後発とはいえLINEを追い越すのは至難の技

LINEは国内ですでに5000万ユーザーを超えていると言われています。
それに対してGoogleハングアウトが今からLINEを逆転できるかというと、それは難しいように思います。

なぜかというと、LINEとGoogleハングアウトができることがあまりにも似通っているということです。
Googleハングアウトが、メッセンジャーアプリによるコミュニケーションを変えてしまうぐらいの何かがないと、いまからLINEの一人勝ち状態にストップをかけるのは、難しいと思います。

今後、Googleハングアウトが、メッセンジャーによるコミュニケーションを再定義する機能を追加することができれば状況が変わるかもしれません。TPOに合わせてLINEやGoogleハングアウトのようなアプリを切り替えて使う状況はしばらく変わらなそうです。

 

 

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