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優秀な秘書が付録の机!?IoTデバイスがオフィス環境を進化させる

単純に見える平デスクがオフィスの労働環境を革新的に変えてしまいます。デスクに組み込まれたAIによって、仕事をしているあなたの健康、満足度、生産性が向上するようにサポートされるのです。今やIoTデバイスは広く職場、家庭に入って様々な役割を演じています。

 

 

新しい労働のあり方を提案するスマートスタンディングデスク

 

オフィスの中で立ってる人と座っている人が同じ様に仕事をする?

 

Autonomous社のスマートスタンディングデスクを採用しているオフィスは、通常のオフィス風景とまったく異なります。一般のオフィスではデスクの前の椅子に座って仕事をしていますが、スマートデスクでは座っている人がいれば、立ったままモニターに向かってキーボードを売っている人もいます。
実はこれ、デスクに内蔵されているAIが「立って仕事をしませんか?」とか、「そろそろ座って仕事しますか」と提案し、指示に従うと自動的にデスクの高さが変わるのです。最初は机の高さをいくつか試してみて自分の好みのポジションをAIが覚え、その後に提案されます。
スマートデスクは300ポンド(136kg)の持ち上げ能力があり、複数のモニターや小物、アクセサリを上下させます。デスクの奥行きは30インチ(76.2センチ)あり、資料などをたっぷり広げることができます。

 

人間工学による研究の結果、様々なポジションで仕事をするのが健康にいい

 

オフィスで仕事をする労働者にとって、デスクで座っている時間は1日の中でもかなりの長時間になります。実はその姿勢を続けることは健康に大きな障害となることが知られています。
スマートデスクは、1日数時間だけでもデスクから立ち上がることで、気分や生産性が大幅に向上すると提案しています。オフィスのデスクは鳥かごのように閉じ込められるものではなく、1日で最高の時間を過ごすためにダイナミックでフレキシブルな環境となるのです。
Autonomous社はスマートデスクだけでなく、360度のサポートが可能なオフィスチェア、エルゴも開発しました。同社は2年にわたって仕事、移動、生活の改善を図るため、数十万のオフィス、家庭向けに人間工学に基づいた製品を製作してきました。

 

 

仕事環境を完全にサポートするのは、まさに優秀な秘書

 

食事、コーヒータイムも事前に知らせて、好みのメニューも

 

スマートデスク専用アプリを使えば、お昼の出前を注文したい時も、スマートデスクの出番です。スマートフォンからインターネットのデリバリーサービスとつながって、好みのメニューを提案します。そば、丼物、カレーなど、あなたが頼んできたメニューパターンから、AIがあなたの食べたい物を選択します。
また、社内のコーヒーメーカーにつながり、コーヒーの淹れたてを案内します。さらに、社内の空調温度、照明もあなたの好みをAIが調節します。

 

ミーティング、配車手配も指示通りに

 

Googleカレンダーとも連動しているので、スケジュール管理もお任せできます。また、日本でも一部で始まったタクシーの配車サービス、Uberとも連動できるので、オフィスから出かける時もタクシーを呼べます。
スマートデスクは人間の仕事を最適化するためのAI機能のアシスタントです。他のインターネットサービスと連動し、仕事、生活を便利に、健康に過ごせるように設計されているのです。

 

 

IoTデバイスはオフィスばかりでなく家庭環境も便利にしています

 

家庭で外出時や長期に自宅を留守にする防犯対策のIotデバイスがあります。ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」(パナソニック)は警戒モードにしておくと、ドアが開けられると報知音が鳴り、近くの人に知らせたり、スマートフォンに通知します。
LED電球「Hueホワイトグラデーション」(フィリップス)は専用アプリを使って、スマホやタブレットから電球の好みの色調を変えたり、空間に光の粒を散らす演出が可能です。タイマーで目覚ましや、遠隔で照明を操作することでセキュリティーにも役立ちます。
ロボット掃除機「ルンバ」(アイロボット)もスマホアプリから、いつでもどこからでも操作できます。疲れて自宅に帰ったら、家中が綺麗になってさわやかな気分になれます。

IoT(Internet of Things=モノのインターネット)は従来はパソコンにサーバーやプリンターなどIT関連機器を指していました。今では、スマホやタブレットの普及によって情報家電につながり、我々が知らないうちに生活の中に浸透しています。さらに、スマートデスクのように、新しい仕事、家庭環境を変えるIoTデバイスまで登場しています。今後も自動車や医療分野なども含め、爆発的に増加していくIoTデバイス。その先の人間の生活がどう進化していくかが気になります。

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