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Pythonでできることは自動化しよう!『退屈なことはPythonにやらせよう』を紹介


Pythonというプログラミング言語の人気が高まっています。
コードが簡単に書けて初心者でも触りやすい素敵な言語です。
また、「Pythonを使えるエンジニアの年収は高い」と話題になったこともあります。

そんなPythonができることは幅広いです。
昨今の人工知能ブームを支える機械学習やディープラーニング(深層学習)、ビッグデータの分析、さらにはブロックチェーンまで。他にもさまざまなことが可能です。

 

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これら最先端でホットな技術に活用されるのみならず、Pythonは身近な問題の解決にも利用できます。日々の煩わしい単純作業を自動化することだってできてしまうのです。

今回は『退屈なことはPythonにやらせよう』という書籍の紹介を通して、Pythonでできる自動化の数々をご覧に入れます。

 

 

『退屈なことはPythonにやらせよう』とは

 

 

『退屈なことはPythonにやらせよう』は、数多くのコンピュータ関連の書籍を出版しているオライリー・ジャパンの本です。
日本語版は2017年6月1日に発行されました。
※原文は2015年にNo Starch Press, Inc. から出版されています。

Al Sweigart(著)・相川 愛三(訳)(2017)『退屈なことはPythonにやらせよう――ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング』 オライリー・ジャパン

発行時から人気の本です。書店に平積みされているのを目にしたこともあるのではないでしょうか。

副題は「ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」。
働き方改革やAIによる自動化が叫ばれる昨今、魅力的な内容ですよね。
業務の自動化は何も機械学習やディープラーニングを駆使したAIの専売特許ではありません。
本書で紹介されているような「ごく簡単な」プログラムをささっと書くことで日々の煩わしい単純作業を自動化することだって可能なのです。

 

 

本書を読んでできるようになること

 

本書はその副題の通り、ノンプログラマーでも単純作業を自動化するプログラムを書けるように、Pythonの基礎について本の前半でそこそこ詳しく解説しています。

Pythonの基礎を身につけて後半を読むと、手作業で行うと膨大な時間と手間がかかる以下のような作業を、Pythonを通して自動化することができます。
・クリップボードにコピーしたテキストに一瞬で特定の変換をほどこす
・何十通りもの「県庁所在地を4択で問うテスト」を自動で作成する
・何百もあるファイルをコピーしたり、ファイル名の先頭に連番を振ったり、ZIPファイルを作ってバックアップを作ったりする
・コマンドラインからWebブラウザを開いて検索する
・Webサイトの各ページのデータをダウンロードする
・Excel上に膨大に存在するデータのうち、特定の値(例えば商品AとBの価格)だけを更新する
・複数のPDFファイルの好きなページをまとめ、1つのPDFファイルにする
・何十人もの顧客への送付状をWordで自動生成する
・簡単なストップウォッチやタイマーを作る
・何十人もの人に、人それぞれの内容でリマインダメールを送る
・何百枚もの画像にロゴを追加する
・何十人もの情報をWebフォームに入力し、送信するを繰り返す

単純作業をひたすら続けているとミスも起こりますし、なによりつまらないですよね。
簡単なプログラムを書くことで、ミスをなくし、劇的に作業時間を短縮できます。
さらに嬉しいことに、後日同様の作業が発生した場合にもプログラムを少し修正するだけで対処できるようになります。

 

 

自動化を支えるPythonの処理

 

さまざまな自動化を実現するために、以下のような処理について具体例を交えた説明がなされています。
・正規表現やクリップボードのデータの読み書き
・ファイルの読み書き
・ファイル・フォルダ(ディレクトリ)の操作
・Webスクレイピング
・Excel・PDF・Wordファイルの操作
・CSVファイル・JSONデータの操作
・時間制御やプログラムの自動実行
・他のプログラムの起動
・電子メール・SMSの操作
・画像の操作
・キーボード・マウスの操作

これらの処理を身につければ工夫次第でなんでもできそうですよね。
Pythonでできること、その幅広さと強力さが実感できるでしょう。

 

 

実用的な解説

 

本書は処理内容や具体的なコードを解説するだけではなく、作ったプログラムを「どのように起動すると良いのか」といった実用部分まで教えてくれます。

「処理やコードだけの解説を元にプログラムを組んだところで、いちいち起動するのが面倒になり、結局使わなくなってしまった」という経験、ありませんか。
本書ではコマンドライン等からプログラムを実行するための方法も適宜指示されているため、すぐに日々の作業に組み込むことができます。

また、デバックの方法とコツについても章を1つ割いて解説されています。

 

 

ノンプログラマーにもプログラマにもおすすめ

 

本書の副題には「ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」とあり、本書のまえがきにも、”ふつうの人のための本”とあります。
しかし、特定の用途でPythonを使ったことのある人、Pythonの初心者~中級者が読んでも大いに学びがあります。

というのも、本書を読むとPythonでできる基礎的な処理をまとめて身に付けられ、「痒いところに手が届く」プログラミングが可能になるからです。
プログラミングは機能の組み合わせで成り立っています。そのため、より基礎的・汎用的な処理を多く知っておくと実現できることが飛躍的に増えていきます。
得られた知識は機械学習やデータ分析など特定の目的を持ったプログラミングの下支えになったり、プラスアルファの機能の追加・作業の効率化に役立ったりします。

 

 

Pythonでできることは自動化し、豊かな人生を

 

Pythonによる自動化で私たちはもっと有意義で創造的な作業に時間を使えるようになります。
Pythonを味方につけて時間を生み出し、豊かな人生を送りましょう。

 

 

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