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Googleマップに登場したタクシー配車アプリ「Go」とは?使い方をサクっと解説

「待てど暮らせどタクシーが捕まらない」とイライラしたことはないでしょうか。

今ではアプリからタクシーを手配する配車アプリが増えています。日本で開発されたタクシー配車アプリ「Go」は、この度Googleマップからも起動できるようになりました。つまりGoogleマップで経路検索をして、そのままタクシーを配車注文できるのです。

この記事では、タクシー配車アプリ「Go」の機能とメリット、使い方をご紹介します。

この記事を読むと、以下の3つの事がわかります。
1.タクシー配車アプリ「Go」の概要
2.Goアプリの設定手順と使い方
3.昨今の国内タクシーの利用状況

タクシー配車アプリ「Go」とは

タクシー配車アプリ「Go」とは、株式会社Mobility Technologiesが提供する配車アプリです。(以下「Goアプリ」)Goアプリは、以下の機能があります。

・最寄りタクシーの手配
・アプリ内メッセージで乗務員との直接連絡
・Go Payによる事前決済
・メールによる電子領収書発行
・日時を指定した配車注文
・希望車両を指定した配車注文

Goアプリは提携している車両の一番近いタクシーを配車できる、Uberのようなアプリです。また日をまたいだ配車注文ができる「AI予約」機能もあります。

さらに乗りたい車両が指定できるため、「スライドドアがいい」「車いすに対応したタクシーがいい」という希望もできる、新しいタクシー配車アプリなのです。
(2021年5月時点でスライドドアが指定できるのは東京のみ)

Mobility Technologies社は、かつてMOVやJapanTaxiという配車アプリを手掛けていました。しかしGoアプリを開発したことで、MOVとJapanTaxiは今後Goアプリへ一本化する予定です。

Go公式サイト:https://go.mo-t.com/

Goアプリのメリット

Goアプリは上記のような配車注文やキャッシュレス決済ができることで、よりスムーズにタクシーを利用できます。

不慣れな土地でタクシーを拾いたい時も、「いつ空車のタクシーが来るんだろう?」とソワソワする必要がありません。また電子領収書が発行されるので、仕事でタクシーを利用した時に「領収書をもらい忘れた!」「紛失した!」というリスクがなくなります。

さらにGoアプリ内のGo Payで支払い情報を登録しておけば、流しのタクシーに乗車した時でもキャッシュレス決済が行えるのです。降車時にクレジットカードや現金をやり取りする必要がなくなるので、より快適にタクシーを利用できます。

対応エリア

Goアプリは2021年5月時点で、以下の17都道府県に対応しています。(一部対象外エリアあり)新しいサービスは主要都市のみというアプリも少なくありませんが、Goアプリはすでにかなりの都道府県で利用できることがわかります。

北海道
宮城
茨城
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
富山
岐阜
愛知
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良

Goアプリは随時対応エリアを広げていますので、最新情報についてはGoアプリの公式ページをご確認ください。

Goアプリ 対応エリア:https://go.mo-t.com/area

アプリ自体は無料で利用可能

Goアプリ自体は無料でインストールおよび利用が可能です。オプションサービスであるAI予約や優先パスもオプション料金は発生しません。

しかしタクシー会社によっては迎車料金が必要となります。迎車料金はGoアプリではなく、タクシー会社へ支払うものです。

迎車料金はタクシー会社ごとに制度や金額が異なりますが、主に固定料金とスリップ制の2種類となっています。固定料金は文字通り「一律○円」と固定された仕組みで、スリップ制とは迎車中からメーターを回す仕組みです。

迎車料金はタクシー会社ごとに違うため、Goアプリ内の「各タクシー会社」から確認します。

タクシー配車アプリ「Go」がGoogleマップに対応!スムーズかつ安全な乗車が実現

アプリからタクシーを配車できるGoアプリが、2021年4月27日からGoogle MAPで表示されるようになったとMobility Technologies社より発表がありました。(※1)

Googleマップから配車できるため、Goアプリで乗車地や目的地を再入力する必要がありません。さらにスムーズに配車できるようになり、利便性がアップしました。

Googleマップ起動できるタクシー配車アプリ「Go」の使い方

タクシー配車アプリ「Go」は、アプリをスマホにインストールして設定すればすぐ利用できるようになります。使い方を順番に解説します。

まずはアプリをインストール

タクシー配車アプリ「Go」を利用するには、Goアプリをスマホにインストールする必要があります。iOS、Android両方のアプリがリリースされているので、以下からインストールを行ってください。

iOSはこちら:https://apps.apple.com/jp/app/id1254341709
Androidはこちら:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dena.automotive.taxibell

