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空飛ぶ自動車の普及に必要なテクノロジーを考えてみる

未来の話だと思っていた空飛ぶ車。

NECが試作機の浮上実験に成功したりしていて、実際に未来が近づいて来ているなぁと思います。
NEC、「空飛ぶクルマ」試作機の浮上実験に成功

一方、陸路・・・従来の自動車は自動運転、カーシェアリングなどで、近々自動車業界に大きな地殻変動が起きるなんて言われています。ちょっと気が早い様な気もしますが、空飛ぶ車にも自動車で起きた事が起きます。今後、空飛ぶ自動車が進化していくのかを予測してみました。
参照:「空飛ぶクルマ」が日本でも実現間近 5年後には販売開始へ

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2Dから3Dになる事の変革

人間は空を飛べない生き物です。三次元の世界に生きながら、移動や活動域は平面でした。高層ビルなど高さを手に入れたとしても基本的に移動は平面で、高さを変える事は違う平面に移動する事です。これが空を飛べる様になると人々の移動が立体になります。
これまで飛行機やヘリコプターなど立体の移動手段はありました。しかし、コストが高すぎました。一般的ではない。これが低コスト、それこそ本当に車並までコストが下がる事で誰しもが立体移動を手にする時代がやってくる。

これは大きな革新です。

現時点で三次元的に空間を移動できる生物は、水生生物(魚類など)もしくは鳥類、昆虫です(一部例外あり)。その他の生物は重力の影響を受け平面での移動しかできません。空飛ぶ自動車が普及する事によって、立体的な移動を手に入れる事で、これまで陸路にせよ水路にせよ直線的に動くことが難しかった人類が、2点間の移動においてより直線的に移動する事が可能になります。

地理的な条件で遠回りをする必要がなくなります。極論を言うと人類がいままで受けていた、移動の制約条件が外れる訳です。皆さんが大好きな将棋に例えてわかりやすくするなら、【歩】が突然【飛車】と【角行】合体した駒に化けるのと同じです。

すごいですよね。

さて、すごいすごいばかり書いてきましたが、空飛ぶ自動車が本当に普及するには沢山の技術の進化が必要になります。
実際に現実味があるのか考えてみます。

自動運転の進化

空を飛ぶものの操縦なんて普通怖くて出来ないですよね。同乗するにしてもよほど訓練を受けた人の運転でなければ乗りたくありません。そして、身近にそんな訓練を受けた人は多くいません。となると当然、自動運転に頼らざるを得ない訳ですが、実は航空機の自動操縦は意外と進化しています。と言う訳で、安心してコンピューターに操縦を任せられそうです。

カーナビの進化

空を飛ぶ自動車のナビゲーションをカーナビと呼ぶのかわかりませんが、とにかくカーナビの進化は不可欠です。これまで地面を走っていた車が空を飛ぶ訳ですから、当然自分が地面を走っているのか、飛んでいるのか判断が付かなければならないですよね。立体的なナビゲーションに対応する必要があります。

センサーの進化

センサーの精度も大切です。先ほども記載しました、空を飛ぶので高度が重要です。高度計は既に技術的に進んでいるので安心です。

しかし、空路が身近になるとどんな事が起きるかわかりません。先日もワイドショーで鳥が飛行中の飛行機のコックピットのガラスを割るなんて動画が流れていました。空路が身近になれば、こういった今はレアケースのアクシデントにも対応できる様に監視する機械の眼が必要になってきますよね。

まとめ

現在のテクノロジーではまだまだ遠い未来な気がする自動運転の空飛ぶ自動車。これらを支えるのがITだと思っています。
私たちも少しでも未来に近づくお手伝いができればと思います。

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