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AutoCADとExcelを連携させるメリットとは

汎用性の高いCADソフトとして知られるAutoCADですが、実はExcelとの連携機能も有しており、相互的にデータを連携させることもできます。

AutoCADとExcelを併用することで、単体では得られなかった強みを発揮できるようになります。
今回はAutoCADとExcelを連携させるメリットについて、ご紹介します。

目次:
①AutoCADとExcelは連携して利用できる
②CADデータ運用の課題
③AutoCADとExcelの連携で実現するメリット

AutoCADとExcelは連携して利用できる

AutoCADは単体でも優れたパフォーマンスを発揮するため、CADが必要な現場においては様々な業界で活躍しています。そしてその使い勝手をさらに高めてくれるのが、Excelとの連携機能です。

AutoCADとExcelで相互データ連携が可能

AutoCADとExcelの連携機能は、主に相互のデータ連携が可能であるという点です。Excelは一般的に表計算を行うための計算ソフトですが、Excelで作成した表のデータは、AutoCAD上で表示させることもできます。

Excelの表データを図形として描画することはもちろんのこと、オブジェクトとしての表示も可能ですし、データリンクで表を取り込むこともできます。

詳しい方法については、公式のマニュアルでも丁寧に紹介されています。

Autodesk「Microsoft Excel の表を Autodesk AutoCAD で表示したい」:
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/kA93g0000000YkE.html

また、AutoCADで作成した表を、Excel向けに書き出すことも可能です。
普段からAutoCADを使用していると、用途にわけてExcelと使い分けるというのは厄介なこともあります。
この機能を使用することで、Excelが担当していた業務をAutoCADで担当し、効率化を進められるでしょう。

こちらも、詳しい方法については公式サイトで紹介されています。

Autodesk「AutoCAD の表を Excel 用に書き出す」:
https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/Exporting-table-to-Excel.html

AutoCAD LTでもExcel連携は可能

AutoCADの廉価版として、リーズナブルなCAD運用を実現してくれるのがAutoCAD LTです。こちらはAutoCADよりも価格は安価な一方、機能制限も含まれているため、用途はある程度限定されています。
ただ機能制限はあっても、AutoCAD LTはAutoCAD同様、Excelとの連携ができるよう設計されています。

AutoCAD LTは2DのCAD作成に特化したツールですが、表を扱うシーンも少なからず存在します。そんな時にはExcelとの連携機能を活用し、図面に表を挿入することで、より豊富な情報量を提示できるようになるでしょう。

詳しい方法については、こちらのサイトで丁寧にマニュアルが紹介されています。

CAD Japan「【AutoCAD LT 操作】図面に表を挿入するには」:
https://www.cadjapan.com/special/autodesk-concierge/useful/article/191213-01/

CADデータ運用の課題

CADデータは複雑な図形を実現できるだけでなく、豊富な情報量を一つのデータの中に詰め込めるため、重宝する形式です。しかしその機能性の高さゆえ、運用には時として課題が生じることもあります。

情報共有に難あり

CADデータ運用の難点としては一つに情報共有能力にやや劣る点が挙げられます。CADデータは運用環境が整備されている、設計事務所内でのやり取りでは不都合を感じることはないかもしれません。
しかしクライアントや下請け業者などにデータを共有する場合、必ずしもそこで同様の作業環境が整備されているとは限りません。

その結果、適切な情報共有のためには一度データを変換しなければならず、その手間がかかることはもちろん、適切な表示が損なわれてしまう可能性もあります。

近年ではCADソフトの性能も向上し、CAD未搭載の環境でも表示できるようになりつつありますが、やはりそのリスクは残り続けています。

導入コストが高額

CADソフトは以前よりも安価になったとはいえ、依然として決して安い買い物ではないのがネックです。

AutoCADは定額でのライセンス契約で購入する方式となっており、1年間で18万7,000円の料金が発生します。
こちらは2021年1月現在のセール価格であり、タイミングによって価格は変動するものの、大きな割引が行われることはありません。

詳しい現在の料金については、公式ページから確認できます。
公式サイト:https://www.autodesk.co.jp/products

AutoCADとExcelの連携で実現するメリット

このようなCAD運用のデメリットを払拭する上で、Excelとの連携機能は非常に有効です。具体的なメリットを見ていきましょう。

Excelを用いて気軽に共有ができる

まず、表データだけとはいえExcelとの連携でデータ形式を変換できれば、情報共有のハードルもぐんと下がります。

CADソフトは導入していなくとも、ExcelであればどのPCでも展開できるため、形式が合わずデータを使えないという心配もないでしょう。

データの持ち出しも容易に

また、CADソフトが入っていなければ編集ができなかったCADデータも、Excelに変換しておくことで、容易に持ち出すことも可能です。

最近ではExcelデータをタブレットやスマホで展開も可能なので、CADデータをExcelに変換しておけば、外出先でもデータを取り扱えます。打ち合わせの際などに、わざわざCADソフトが入ったPCを持ち出す必要がなくなるため、より業務遂行も効率的になるでしょう。

誰でも使えるExcel形式

CADデータの扱いにはソフトの有無ももちろんですが、その人がCADを扱えるスキルがあるかどうかも重要になります。CADユーザーはまだまだ数が少なく、適切な扱いには習熟が必要です。
しかしExcelであれば多くの会社員が日常的に使用しているため、その扱いに困ることはありません。

慣れ親しんだソフトとインターフェースでCADを扱えるため、余計な負荷を取引先などに与えてしまう心配もないでしょう。

おわりに

AutoCADを含め、最近はCADデータをより扱いやすいデータとなるようなサービスの提供も進んでいます。クラウドでCADを扱えたり、WebブラウザでCADデータを編集できたりする機能が揃いつつありますが、やはり安心感の点でExcelが勝ります。

ExcelとAutoCADの連携機能を徹底活用し、より利便性の高いCAD運用を実現しましょう。

 


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