AppleのARとVRの特徴とは
2018年現在、Apple社はARやVRの製品を出していません。市場を牽引しているのはオキュラスやGoogle VR Stories、daydreamといった製品、しかしこれらは競合状態にありながらも、同時に、生まれたばかりであるARやVRという市場を伸ばしていくための仲間でもあります。
AR、VR製品がつぶしあいをしてしまうと、市場がそれほど伸びない可能性があります。それほど高いものではないので併用しても十分楽しめます。ARやVRを買う人は、新しいものが好きなアーリーアダプターなので、Google製品もオキュラスGOも、どちらも持っていることは十分あり得るのです。
ではそこで、2020年に登場すると予想されるApple社のARとVRはどのような特徴を持っているのでしょうか。マーケットの噂や、Apple社のこれまでの動向と一緒に、考えていきましょう。
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とことんシンプルなデザイン
Apple社がARとVRを出すのですから、相当シンプルな製品ができるはずです。デザインはとことん洗練されていて、これまでのApple製品との整合性があうでしょう。亡くなったスティーブ・ジョブスは、「傷ついたステンレスは美しい」という言葉を残しており、それは今もなお継承され続けています。
よって、究極まで洗練されたデザインであることが予想されます。
絶対にワイヤレスで美しいデザイン
当初、VRやARヘッドギアが発売された頃、まだまだテクノロジーが十分進歩していなかったので、コードレスではありませんでした。といっても、わずか2年前の話です。それが一気にコードレス化し、ヘッドギアをかぶった状態で部屋の中を自由にあるきまわることができるようになるのです。やっぱりこれがないと、ケーブルにつながれたヘッドギアは楽しさに欠けますよね。
今はもう完全に、コードレスのタームに入りました。当然のようにAppleのAR・VRもコードレスとなると予測されます。
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片眼が8Kとの噂も
マーケットで語られている噂によると、片眼が8KものARデバイスになるとのことです。8Kというと、今のテレビよりも遥かにクリアな映像です。思い出してみてください。ついこの前まで、地デジ化すらされていないアナログテレビを視聴していたことを。
片眼が8Kになれば、とんでもなくリアルなバーチャル世界の再現どころか、経験というものの存在を根底から疑うという未知の世界への扉が開くことでしょう。AIは知性とは何かというテーマを投げかけ、同時に、VR・ARは、経験とは何かというテーマを私たちに投げかけるのです。
2020年発売の噂も
そして発売時期は、世界が東京オリンピックに湧く2020年。日本では改元も済まされ、新しい世界に突入です。もちろん、グローバルな動きですから、2020年にはどうなっているかわかりません。しかし、技術はいきなり登場するのではなく、既存の技術の上書きで、発展形で誕生するものですから、Apple社のARやVRは、かなりの期待が持たれています。いまあるVR製品をどう上書きし、Apple社ならではの革新を見せてくれるのか。市場は大いに期待しています。T288と開発ネームもつけられていることが明らかになっているので、現在、開発が行われているまっさかりなのは間違いないでしょう。
ジョブス亡き後のApple社は、革新的なデバイスを出せないでいます。機能のアップグレードに注力し、価格が異様に高騰してiPhone Xは売上的には失敗だったと評価する向きもあります。そして、Facebook、Google、Amazonといったテックビッグが競争を激化させ、さらにはオキュラスも確実にシェアを伸ばしています。
iPhoneの進化を止めないためにも、Apple社のARKitが開発され、ティム・クック氏もARについては何度かメンションしています。期待が持たれるApple社のARとVR。どのようなものになるのでしょうか。
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