使える?使えない?Googleカレンダーの新デザイン
Googleカレンダーを普段から使っている方はすでにご存知かと思いますが、昨年の10月17日にデザインが変更されました。
Googleカレンダーは、Googleのアカウントを持っていると誰でも使うことができる、アプリケーションの一つです。
もちろん無料で使えますし、アカウント単位なので、端末が変わっても利用できます。移動中にスマホで仕事の予定をチェックしたり、仕事中にプライベートの予定を書き込んだりもできちゃうわけですね。
会社がGmailを使っていれば、そのまま仕事の予定をスケジューリングしたり、訪問先の住所や電話番号を入力したり。住所の情報があれば、これまたGoogleのアプリの一つ、マップを起動して目的地間でスイスイ行けます。車での移動なら最短のルートを、電車や飛行機なら出発時間や移動時間、乗り継ぎの情報も得られます。
Googleカレンダーは、このようにGoogleのさまざまなアプリとつながっているので、普段使いしておくと非常に便利なのです。
デザインが変更される前は、正直使い勝手があまり良くありませんでした。特に予定の入力や記載事項の変更といった、根本的な所が使いづらいので、オンラインで活用する前に、カレンダーそのものとして少しもの足りなかったわけですが。
今回のデザインリニューアルで、その使いづらさは解消されたようです。
まだ使っていない方は、これを機に利用してみてはいかがでしょうか。
デザイン変化で何が起きた?
・見やすくなった
以前はブラウザの画面サイズに関係なく、一定の大きさで表示されていたので、ちっさい画面だと見づらくなり、何の予定を入れたのかパッと見でわからなくなるのがマイナスポでした。
しかし今回はレスポンシブ・レイアウトになったので、そのあたり表示の融通性が利いています。
・入力しやすくなった
カレンダーのデザイン変更で何が一番変わったかと言うと、入力がしやすくなった点です。
PCからならマウスのカーソルを時間に合わせて1クリックするだけで、予定の入力画面が大きく表示されますし、日時の入力も細かく指定できるようになっています。
以前は予定のタイトルだけ指定できたわけですが、日時指定はできませんでした。時間を修正するのが手間になっていた部分も少なからずあります。
週間のカレンダーは以前のものはどこか無機質な雰囲気がぷんぷんしていましたが、今回のものは市販のカレンダーやスケジュール帳に近い、やわらかなデザインに変わって、親しみが持てるようになりました。
予定はその他オプションから詳細情報が入力できます。たとえば何人かと旅行へ行くなら細かいスケジュールを共有して、スムーズな移動が可能になるでしょう。
・オプションが充実
カレンダーを共有できるので、会議がある場合はそのメンバーに対して予定を入力、予定が近づいて来たらアラーム通知を行うことができます。会議室の詳細も見られるので、パソコンやプロジェクターを使用する際はそれらの情報を入力することもできます。
こうした予定は招待状として他のアカウントに届くので、入力してもらいたい項目があるときや、閲覧しておいてほしい資料があるときは、それらのリンクを貼ったり、資料を貼付したりといったことも可能です。リンクは新しいタブで開いてくれます。
カレンダーの共有の仕方は画面左側の「友だちのカレンダーを追加」もしくは「同僚のカレンダーを追加」から、スケジュールを共有したいユーザーを選びましょう。
・新機能が追加
新しいカレンダーでは今までなかった機能が追加されています。
日別カレンダーの並列表示もその一つ。メンバーのスケジュール管理に役立つものですが、複数のカレンダーを同時に表示できるようになり、空いている時間が一目でわかります。予定の調整を容易にする便利な機能です。
グループ単位でのカレンダーの共有がいままで以上に簡単になった点も、利用価値を上げています。
今回のデザイン変更で、Googleカレンダーはプライベートでも仕事でもメチャクチャ使えるようになったと思います。
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