Amazonの最新スマートディスプレイ「Echo Show 15」とは?特徴や機能をご紹介
「スマートディスプレイ」という言葉を知っていますか?
あまり聞きなじみのない言葉かもしれませんが、ハンズフリーでの音楽再生やショッピングサイトとの連携、家電の操作などが音声で可能な「スマートスピーカー」なら聞きなじみのある方や既にお使いの方も多いかもしれません。
スマートディスプレイはスマートスピーカーのディスプレイ(液晶画面)バージョンと考えて頂くとイメージしやすいのですが、そんなスマートスピーカーの中でいまAmazon「Echo Show 15」が注目を集めています。この記事では、ビジュアル・機能ともに革新的なEcho Show 15について詳しくご紹介していきます。
この記事でわかること
・Amazon「Echo Show 15」の特徴
・Echo Show 5、Echo Show 8、Echo Show 10との違い
Amazon「Echo Show 15」の特徴
Echo Show 15の特徴は、大きく以下の4点です。
①15.6インチの大画面ディスプレイ
②壁掛け利用可
③ホーム画面のカスタマイズ
④ユーザー認識による機能パーソナライズ
ひとつずつ見ていきましょう。
①15.6インチの大画面ディスプレイ*1
ディスプレイサイズはEcho Showシリーズ最大の15.6インチ。
横向きで壁に取り付けた場合は幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mmと、イメージとしては第五世代のipadpro(12.9インチ)よりも大きいサイズ感です。
NETFLIXやprime videoなどの動画配信サービスを視聴することはもちろん、フォトフレーム機能を使って好きな写真を壁掛けアートのように表示させることが可能です。5メガピクセルのカメラを搭載しているので、Echo Show 15で撮影することもできますよ。
②壁掛け利用可*1
Echo Show 15に同梱の壁掛け用マウントを使用して、端末を壁に取り付けて利用することが可能です。
ダイニングテーブル付近の壁に設置してテレビの代わりとして利用する、なんて使い方もできそうですね。(壁掛けだけでなくテーブルやデスクなどに置いて使うことも可能です。)
壁取り付け用テンプレートと説明書は端末に同梱されている*2のでご安心ください。
③ホーム画面のカスタマイズ*1
スマートフォンやPCのように、自分や家族がよく使う機能をカスタマイズしてホーム画面に設定することが可能です。今日の予定やTODOリスト、家族へのメッセージなど、よく使う機能を自分好みに設定することができるのはとても便利ですよね。
④ユーザー認識による機能パーソナライズ*1
Echo Show 15では新たに搭載されたビジュアルID機能により、Alexaがユーザーを認識するとユーザーによって表示させる情報をパーソナライズすることが可能です。*3表示させる情報は予め設定可能なので、お子さんがEcho Show 15を利用する際に表示させる情報を区別したり、家族ごとの予定や伝言を個人に合わせて表示させることができます。小さなお子さんがいるご家庭でも安心ですね。
Echo Show 5、Echo Show 8、Echo Show 10との違い
Echo Showシリーズは、これまで5,8,10と3シリーズ発売されています。Echoシリーズとの違いを見ていきましょう。
Echo Show 5 | Echo Show 8 | Echo Show 8 | Echo Show 10 | |
価格 | ¥8,980- | ¥14,980- | ¥29,980- | ¥29,980- |
Alexa内臓 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ディスプレイ | 5.5インチ 解像度 960 x 480 | 8.0インチ 解像度 1280 x 800 自動色彩調整機能 | 10.1インチ 解像度 1280 x 800 自動色彩調整機能 | 15.6インチ 解像度 1980 x 1080 |
音楽ストリーミングサービス | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
音声・ビデオ通話 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
家電の操作 ※対応機器(別売)が必要 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
リモコン家電の操作 ※別売スマートリモコン(別売)が必要 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
壁掛け可能 | ◯ | |||
サイズ | 幅148mm x 高さ86mm x 奥行73mm | 幅200mm x 高さ130mm x 奥行99mm | 幅251mm x 高さ230mm x 奥行172mm | 幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm |
*1
こうして比較してみると、Echo Show 15と従来のシリーズとの大きな違いはディスプレイの大きさと壁掛けができる、という2点といえそうです。
機能としてはホーム画面のカスタマイズやユーザー認識による機能パーソナライズがEcho Show 15から新たに実装されているようですので、Echo Show 15は「より効率的に各種機能を使いたい」「家族に合わせて表示する情報を変えたい」という方や、「大きな画面で楽しみたい」「インテリアの一部としても楽しみたい」という方におすすめの商品といえるでしょう。
まとめ
Amazon「Echo Show 15」の特徴、他シリーズとの違いについてご紹介しました。日本での発売開始時期は執筆時点(21年11月12日)で未定ですが、公式サイトより販売・予約注文が始まった際にEメールで通知を受け取ることが可能です。
「スマート◯◯」という言葉を聞く機会が増えた昨今、インターネットと家電が繋がったりAIにより適切な情報を提案してくれる機能に触れることはありましたが、個人によるパーソナライズまで可能な領域まできていることに驚きを覚えました。スマートディスプレイ市場ではGoogleの「Nest Hub」やLINEの「Clova Desk」が比較対象に挙げられることがありますが、EchoシリーズではAmazonでの買い物機能が使えたり、Nest Hubではyoutubeが視聴できたり、Clova DeskではLINEが使えたり・・・それぞれ独自の強みを打ち出し差別化を図ろうとしている印象です。これからのスマートディスプレイ市場で覇権を握るのはどの機器となるのか、今後の動向に要チェックですね。Echo Show 15の発売開始が楽しみです。
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参考:
1:https://www.amazon.co.jp/Echo-Show-15-%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC15-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4-with-Alexa/dp/B08MQNJC9Z
*2:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G4C6HYZMQX6RE8F2
*3:https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1354268.html
画像引用:Amazon商品ページ