Google Playで手に入る「BIM 360」でRevitがもっと使いやすくなる!


この記事を読むと、以下の3つの事がわかります。

①Google Playでダウンロードできる「BIM360」について
②建築作業の効率化におすすめのGoogleツールについて
③これからの建築業界に必要なIT化について

国内でもBIMシステムの導入が始まっていますが、Revitを使っているという企業も多いのではないでしょうか。

Google Playで公開されている「BIM360」を使えば、Revitがインストールされていないタブレットやスマホからでもドキュメントを扱えるようになります。

この記事では「BIM360」の使い方や機能をはじめ、建築業界におすすめのGoogleツールについてご紹介します。

Google Playで手に入る「BIM360」の概要

Revitユーザー必見の「BIM360」は、Google Playで気軽にダウンロードできます。スマホやタブレットに入れて持ち運べるBIM360の概要についてご紹介します。

無料でダウンロードできるBIMサポートツール

Revitとはオートデスク社が開発しているBIMソフトで、意匠をはじめ、構造や設備設計まで一貫して使える本格的な仕様になっています。

Revitについては、こちらの記事でもご紹介しております。

5分で分かる!BIMのCADソフト「Revit」とは

BIMとはBuilding Information Modelingのことであり、建築に関わる情報をデータ化して共有することで、建築作業を効率化しようという取り組みです。国内でもBIMの導入は進んでおり、大手ゼネコンをはじめ多くの建築関係者が導入を始めています。

BIMを導入するためには、BIMソフトが欠かせません。BIMソフトで3Dモデリングやドキュメント共有でITを活用して、建築作業を行っていきます。

しかしすでにRevitを導入している人であれば、Google Playでリリースされているアプリを使うことでよりモバイル性を高められるのです。

RevitユーザーにおすすめのBIMツール

「Revitを使っているけれど、会社のPCからしか使えない」「現場で実際の環境を見ながら設計図を修正したい」という人におすすめなのが、Google Playで公開されている「BIM360」です。

BIM360はスマホやタブレットに無料でダウンロードできるアプリで、BIMをさらに効率化させられます。(詳しい機能については後述します)

BIM360はオートデスク社がリリースしており、利用にはオートデスクアカウントが必要となります。アプリをインストールして起動するとまずログイン画面が表示されるため、オートデスクのアカウントが必須です。

ダウンロードはこちらからどうぞ
Android:5.0以上

BIM360でできること

BIM360では、ドキュメントをクラウドで管理することで、建築ドキュメントを直接編集できます。アクセスできるデータは、最新のドキュメント以外にも平面図や3Dモデル、2D平面図など多岐に渡ります。

さらにドキュメントが変更された時や問題が起こった時は、アプリから通知が来るのですぐにチェックできます。

タブレットにインストールすれば現場でも編集できる

引用:Google Play「BIM360」より
BIM360をインストールしたスマホやタブレットがあれば、パソコンがなくても図面が編集できるのです。(画像参照)

建築作業で現場に出るとき、なかなかパソコンは持っていかないものです。しかしBIM360をAndroidタブレットにインストールすれば、現場で関係者と打ち合わせしながらドキュメントや3Dモデルを修正できるのです。

現場を見ながらスムーズに操作できるのは大きなメリットですね。

Googleの無料ツールで建築作業はもっと効率化できる

建築業界ではBIMシステムの導入が進んでいますが、事務作業全体を見直すことでもっと効率化できるのではないでしょうか。その1つとして、Googleのツールを使った共同作業がおすすめです。

建築作業には多くの技術者が関わる

そもそも建築作業は、多方面からの専門技術が欠かせません。一言で建築作業といっても、以下のように多くの技術者が関わりながらプロジェクトを進行していきます。

・意匠設計…部屋の間取りや建物全体のデザインを設計する
・構造設計…地震や台風・津波などの災害に耐えられる構造を設計する
・設備設計…配管や音響といった建物内の設備を設計する
・発注者や誘致される地域の人や行政…発注者の希望するデザインに設計できているか。また、ビルなどの公共事業であった場合、地域や行政の人に対して建築予定の建物のプレゼンを行う※1

