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自動生成ツールが使えないと誤解される理由

みなさんこんにちは、RADサービス部の佐々木です。

前回は「GeneXusでアプリ開発を行う場合とスクラッチ開発、パッケージ導入を比較」についてご紹介しました。今回のテーマは、「自動生成ツールが使えないと誤解される理由」についてです。この記事を読んで頂いている方の中にも、自動生成ツールにマイナスなイメージをもたれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。私も実際に利用するまでは、「使いづらい」という声をよく耳にしていたこともあり、何となく使いにくいものなのかなというイメージを持っていました。

ではそもそも、なぜ自動生成ツールは使えないと言われるのでしょうか。そして本当に使えないツールなのでしょうか。これらの疑問について、弊社でも利用している自動生成ツールGeneXusを使っての開発経験も交えながらご紹介していきたいと思います。

 

なぜ自動生成ツールは使えないと誤解されるのか

 

では最初に自動生成ツールが使えないと誤解される理由についてお話しましょう。使えないと誤解されている方の中には自動生成ツールに対して下記のようなイメージを持たれているのではないでしょうか。

・特殊な言語を使用するため開発者の確保が難しい

・保守がしづらい

・仕様変更に弱い

・開発手法が制限されてしまう

・ロックインされてしまうことへの懸念

特殊な開発言語を使っているため開発者の確保が難しいことや、保守がしづらく仕様変更に弱いという声はよく聞かれます。また、開発手法が制限されたりツール自体にロックインされてしまうのではないかという不安の声があるのも事実です。これらの理由が自動生成ツールは使えないと誤解させてしまっている要因となっているのではないでしょうか。

 

本当に自動生成ツールは使えないツールなのか

 

では先ほどの内容も踏まえて、本当に自動生成ツールは使えないツールなのかという点にフォーカスしてご説明したいと思います。

 

・GeneXusにおける独自言語は直感的で使いやすい

自動生成ツールの場合、特殊言語を使っているから開発者の確保が難しいという話をよく聞きます。私も最初はそのようなイメージを持っていました。しかし実際に使ってみると意外とそのようなことはなく、VBと似たような感じの言語でむしろ使いやすかったです。また、GeneXusはマルチプラットフォームに対応しています。そのため、1つの言語を習得するだけで、複数のプラットフォームに対応させることができるので効率の良い開発が行えます。

・仕様変更や保守に対して柔軟な対応が可能

次に仕様の変更に弱く、保守がしづらいという点ですが、GeneXusは自動生成ツールの中でもそういった面に関してはむしろ強いという印象です。最初に設計書情報を入力した段階でデータベースや、テーブルの作成をしてくれます。さらに、仕様変更でテーブルの構成を見直さなければいけない場合でもデータ項目を変更するだけで再度GeneXusが自動で作成してくれます。そのためイレギュラーが発生した場合でも安心です。

・ツールに制限されない自由な開発の選択

最後に開発手法が制限されてしまう件ですが、GeneXusを使ったからといって開発手法が制限されることはありません。ただ、GeneXusの場合はアジャイル型で開発を行うことで生産性は飛躍的に向上します。先ほども述べたようにGeneXusは仕様変更に強いため、変更が起こりやすいアジャイル開発と組み合わせることでより質の高い開発が行えます。また、ツールを使うと導入後の保守もそのツールにロックインされるのではないかと心配される方は多いと思います。

当然、GeneXusで保守をした方がいいのは事実です。そういう意味ではロックインされているかもしれません。しかし、GeneXusでは例えば稼働環境のOSを変更しなくてはいけなくなった場合、変更したOSの環境下にナレッジベースを置くだけで対応できます。スクラッチ開発のように作り直す手間がかかりません。さらに技術革新が起きた場合でもパッケージ開発より柔軟な開発が出来るため、GeneXusではこれらと比べてもより優れていると言えます。

 

このようなことからも、自動生成ツールは今や開発者やユーザーにとってより便利で、高品質なシステム開発をサポートしてくれるツールであることがわかります。

まとめ

 

今回はGeneXusをメインに、なぜ自動生成ツールが使えないと誤解されてしまうのかという疑問についてお答えしてきました。私もGeneXusでの開発を行ったことで自動生成ツールは一昔前と比べてここまで進化しているということに驚かされました。

みなさんも、この記事を読んで頂いた事で自動生成ツールがより便利なツールであることがお分かり頂けたのではないでしょうか。ここでは、今後も様々な観点でGeneXusや自動生成ツールに関する情報をご紹介していきたいと思います。

 

 

GeneXusでのアジャイル開発についてはこちらの記事もご参考に!

GeneXus×アジャイル開発で理想のアプリケーションを

GeneXusがアジャイル開発に向いている5つの理由

 

 

 

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