いよいよスマートフォン市場が飽和してきた。
毎日新聞が、スマートフォンの出荷台数の鈍化を報じています。
世界最大の中国市場で商品が行き渡る飽和段階に入ったことが主な要因だ。今後の販売は買い替え需要に頼ることになり、19年の全体の伸び率を4・7%と見込み鈍化傾向が続くと予測した。
パソコンのようにすでに成熟市場に突入したスマートフォンですが、これだけ爆発的に広がれば、「そりゃそうでしょうよ」とも思います。ハードウェアとしてのスマートフォン市場は、これ以上伸びることはないでしょう。
ですが、逆に言えばスマートフォンの周辺での戦いは始まったばかりです。
最近では「スマートフォンからコントロールできる」という機器が乱立状態です。たとえばこんなの。
スマートフォンからEIZO製液晶ディスプレイの設定を変えられるアプリ「G-Ignition Mobile」の配信がスタート
こんなのも。
スマホ操作で乾電池の出力を制御する「MaBeee」、製品化に先駆けクラウドファンディングに登場
つまり、スマートフォンは既に「機器類のハブ」として、PCに取って代わっているわけです。
身の回りにはセンサーやコンピュータを使うことでコントロール可能なものが数多くあります。服、靴、カバン、文具、自動車、下着、本、音響機器、映像機器、家具、家電、おもちゃ等です。
こう言った世界にスマートフォンやセンサーが入り込むことで、より高度なコントロールが可能になった機会がたくさん登場することになりそうです。
したがって、今後の開発会社のマーケティングの方向としては2つが考えられます。
ハード+スマートフォン
で売る。
webサービス+スマートフォン
で売る。
いずれにしろ、「開発ができます」というだけでは既に差別化が難しいというのが、現状ではないでしょうか。「どのような組み合わせを想定するか」が、企業の競争力の源泉になるような気がします。
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