Apple TV とAmazon Fire stick、比較するならココがポイント
パソコンでインターネットというのが一般的ですが、Apple TV やAmazon Fire stickを使えば、普段観ている高画質のテレビでインターネット上で配信されている有料ストリーミングサービスや、YouTubeなどの無料コンテンツを楽しむことができます。
こうした製品を選ぶ場合の選択肢としては、アップルの「Apple TV」 やアマゾンの「Amazon Fire stick」「Fire TV」、また グーグルの「Chromecast」などがあります。
今回は、アップルファンに絶大な支持のある「Apple TV」と、アマゾンプライム会員だと非常にお得感の高い「Amazon Fire stick」に的を絞ってどちらが良いのか整理してみます。
自分の普段楽しんでいるコンテンツから比較する
さまざまな映画、テレビ放映コンテンツを手軽に楽しみたい!という場合にはアマゾンプライム会員だと「アマゾンプライムビデオ」 がお得ですね。年会費3,900円のAmazonプライム会員に登録するとAmazonオリジナル作品含む数多くの映画やTV番組が追加料金なしで視聴できますが、「Amazon Fire stick」を使ってこれらのコンテンツを楽しむことができます。
すでにアマゾンプライム会員の場合には、「Amazon Fire stick」をテレビに接続するだけで、パソコンで見ていた動画コンテンツをテレビの高画質、大画面で操作性もよく観ることができます。
一方で「Apple TV」にはiTunesのアプリが搭載されています。つまりこれまでiTunesで購入した音楽や映画などが簡単な操作でテレビの高画質、大画面で視聴可能というわけです。普段iTunesで動画や音声コンテンツを楽しんでいる人は、「Apple TV」をテレビに接続すれば自分の楽しんできたコンテンツを活かして快適な「Apple TV」生活が楽しめるというわけです。
また話題の「Apple Music」とも連動が可能です。音楽コンテンツをスマホなどで「Apple Music」で楽しんでいる人には「Apple TV」がお勧めだといえるでしょう。
性能と金額から比較する
せっかくテレビでパソコンやスマホで楽しんでいたコンテンツを観たいのなら、やはり画質などの性能が気になるところ。でも金額も同じくらい気になりますよね。
結論から言うと、画質的に軍配があるのは「Apple TV」です。「Apple TV」では4Kで動画を楽しめます。4Kとは現在の地上デジタル放送、衛星放送などに比べて約2倍の画素数を持っており、より鮮明な画像出力が可能になります。デジカメでも画素数が重要ですが、それと同じで通常のテレビコンテンツの画素数は1920×1080=約200万画素です。それに対して、「Apple TV」で楽しめる動画は3840×2160=約800万画素となります。
金額的には「Amazon Fire stick」がリードしています。現在の提供価格は、「Amazon Fire stick」が4,980円で 「Apple TV」は15,800円 となっています。
手軽にテレビで動画コンテンツを楽しみたい、という場合には「Amazon Fire stick」、質の高いコンテンツで贅沢に動画コンテンツを楽しみたいという場合には「Apple TV」という感じですね。
まとめ
その他、リモコンの操作性などで比較すると、「Apple TV」は人工知能Siriのエンジンが搭載されていますので「最近のアクション映画で評判のもの」などの検索に対応してくれます。「Amazon Fire stick」は人工知能対応していないので単語ベースで音声を認識して表示してくれるのみとなっています。
どっちを選ぶかというのはなかなか難しいです。どっちも欲しくなってしまいますね。
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