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GoogleマップのARナビゲーション機能「ライブビュー」なら迷わない!


 

この記事を読むと、以下の3つのことがわかります。
①「ライブビュー」の概要
②「ライブビュー」の使い方
③実際に「ライブビュー」を使って感じたメリット・デメリット

Google社が提供している「Googleマップ」は、行き先までの道順を示してくれるだけでなく、電車の乗り換え案内や料金などもあわせて表示してくれる便利な地図アプリケーション。そのGoogleマップに、AR(=Augmented Reality、拡張現実)を利用したナビゲーション機能「ライブビュー」が追加されました。

ARと聞くと利用するハードルが高そうに思えるかもしれませんが、使ってみると2D(平面)の地図にない便利さを実感することができるでしょう。「ライブビュー」の具体的な機能と実際の使い方や表示、使ってみて感じたメリットとデメリットをお伝えします。

「ライブビュー」はGoogleマップ×ARナビゲーション

2019年8月、アメリカのGoogle社は、Googleマップの「Live View(ライブビュー)」という機能のベータ版をリリースしたと発表しました。(*1)2019年5月にはα版がAndroid端末向けに提供されていましたが、ベータ版でiOS端末でも利用できるようになっています。

この機能はARを利用しており、目の前の景色と地図が融合されて道案内をしてくれるというものです。スマートフォンのカメラで景色を映せば、そこに道案内の文字や矢印が出てきます。平面上の地図が苦手な方でも、目の前の景色に現れる案内を見ながら道順を判断できるので、地図アプリとしてより使いやすくなりました。

「ライブビュー」機能は、Android向けARプラットフォーム「ARCore」もしくはiOS向けARプラットフォーム「ARKit」を搭載したスマートフォンでのみ利用できます。この機能に対応している場合は、最新バージョンのGoogleマップでルート検索をすると「ライブビュー」のボタンが表示されるため、一度ご自身のスマートフォンで確認してみてください。

ただし、2019年12月時点では徒歩でのルート案内にしか対応しておらず、車や電車などを利用して移動する場合には使うことができません。駅から目的地までなど、徒歩圏内の移動の際に使いましょう。

「ライブビュー」の使い方を画像付きで解説

では、どのような手順で「ライブビュー」機能を使えばいいのか解説していきます。実際にどのような画面が表示されるのかも、「ライブビュー」をスタートさせたところから画像付きでお伝えします。

まずはGoogleマップアプリを開いて目的地を入力し、ルート検索を行なってください。このとき、徒歩でのルートを表示させると、「開始」の隣に「ライブビュー」というボタンが表示されますので、そこを押してスタートです。

「ライブビュー」をスタートさせると、現在地を把握するために周辺の建物などをスマートフォンのカメラで映す必要があります。スマートフォンを立てて周囲の建物など、目印になるようなものを映してください。

Googleマップのストリートビューが提供される場所でなければ現在地を認識することができないため、駅構内や建物から出てから使いましょう。認識できると、「完了しました」という表示が出ます。

現在地を認識した後、立体的な矢印が進む道に沿ったように表示されます。「この道を進む」という文字表示が一緒に出てくる場合もありますので、道が複数に分岐している場所などでは便利です。

ただし、歩きながら「ライブビュー」を利用をしていると「安全のため、ライブビューは立ち止まっているときのみ使用してください」と注意喚起が表示されます。

カメラで景色を映しているとは言え、スマートフォンを注視していると周囲が見えず危険です。歩いているときは、スマートフォンを地面と平行になるよう倒して2D表示に戻しましょう。スマートフォンを前に向ける(立てる)と、再びライブビューモードに切り替えることができます。

目的地に到着すると、到着した旨を伝える音声案内と同時に「ライブビュー」も自動で終了します。

「ライブビュー」のメリット・デメリット

これまでのGoogleマップでも道案内としては十分な機能を果たしてくれていましたが、「ライブビュー」を使えば初めての土地や複雑な道でもスムーズに目的地までたどり着くことができるようになりました。

しかし「ライブビュー」はベータ版ということでまだテスト段階。実際に使っていて、メリットだけでなくデメリットも感じましたので、それぞれについてお伝えします。

メリット:分岐が複雑な道でも迷わない

大きなメリットは、道が複数あって「どちらの道を歩けばいいのか分からない」という場合にとても便利だということです。シンプルな道であればいいのですが、大きな交差点があったり建物が多かったりして入り組んだ道の場合、2Dの地図を見ていても迷ってしまうことがあります。

しかし、この「ライブビュー」では矢印が立体的に表示され、目の前に現れたかのように見えるため、道が複数あっても迷わずに済みます。

また、Googleマップを利用していると、ときどき立ち止まった向きを認識できずに地図がぐるぐると回転することがあるのですが、そんなときも矢印は正しい道順に沿って表示されますので安心です。

デメリット:現在地をスキャンできない場所がある

前述した通り、「ライブビュー」が利用できるのはGoogleマップのストリートビューが提供されている場所のみです。そのため、駅構内からどちらに向かって外に出ればいいのかなどを判断することはできません。

「ライブビュー」が利用可能なエリアでも、利用中に現在地を見失い、再認識できないこともあります。その場合はしばらく2Dの地図を見て歩き、別の場所でスキャンし直さなければなりません。特に、建物の前に植物などの障害物がある場合は、スキャン精度が落ちるように感じました。

そして、基本的には一度決めたルートを案内し続けるため、目的地付近で近道や別ルートがあっても切り替わりません。自分で判断できる状態になったら、「ライブビュー」の利用を停止してもいいかもしれません。

場所によっては、矢印が出ずに向かうべき交差点の名称のみが表示されて、どちらへ進むべきか迷うこともあります。そういう場合は、通常の2D地図を見て判断したほうが早いと感じました。

まとめ

Googleマップに搭載された新機能「ライブビュー」では、ARを使って目の前の映像に道案内を表示することができます。平面的な地図が苦手だった人には嬉しい機能ではないでしょうか。

AR機能が搭載されたスマートフォンでしか利用できないことや、Googleマップのストリートビュー提供エリアでしか利用できないなど制限もあるため、どこでもすぐに使うことができるというわけではありません。歩きながらは利用できませんので、道がわからなくなったら立ち止まる必要もあります。

まだベータ版ということもあり完璧でスムーズな道案内ができる機能ではないものの、2Dの地図では分かりづらかった場所も迷わずに済むようになったという点では非常に便利です。これからさらに改良され、より使いやすい機能となっていくことが期待されます。

参考資料
*1 https://blog.google/products/maps/take-your-next-destination-google-maps/

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