GoogleマップからもGoアプリは開けるため、経路検索をすると以下のような画面になります。(※iPhoneの場合)インストールは、右下のボタン「インストールする」から行うこともできます。

画像を見てわかる通り、GoogleマップはGoアプリ以外にもUberとDiDiを開くことができます。(事前インストールと設定が必要です。)

名前や支払情報を設定

Goアプリをスマホにインストールして起動すると、名前や生年月日、電話番号など必要項目を入力する画面が起動します。

Goアプリの支払いは現金による車内決済か、アプリ内の支払い機能「Go Pay」から行います。キャッシュレス決済をしたいなら、支払い情報の登録は[メニュー]-[アカウント情報]-[Go Pay]から設定できます。Go Payはクレジットカードとd払いの2種類から選択可能です。

Googleマップからアプリを起動

Goアプリのインストールと必要項目の設定が終われば、Googleマップから起動できるようになります。画像のように、インストール前は「アプリをインストールする」となっていた部分が、「アプリを開く」に変わっています。

Goアプリ内からタクシーを呼ぶ

Goアプリを開くとGPSをもとに現在地をアプリが読み込み、乗車位置として設定します。画像では東京駅を始点にしたのですが、もちろん駅構内はタクシーが入れないので設定できませんでした。そのため東京駅付近の丸の内1丁目に設定しています。

Goアプリの「ここで乗る」をタップすると画面が進み、行き先を指定します。運賃の目安が画面上部に表示され、金額を確認したら「タクシーを呼ぶ」ボタンをタップしてタクシーを呼びます。画像では「約1-4分で到着」とあるように、だいたいの到着目安が分かるのもありがたいですね。

タクシーを利用した後は、アプリ内からクレジットカードまたはd払いにより乗車料金が決済されます。Goアプリはキャンペーンクーポンが手に入ることもあり、お得に利用できることもあります。

「ニューノーマルタクシー」で安全に乗車できる時代へ

コロナ禍における安全対策が進められる中、タクシーも対策強化が進められています。

感染防止対策を強化したニューノーマルタクシーが登場

昨今の事情から、「ニューノーマルタクシー」が登場しています。ニューノーマルカーとは新型コロナウイルス感染防止対策を強化したコンセプトタクシーで、社内には高効率空気清浄機や空気清浄度モニター、飛沫防止用の新型シールドといった設備が充実しています。

2021年3月には国土交通大臣がニューノーマルカーを視察しており、タクシー市場において導入が進んでいます。

既存のタクシー内の環境では3密を避けにくく、決して感染リスクは低くありませんでした。不特定多数の利用者を乗せるため、タクシー運転手が業務中に感染してしまった事例もあります。

しかし、今ではニューノーマルカーや感染防止対策ガイドラインの制定など対策が進められており、安心して利用できる環境が整い始めているのです。(※2)

タクシーの利用状況は回復傾向

2020年10月の調査では、コロナ禍におけるタクシー利用は回復傾向にあるという結果が出ました。しかし、タクシーを利用する時間に変化が起きています。コロナ禍となる前(2020年1月ごと比べると、コロナ禍(2020年8月頃)ではビジネスタイムである9:00~18:00の利用が増えていることがわかりました。(※3)

その一方で、アフターファイブ時間である18:00~24:00は減少しています。このデータを見る限り、電車の代わりにタクシーを利用する人が増え、仕事帰りのいわゆるアフターファイブでタクシーを利用する人が減少していることが予想できます。自粛要請によって、仕事後に飲みに行ったり遊びに行ったりする人が減っているのかもしれません。

コロナ禍による不安な状況がいつまで続くかわからない中、電車やバスよりも密を避けられるタクシーは何かと重宝します。タクシー配車アプリ「Go」を使えば配車がスムーズになり、キャッシュレスによる非接触決済も可能です。

「手を挙げてタクシーを呼ぶのが面倒」「キャッシュレスで支払いたい」という方は、Googleマップからも起動できるGoアプリを試してみてはいかがでしょうか。

 

 

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参照サイト:
※1 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000030664.html
※2 http://www.taxi-japan.or.jp/content/?p=article&c=3111&a=13
※3 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000060296.html

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