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AppleがiPhone 11で使える紛失防止タグ開発中?ARで場所を探せる

Appleは9月11日(日本時間9月12日)に、新型スマートフォン「iPhone 11」、「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」を発表しました。

「iPhone 11」が発表されたスペシャルイベントでは、事前の情報からスマートフォン以外にも場所がわからない物や落とした物を探すための紛失防止タグが発表されるのではないかと期待されていました。

残念ながら紛失防止タグは発表されませんでしたが、一体どんな製品なのかを紹介します。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
・Appleが開発している紛失防止タグとは?
・紛失防止タグは「iPhone 11」シリーズでだけ使える可能性
・もう使える紛失防止タグにはどんなものがある?

Appleが開発している紛失防止タグとは?

Appleが先行配信していた「iOS 13」のベータ版から、コードネーム「B389」と呼ばれている製品をアメリカのメディア「MacRumors」が2019年8月末に発見しました。

この製品は位置情報を発信する機能を持っており、iPhoneやMacなどのApple製デバイスを探すためのアプリ「Find My(探す)」からアイテムとして探すことができるそうです。

製品はiPhoneのロゴが描かれた円形をしており、一緒に見つかった画像からは鍵、バック、自転車などに取り付けて使う方法が想定されていることがわかりました。

このことから、「B389」は紛失防止タグではないかとみられています。

この紛失防止タグをつけたアイテムは、iPhoneのカメラを通じてAR表示でいまある場所を探したり、自分からある程度離れたときにiPhoneに通知を送ったりできるようです。

そのため部屋にあるはずなのに見つからない家の鍵の位置をARで探したり、傘や自転車などが盗まれそうになったときに通知で気づいたりできることが期待されます。

なお、通知を送信しないセーフゾーンも設定できるため、安全な場所に保管している状態で通知が鳴り続けるといったことは防げるようです。

離れた場所でもほかのiPhoneユーザーが近くを通ると発見できる

ただしこの紛失防止タグは、ある程度の距離が離れると通知が届かなくなるとみられています。

そのため落とし物をしたときに気づかないでいると、場所がわからなくなる可能性があります。

もしも落としてしまったた場合、もう見つけることはできないのでしょうか? そんなことはありません。

Appleの紛失防止タグはほかのiPhoneユーザーが通信できる距離まで近づくと、持ち主に対して連絡が取れる仕組みになっているそうです。

この機能により、アイテムが持ち主から離れてしまったとしても発見できる可能性があります。

なお、位置情報の発信や通信に必要な電力については、バッテリー式なのか電池交換式なのかはわかっていません。

電池をすぐに取り外せる仕組みだと盗まれたときに電力をオフにされてしまうためバッテリー式の可能性が高そうですが、円形をしているためボタン式電池を搭載するのではないかとも言われています。

紛失防止タグは「iPhone 11」シリーズでだけ使える可能性

紛失防止タグの便利な機能であるARを使ったアイテムを探す機能ですが、この機能は「iPhone 11」シリーズでだけ使える可能性が高いです。

というのも、ARで場所を探すためには超広帯域無線システム(UWB)が必要だからです。

超広帯域無線システムとは近距離であれば障害物があっても通信できる無線技術で、このシステムを使うと位置の検出ができるようになります。

ただ、この超広帯域無線システムは従来のiPhoneには搭載されていません。一方で「iPhone 11」シリーズにはU1チップと呼ばれる超広帯域無線システムが搭載されています。

AppleはU1チップについて、「空間認識のための超広帯域テクノロジーであり、このチップを搭載した「iPhone 11」は、U1チップを持ったほかのApple製デバイスの場所を正確に認識できます。それはまるで、リビングルームほどの空間で機能するGPSのよう」と説明しています。

たとえばiPhoneのファイル共有機能AirDropでは、この機能を使うとiPhoneを向けている相手にだけファイルを共有できるようになるそうです。

紛失防止タグのARによる位置検索はU1チップと組み合わせて使うと考えられるため、ARで場所を探す機能については「iPhone 11」シリーズのみで使える可能性が高いです。

紛失防止タグそのものについては従来の「iPhone 11」でも使えるかもしれませんが、詳細はわかっていません。

もう使える紛失防止タグにはどんなものがある?

Appleが紛失防止タグを発表するかどうかは、日本時間9月20日に発表される「iOS 13」のリリースのときに明らかになると思います。

ただ、紛失防止タグという製品自体はすでに他社からいくつもリリースされています。

一般的には「スマートタグ」と呼ばれています。有名な製品を紹介しましょう。

MAMORIO

まずは日本メーカー製の紛失防止タグ「MAMORIO(マモリオ)」です。MAMORIOは「なくすを、なくす」というメッセージとともに世界最小の落し物追跡タグとして発表されました。

MAMORIOをつけたアイテムを置き忘れたとき、手元から一定距離以上離れるとスマートフォンのアプリに場所と一緒に通知が届きます。これにより置き忘れをなくすことができます。

また、手元から離れたMAMORIOとほかのユーザーがすれ違ったときに、ほかのユーザーに場所を知らせずにその場所が所有者にお知らせされます。つまりMAMORIOを使っているユーザーが多ければ多いほど、アイテムが見つかりやすくなる仕組みです。

この機能はAppleの紛失防止タグをほぼ同じと考えて良いでしょう。

ただ、MAMORIOにはAppleの紛失防止タグにはない特徴として、駅や商業施設に設置されたMAMORIO Spotが落とし物を通知してくれるサービスがあります。ほかのユーザーがすれ違わなくても、落とし物を見つけることができます。

Tile

続いて紹介するのは、「Tile(タイル)」という紛失防止タグです。

TileもMAMORIOと同じような機能を持つスマートタグです。手元から一定距離以上離れた場所を通知したり、ほかのユーザーがすれ違ったときにその場所をお知らせしてくれたりします。

ただし、Tileには音を鳴らせる機能もついています。

Bluetoothが通信できる範囲内の30メートル以内であれば、スマートフォンのアプリから音を鳴らすことができます。また、逆にTileのボタンを押すことでスマートフォンを鳴らすこともできます。

また、Tileは自分で電池を交換できるというメリットもあります。MAMORIOは電池が切れたときは本体を交換しないといけませんが、Tileは自分で電池を交換できるモデルが発売されています。これによりランニングコストを減らすことができます。

まとめ

Appleの紛失防止タグ機能は「iOS 13」に組み込まれているため、おそらくは「iOS 13」リリース後から使えるようになると思われます。

紛失防止タグそのものは全てのiPhoneで利用できる可能性がありますが、ARで位置を探す機能については超広帯域無線システムが必要なため、U1チップを搭載している「iPhone 11」シリーズに限られるでしょう。

日本ではiPhoneユーザーが多いため、紛失防止タグが発売されれば落とし物をしたとしてもかなり見つけやすくなりそうです。発表が楽しみな商品ですね。

参考

Exclusive: Apple’s Tile Competitor Will Include ‘Items’ Tab in iOS 13’s Find My App and Much More – MacRumors

MAMORIO | あなたの大切なものを守る世界最小クラスの紛失防止デバイス

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