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Google Payにも対応したiPhoneの決済機能

スマートフォンやスマートウォッチ、さらにはWebサービスなどの発達、決済インフラの整備などで、今や電子決済は当たり前の決済手段として社会になじみつつあります。AppleやGoogleも自社のデバイスを活用した電子決済サービスを構築しており、その競争は加熱しています。今回は、そんな各社が提供する電子決済のサービスとiPhoneが対応している電子決済を中心に紹介します。

 

 

世界的に広がる電子決済の利用

 

電子決済は、日本ではこれからの普及が期待されるテクノロジーですが、IT先進国のアメリカや中国などではすでに主な決済手段としての地位を確立しています。アメリカにはもともと、Paypalやその他のWeb決済サービスなどが存在しオンライン上での利用が盛んで、近年ではスマートフォンの普及で実社会での利用ができる電子決済サービスに注目が集まっています。中国や中華圏と呼ばれるアジアの国々では、偽札や防犯対策の観点からAlipayやWeChat Payといった中国の大手IT企業が提供する電子決済サービスがすでに普及しています。これらの電子決済サービスは、スマートフォンによる決済が主となっており、QRコードやNFCと呼ばれる方式の特殊なリーダーを通して行われます。物理的な現金やカードなどを必要としない、管理が楽、素早いトランザクションの実行、犯罪利用の防止、盗難や紛失のリスクも排除できることから従来の支払い方法と比べてメリットがあると言われています。

 

 

Apple推奨のApple Payで多彩な利用ができる

 

Appleは、iOS向けの電子決済サービスとしてApple Payをローンチしており、ユーザーにその利用を推奨しています。Apple Payは、iPhone7の端末から搭載されており、標準的にインストールされているWALLETアプリを用いることで利用が可能となります。Apple Payは、多彩な使い方が可能となっており、Suicaを登録することでオートチャージで公共交通機関の支払いに対応できたり、クレジットカードを登録することで店頭でのQUICPayによる支払いが可能になったり、様々なシーンでの利用が想定されます。また、オンラインサービスやECでの利用も可能で、指紋認証システムを基盤としたTouch IDで承認するだけで支払いができるウェブサイトも増えてきています。Appleは、Appストアを通してのサービスの提供やApple MusicのようなWebサービスも展開しているだけに、Apple Payはそれらのサービスとの高い連動性もあるようです。

 

 

iPhoneでも利用できるGoogle Payとは

 

Google Payは、Googleが提供する電子決済サービスで、Android PayとGoogle Walletというサービスが統合して2018年2月に誕生した新しいものです。実は、Google Payは、Googleが提供するAndroid OS搭載のデバイスだけではなく、iPhoneでの利用にも対応しています。iPhoneで利用する場合は、実店舗でのリーダーによる決済や交通系の決済システムには対応できないようになっていますが、オンライン上のECやネットサービスなどの支払いのみで利用できます。アプリケーションにクレジットカード情報を登録することで、ショッピングカート内での面倒な情報の入力や承認を飛ばして手間いらずの決済が可能です。従来のAndroid端末であれば、SuicaやWaonといった電子決済カードとの互換性もあるようですが、今のiPhoneとGoogle Payの仕様だと利用できるとはいえども制限はあるようです。

 

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