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Google Cloud Bigtableとは何か

ビッグデータを用いた分析を行いたい場合には、大容量のデータを取り扱うことになります。マーケティングのデータやIoTのセンサー情報などを活用したい場合には、どんなサービスを利用したら良いか迷うことも多いでしょう。

今回は、そんなときに候補になるであろう「Google Cloud Bigtable」について紹介します。
Cloud Bigtable はGoogleが現在も使用している基盤サービスです。利用する際には専用の運用チームがサービスを監視している安心感があるでしょう。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります
① Google Cloud Bigtableの概要
② Google Cloud Bigtableの特徴
③ Google Cloud Bigtableの料金形態や無料枠

今回は大まかな内容を紹介していきます。詳細な料金や見積もりはGoogleのサイト上でできるので、そちらを参考にしてください。

Google Cloud Bigtable*1とは

はじめに、Google Cloud Bigtableの概要や特徴を紹介していきます。

GoogleのインデックスやGoogle Mapでも活用

Google Cloud Bigtableは、GoogleのNoSQL型のクラウドストレージシステムです。
Cloud Bigtableは、Googleで実際に検索のインデックスやGoogle Map等にも活用されています。
そんなGoogleの基幹サービス一般向けに開放しているのがGoogle Cloud Bigtableです。

2020年4月には、1クラスタあたりの最小ノード数が変更され、最低1〜2ノードでの運用も可能*2になりました。ただし、記事執筆時点ではアメリカで最低ノードが変更された情報しかありません。

Google Cloud Bigtableの特徴

Google Cloud Bigtableは、いくつか特徴があります。今回は、特徴を主に4点紹介するので参考にしてください。

10ミリ秒未満の低レイテンシ

Google Cloud Bigtableは、低レイテンシなのが特徴です。
10ミリ秒未満のレイテンシなので、大量のデータを素早く扱いたい場合にも最適だといえます。
クラウドを利用する際には、
「レイテンシがあるのではないか。いくらクラウド内での計算が速くても、通信をする際の遅延が大きかったらどうしようもない」
と心配することがあるでしょう。
そんな場合でもGoogleのCloud Bigtableなら安心です。

ダウンタイムなしで使用可能

その上、ダウンタイムなしで利用できるのも特徴といえます。
クラスタのサイズを調整するときにも再起動が不要なので、利用目的やピークに応じて柔軟に処理量を調整できるのがメリットといえるでしょう。

書き込みは1秒あたり数千回〜数百万回

データの書き込みは1秒あたり数千回から数百万回まで可能です。
Googleでも実際に使用しているシステムなので、システムの安定性もあるといえるでしょう。

自動でレプリケーションをしてくれる

また、データのレプリケーションを自動でしてくれるのも特徴です。
データの書き込みが行われた際には、必要に応じてレプリケーションが自動で行われます。
データの修復や整合性の確保などを手動で行なわなくて良い点で、より快適に利用できるでしょう。

ビッグデータツールとの統合も容易

そのほか、ビッグデータツールとの統合もシンプルに行えるのも特徴です。
たとえば、以下のツールと簡単に統合可能です。

l Hadoop
l Dataflow
l Dataproc など

Google Cloud Bigtableの料金形態*3
そのため、既にGoogle Cloudのプロダクトを使用している場合には簡単にBigtableを導入できるでしょう。

続いて、Google Cloud Bigtableの料金形態について紹介します。

料金は秒単位の従量課金。契約金&解約金は不要

Google Cloud Bigtableは、従量課金のサービスです。利用した量に応じて課金されるため、コストの削減につながるでしょう。
1秒ごとの課金で、サービスの開始時や解約時にお金はかかりません。前払い金等も不要でシンプルな料金形態といえるでしょう。

継続利用で最大30%割引*4

Google Cloud Bigtableは従量課金ではありますが、継続利用をすることで割引がなされます。
リソース実行時間が1ヶ月の25%を超えることで割引が発生し、割引のための申請等は不要です。
使用量が増えるほど割引率は高くなっていきます。

確約利用で最大50%割引*5

また、一定の使用が見込める場合には確約利用による割引もあります。
確約利用をする場合には1年間又は3年間の支払いを確約する必要があるので、長期的に継続する場合に限ってお得な制度になるでしょう。
確約利用割引は、複数のCloud Billingプロジェクトで共有もできます。
ただし、設定が必要な点に注意が必要です。

一部無料枠がある*6

Google Cloud BigtableはGoogle Cloud Platformのプロダクトです。
Google Cloud Platformには無料枠というものがあります。
上限までは無料で利用できる「Always Free プロダクト」や、新規利用の場合には300ドル分のクレジットも付与されます。
300ドル分のクレジットは、12ヶ月の無料トライアル期間にのみ有効です。

上限まで無料で使える「Always Free プロダクト」には、たとえば以下のようなものがあります。
上限を超えた場合には、自動的に有料になります。
そのため、使用量を把握しておくと安心です。アラートを設定できるので、そちらを活用するのも良いでしょう。

サービス名 Firestore Pub/Sub Cloud Functions BigQuery 自然言語 Speech-to-Text(音声入力)
無料範囲 1GB

ストレージ

10GB/1ヶ月 200万回の呼び出し/1ヶ月 1TB/1ヶ月 5,000ユニット/1ヶ月 60分/1ヶ月

 

◆まとめ
今回はGoogle Cloud Bigtableについて紹介しました。
Cloud Bigtableは低レイテンシでコストパフォーマンスの高いサービスです。
このサービスが生かせるのは、大容量の読み書きや処理が必要とされるサービスだといえます。
Google Cloud Japanは、Cloud Bigtableの得意領域として「時系列データ」「マーケティングデータ」「金融データ」「IoTデータ」を挙げています*7。
これらの領域で活用したい場合には、導入を検討するとよいでしょう。

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◆参考URL
1) Cloud Bigtable: NoSQL データベース サービス | Google Cloud
2)NoSQL cloud database, 1 or 2 nodes | Google Cloud Blog
3) GCP の料金 | Google Cloud
4)継続利用割引 | Compute Engine ドキュメント | Google Cloud
5)確約利用割引 | Compute Engine ドキュメント | Google Cloud
6) GCP の無料枠 – 無料の長期トライアル、Always Free | Google Cloud
7) [Cloud OnAir] Bigtable に迫る!基本機能も含めユースケースまで丸ごと紹介 [2018年8月30日放送] – YouTube[SY1]


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