Macbook 12インチが最も活躍するシーンはこれだ
AppleのMacBook12インチが、2017年に第2世代にバトンタッチしました。
MacBookといえば発売当初から「帯に短したすきに長し」などと揶揄されることも多いマシンです。
実際のところMacBook12インチの上にはMacBookPro13インチがありますし、下を見るとiPad Pro12.9インチが控えています。
そんな「そのうちラインナップから消えてしまうんじゃないか?」とまで言われているMacBook12インチが活躍できる場面はあるのでしょうか考えてみます。
MacBookPro13インチと比べるとどうか
2世代目のMacBook12インチが発売されるまで、MacBookProとMacBookには大きな溝がありました。それはメモリーの搭載量です。MacBookProが16Gまでメモリーを搭載できたのに対して、MacBook12インチは8GBが最大でした。
しかし、2017年のMacBook12インチからは16GBのメモリーを搭載可能になりましたので、MacBookとMacBookProの差が縮まったと言う人もいます。
ディスプレイサイズ
MacBook12インチとMacBookPro13インチはどちらもRetinaディスプレイを搭載していますので、見た目の詳細さは変わりません。
大きく変わるのはディスプレイそのもののサイズの方です。
MacBook12インチとMacBookPro13インチのディスプレイの大きさの差は対角で1インチですが、並べて比べて見るまでもなく実機を見ると12インチの方がかなり小さいことに驚くでしょう。
まず、MacBookの12インチのディスプレイで満足ができるかが大きなポイントです。
CPUスペック
MacBook12インチのCPUは、第7世代のIntel Core m3、i5、i7を選択可能で、 Turbo Boost時には3.6GHzというスペックを持っていますので一般的な処理をするのには不自由はないでしょう。もちろん、高度な動画編集や音楽編集をするなら3.5GHzのIntel Core i7のMacBookPro13インチの方が安心です。
多くの場合、MacBook12インチとMacBookProで極端な差を感じることは無いと考えます。
重さとインターフェイス
MacBook12インチの重さは920グラム、MacBookPro13インチは1370グラムと450グラムの差があります。持ち運びにこの重さを重視するかがポイントとなります。
また、拡張ポートもMacBook12インチが電源と併用でUSB-Cポートが1つなのに対して、MacBookPro13インチは2つのThunderbolt USB-Cポートを持っています。
iPad Pro12.9インチと比べると。。
iPad Pro12.9インチモデルもMacBook12インチと比較されることが多くなることが予測できます。
これまでタブレット端末であるiPadは、PCであるMacBookとは純然たる違いがありました。
しかし、iPad Proが発売され、純正キーボードが装着可能になり、さらにiOS11ではタブレットがさらにPCの領域に近づくことが予定されています。
もちろん、完全にPCの作業ができるわけではありません。とはいえ動画を見る、Webを見る、簡単なドキュメントの作成といった用途であれば、MacBook12インチと比べてもそれほど遜色のない作業が可能です。
とくに動画やWebを外出先で閲覧するといった用途では、SIMを内蔵してそれ自身で通信できることや、MacBook12インチよりもさらに軽い692グラム(Wifi+Cellularモデル)という利点がいきてくるでしょう。
ズバリMacBook12インチが活用されるシーンとは
MacBook12インチは、やはり、軽くて持ち運びに便利な「PC」であることがメリットです。MacBookProほどのパワーはありませんんが、やろうと思えばPCでできることが全てできることがメリットです。
PCでなければできない仕事を外出先で行う必要があり、画面の大きさよりも持ち運びに便利な軽さを重視する人にとっては十分頼りになる相棒となるでしょう。
逆に、外で資料の簡単なチェックやWebの閲覧や動画を気軽に楽しみたいと言う人にはiPad Proがおすすめです。
では、筆者は何を買うのかと聞かれると、外出先で記事を書くことが多くPCは軽い方が便利、Offceでの作業もあるので、MacBookを試して見るのも悪くないのではないかと感じています。
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