大まかに見ても、建築には上記のようなさまざまな技術者および関係者が存在します。しかしこれだけの人がやり取りする中、いまだに設計図や仕様書のやり取りはメールで行うという現場も少なくありません。

何度も同じファイルを送りあっているうちに、どれが最新かわからなくなるケースもあるでしょう。似たようなファイルが増えるほど、最新版を見つけ出すのに苦労するものです。

そんな時こそメールでのやりとりを廃止して、1つのファイルを関係者全員で共有する方法に切り替えてみてはいかがでしょうか。メールの文面を打つ手間も省けますし、「最新データはどれだろう」と探す必要もありません。

BIMだけじゃない!Googleツールで共同作業を行えば効率化アップ

「1つの仕様書をメールで何度もやり取りする」「データが増えすぎて、最新版を探すだけで時間がかかる」という建築業者は、ぜひ「共同作業」を導入してみましょう。

BIMでも重視されている共同作業は、予想以上にチーム作業を効率化してくれるものです。

共同作業のメリット

Googleのようにクラウド化できるツールを使うと、このようなメリットがあります。

・自分のパソコンが重たくならない
・自分のパソコンからの情報漏洩リスクを下げられる
・どこからでもアクセスできる
・データの一元管理ができる

建築作業では特に、画像をやりとりすることが多くなります。現場の写真や部材のイメージ画像・現場の動画などが増えると、どんどんパソコンの容量を圧迫するものです。しかしクラウド上に保存できれば、自分のパソコンに影響がありません。

また、データの保存先として重宝されるUSBメモリは紛失リスクが高く、企業によっては使用禁止にしているケースもあるほどです。公開前の設計データなど機密性が高いものほど、紛失のリスクがないクラウドがおすすめです。

今すぐ使えるGoogleツール

BIMソフトの導入で建築作業は効率化できますが、Googleツールで共同作業を行えばもっと効率化が期待できます。以下のツールは無料でも使えるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

Googleドライブ:https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/
Googleアカウントさえ持っていれば、15GBまで無料で使えるドライブです。写真や動画はもちろん、BIMで作成した設計図なども保存できます。PDF化した設計図や仕様書の共有にもおすすめです。

Googleスプレッドシート:https://www.google.com/intl/ja_jp/sheets/about/
エクセルと同じように、試算表や表計算を使うデータなどを共有できるツールです。どこからでもアクセスでき、自動で上書き保存してくれます。チャットやコメント機能で、相手とコミュニケーションを取りながらデータを更新できます。

Googleドキュメント:https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/
議事録を記録したり写真を貼ってコメントを付けたりしたい時におすすめなのが、Googleドキュメントです。スプレッドシートと同じく、コメントを残したり複数人で同時に作業したりできます。

手書きにFAX、国内の建築作業はまだまだアナログ

BIMソフトの導入状況を見ると、日本は世界に比べて遅れているといわざるを得ません。そもそもBIMはアメリカの車づくりを元に生まれた概念です。アメリカがBIMガイドラインを公表した2年後の2009年に、日本はやっと「BIM元年」として一部で導入が活性化しました。※2

BIM元年から10年過ぎても、いまだに日本の現場では図面のやりとりはFAXのみ、100分の1の白地図コピーを頼りに現場に行く関係者もいるほどです。※3

その背景には、現場で働く人の高齢化や、日本独自の「職人さん」という概念があります。BIMソフトの導入を国が進めても、「新しいものを受け付けない」「ITは苦手」という職人さんが多いとなかなかスムーズには導入できません。

しかし深刻な人手不足に悩む建築業界は、少しずつでもITを導入して効率化しなくてはならないのです。

BIMソフト以外にもGoogleツールを使ってみよう

「ITに苦手意識を持っている人が多く、BIMの導入が進まない」と悩む企業は、まずGoogleツールのように手軽に使えるものから導入してみてはいかがでしょうか。

ITの導入には「慣れ」が必要で、関係者みんなが使えるような環境にしなくてはいけません。Googleドライブやドキュメント、スプレッドシートの活用は、きっと今よりもデータのやり取りがスムーズになりますよ。

参照
※1 https://kensetsutenshokunavi.jp/c/content/job_guide/job_guide_39/
※2 https://bim-japan.com/japan.html
※3 https://magazine.sustina.me/interview/191/

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