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iOSの歴史をおさらい 【iPhone登場から11年!】

iPhoneの登場から11年経過しましたが、その間に何台のiPhoneを手にしましたか?
本記事ではiOSの歴史を振り返りつつ、iPhoneの端末としての変遷などについても紹介していきます。

 

 

いくつ言える? iPhone用OS、名称の変化

 

”iPhoneに組み込まれているOS=iOS”という認識の方も多いと思います。iOSになる以前、実は2つの名称が使われていたのをご存知でしょうか?

2008年までは『OS X iPhone』、2009年からは『iPhone OS』という名称で呼ばれていました。
最初から『iOS』という名称ではなかったのですが、iOSのあとに続く数字は”iPhone用OSの通し番号”となっています。

 

 

AppleのOSにはつきものの『コードネーム』

 

mac OSは『Sierra→High Sierra→Mojave』と移り変わっていますが、それぞれ意味があるのをご存知でしょうか。

Sierraとはスペイン語で『山脈』を意味する言葉で、バージョン名の由来はシエラネバダ山脈(Sierra Nevada、カリフォルニア州)から来ています。確かに、標準で設定されていた壁紙は山脈の画像でしたね。

このシエラネバダ山脈について調べてみると、最高峰はホイットニー山で4,421mとなっており、全長は640kmもあるそうです。富士山が標高3,776mですので、かなり高い山であると言えるでしょう。

次バージョンのHigh Sierraですが、これは前述のシエラネバダ山脈の別名です。

記事執筆時点での最新OSである『Mojyave(モハベ)』の壁紙は砂漠です。それまでのOS2バージョン同様、アメリカカリフォルニア州にある『モハベ(モハーベ)砂漠』を意味します。モハーベ(Apple公式にはモハベとアナウンス)では、作業に没頭できる『ダークモード』やファイル管理を便利にする『スタック』機能が搭載されています。

Apple、macOS Mojaveを発表(Appleプレスリリース)
macOS High Sierra、無料アップデートとして提供開始
Apple、メジャーアップデートとなるmacOS Sierraをプレビュー

 

 

iPhone用OSのコードネーム

 

その全てを書き出そうとすると、相当数になりますので初期の頃のもののみ列挙してみます。

 

バージョン 1.x〜 ※iPhone 3G(初代)

 

Alpine、Heavenly、Little Bear、Snowbird、Oktoberfest

リリースは2007年ということで、この頃のiPhoneを持っている方はどの程度いらっしゃるでしょうか。Amazonなどで検索してみるとプレミア価格になっていることもあるので、現在ではコレクターズアイテムとしての側面もあるかもしれませんね。

 

バージョン 2.x ※iPhone 3G

 

Big Bear、Sugarbowl、Timberline

バージョン2ではApp Storeが搭載されたことも要注目。iPod touchのバージョンアップは有料(1,200円)でしたが、iPhoneは無料でバージョンアップが可能でした。

 

バージョン 3.x ※iPhone 3GS

 

Kirkwood、Northstar、Wildcat

バージョン3からは、GPS(撮影場所の位置情報表示)、720pのHD画質動画再生にも対応するなど、iPhoneが私達の生活に必要なツールとなるべく機能も充実してきた印象です。

 

バージョン 4.x ※iPhone 4

 

Apex、Baker、Jasper、Phoenix、Durango
カメラアプリでは当たり前となった、タップでの『フォーカス機能』の搭載、マルチタスクへの対応、アイコンのフォルダ管理などもできるようになりました。また、現在では廃止されていますが、ネットゲーム支援の『Game Center』機能も搭載されたのも、この頃です。

 

バージョン 5.x ※iPhone 4S

 

Telluride、Hoodoo、
iOS5.0.1(2011年11月10日リリース)からはiTunesなしでのインストールも可能となり、現在のiPhoneに近くなります。

このように初期バージョンでは”コードネーム”が設定されてましたが、新しいOSになるとビルドの設定はあるものの、コードネームがない形となっています。OSには、ビルドやバージョン、コードネームという複数の表記があることもありますが、昨今はシンプルになってきている傾向にあります。

初期の頃からiOSの変遷をたどってみると、着実に細かくアップデートされ、今日のiPhoneの利便性につながっていることがよく分かります。

 

 

iPhone発売からの端末の変遷

 

iPhoneを世に送り出した、在りし日のSteve Jobs

前項ではiOSの変遷を初期バージョンから数バージョン分、ご紹介しました。ここからは初期バージョンと最新のiPhoneのスペック比較をしていきたいと思います。

 

■iPhone(初代)※iPhone OS 1.0

 

登場したてのiPhoneは、以下のようなスペックでした。

ディスプレイ解像度:480×320px(163ppi)※光沢ガラス製
色再現度:262,144色(TFT LCD)
ストレージ:4/8/16GB
サイズ:115×61×11.6mm
重量:135g

 

■iPhone XR ※iOS 12、6.1インチ

 

進化するiPhoneを堪能できる紹介ビデオ

ディスプレイ解像度:1792×828px(326ppi)
色再現度:- (IPS型 TFT液晶)
ストレージ:64/128/256GB
サイズ:150.9×75.7×8.3mm
重量:194g

重量的には60gほどしか増えてませんが、ディスプレイ解像度は随分とスペックアップしたように感じますね。iPhone初代の頃は、まだまだMacやPCも併用する必要がありましたが、今や、手のひらサイズにデスクトップ、ラップトップ機以上の性能、利便性を得ることができるのです。

もちろん、まだまだデスクトップの優位性はありますが、iPhone一台あればできることはこの11年で確実に増えたと言えるでしょう。

 

 

Suicaに対応し、いっそう手放せない存在に

 

2016年10月より、iPhone 7以降のiPhoneならびにApple WatchがSuicaに対応しました。元々、iPhoneケースにSuicaを入れていた方も多かったと思いますが、肌身離さず持ち歩くiPhoneで可能なことが一気に増え、ますます手放せない存在となった、iPhone。

2018年現在でも、Apple Pay利用でのキャンペーンはクレジットカード、各種店舗独自の施策として展開されています。iOSが進歩し、ついにはクレジットカード、Suicaまで使えるようになると11年前に誰が予測できたでしょうか。

 

Amazon PayとGoogle Pay、Apple payとの比較(弊社ブログ)

Amazon PayとGoogle Pay、Apple payとの比較

Apple Watch3機種比較!プレゼントにも最適(弊社ブログ)

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SuicaがApple Payに対応します(JR東日本)

 

 

iPhoneで映像作品が撮影できる時代

 

https://www.apple.com/sg/three-minutes/#watch-the-film

iPhone Xにて撮影された、動画としてAppleのサイトに公開されている『Three Minutes(ピーター・チャン監督)』はiPhoneのビデオカメラとしての性能を感じさせる作品。

 

ますます便利になる iOS(iPhone)の変遷をご紹介しました。iPhone自体の性能アップはもちろん、日本市場に合った形でのアップデートにより、ますます身近な存在となっています。

今後、より多くの機能の実装や革新的技術の導入が楽しみなiPhoneならびに、iOSの進化に期待していきましょう。

 

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