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NetflixがAppleの空間オーディオに対応!使い方は超簡単!!

 2021年9月、Appleから新しいiPhone13が発表になりました。
 新iPhoneの特徴として、ハリウッド映画並みの動画が撮れるカメラやストレージの大容量化、さらにバッテリー持続時間の向上が言われています。毎年のように新しいiPhoneを発表し進化を続けているApple。しかし、なかなか頻繁に買い替えるのは難しいですよね。
 
 今回の記事では、そんなAppleが進めているオーディオの進化である「空間オーディオ」に、「Netflixアプリ」が対応したという最新情報についてまとめてみました。
 このアプリを使えば、iPhone13を手にしなくてもまだまだ楽しめそうです。

この記事でわかること
 ・Netflixで空間オーディオを利用するための条件について
 ・空間オーディオの使い方
 ・Apple王国の住民であることの快適さとは

Netflixで空間オーディオを利用するための条件

 NetflixでAppleの空間オーディオを楽しむためには、一定の要件を満たす必要があります。そのうちの一つが、ちょっとだけハードルが高めになっています。

 ① Netflixの会員であること
   最初のハードルとしては、Netflixの会員になる必要があることです。
   Netflixには、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3つのグレードがあります。
   月額料金は、ベーシックが990円、スタンダード1490円、プレミアムで1990円となっています。
   グレードの違いは画質であり、4K画質を楽しむにはプレミアムにする必要があります。また、Netflixの会員になった後は、iPhoneのNetflixアプリを最新版にバージョンにアップしておく必要があります。

 ② iOSとiPadOS14.6以降のユーザーであること
   2つめはiPhoneもしくはiPadユーザーであり、それぞれのOSのバージョンが14.6以降であることです。持っているデバイスのOSのバージョンを確認していただき、アップグレードができるようであれば先に行っておくと良いでしょう。

 ③ AirPods ProまたはAirPods Maxのユーザーであること
   ここが一番ハードルが高いのかもしれません。
   無印AirPodsでは使用できず、ProかMaxユーザーに限定されてしまいます。
   AirPodsは2万円弱ですがProだと3万円オーバーであり、Maxになると7万円弱の高級品です。イヤホン1つに3万円をポンと出せるユーザーは、なかなかいないのではないでしょうか。*注1

 上記のことを考えると、Appleの最新技術を堪能するためにはそれなりにハードも準備しておかなくてはダメだということになります。
 それでも、今から自宅にサラウンドシステムを構築するのに比べれば、格安で同程度以上の音響体験ができるので、考え方によっては安い投資かもしれません。
 ただし、楽しめるのはAirPodsを装着した1人だけに限定されてしまいますが、、、

空間オーディオの使い方

 前述したハードルを無事に乗り越え空間オーディオを体験できる準備ができたら、後は簡単です。
 ものの1分もあれば設定が完了し、最高のオーディに包まれながら映画や音楽を楽しむことができます。
 設定の手順は次の通りです。


 ① Netflixアプリを起動し、サラウンドミキシングに対応したコンテンツを選択する
   実は、Netflixのコンテンツ全てが空間オーディオに対応している訳ではありません。Appleの空間オーディオは「ドルビーアトモス規格」対応ですので、Netflixでそれに該当するコンテンツを選ぶ必要がります。5.1chサラウンドでも大丈夫です。

 ② アプリのコントロールパネルを開く(画面右上隅から下へスワイプ)
 
 ③ 音量スライダーを長押しして、オーディオ・オプションを開く
 
 ④ 空間オーディオのアイコンが表示されるので、タップしてONにする

 設定の操作手順はたったこれだけです。
 コンテンツの準備さえできれば、設定自体はあっという間に終わります。後は立体的に体を包み込むような音響体験を楽しむだけです。
 なお、iPhone・iPad側で「設定」→「Bluetooth」から空間オーディオのON・OFFを切り替えることでも設定可能です。*注2

Apple王国の住民であることの快適さ

 2021年9月に発表された「iPhone13」について、ちょっと期待外れだったと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 Appleが新製品を発表!と言うと、どうしても「これまでなかったような、新しい何か」をつい期待してしまいます。しかし、実はずいぶん前から「世の中を変えるような画期的な新製品」は、Appleからリリースされてないという事実があります。

 iPhoneやiPadのようなマーケット自体を創出し、爆発的に普及するような新製品とアプリを創り出す企業。Appleに抱くイメージは、どうしてもこのような過去の思い出が付きまといます。
 もちろんAirPodsやApple Watchなど、強烈なブランドイメージで多くのユーザーから歓迎された製品も出ていますが、同価格帯・同程度の機能を持つ他社製品も、冷静に見ると結構存在しています。

 iPhone13については、カメラ以外の部分はマイナーバージョンアップ程度の向上に止まっています。そのカメラについても、大部分の人にはそれほど重要とは思われない程度の進化ですので、結果的に残念だという感想になってしまいました。
 この辺りについては個人差がありますので、実際のところはどうなのか不明ですが、iPhone13発売で買い替え需要を喚起することができているのか、ちょっと心配になります。

 しかし、それも仕方のないことでしょう。
 Appleとしては、すでに世界10億人のユーザーを抱えており、AirPodsやApple Watchでの大成功で、堅固なエコシステムを構築しています。iPhoneなどデバイスの大幅な変更によって、既存ユーザーを失うようなリスクは取れないでしょう。
 もし画期的な新しい「何か」を市場に投入する時には、iPhoneとリンクする形での新デバイスである可能性の方が高いと思われます。

 そこでAppleとしては、カメラ性能やオーディオといった「ユーザー体験」を向上する方向に、大きく力を入れて取り組んでいると考えられます。そのことによって、空間オーディオやAirPodsへの展開を広げているのではないでしょうか。
 もともとApple製品は、ミドルからハイエンドクラスの価格帯で安定した品質を持ってはいるものの、決して最高級でも最高品質でもありません。
 同じ価格帯でも機能的に優れているものは他にも山ほどありますし、最高級クラスの製品も別にあります。

 例えば、スマホのカメラ性能だけを比較するのであれば、「Huawei P50 Pro」や「Xiaomi Mi 11 Ultra」が、Appleの「iPhone 13 Pro」よりも上です。*注3
 イヤホンでも、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン「WF-1000XM3」や、ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「CX400TW1」など、AirPodsと十分に性能を競えるだけの製品がたくさんあります。
 もちろん個人の好みなどもあるため一概にどれが一番とも言えませんが、Apple製品が必ずしも良いと言う訳でもありません。

 だからこそAppleは、自社製品のエコシステムの中でユーザーのさまざまな「体験」の質を向上させることで、囲い込みを強化する戦略を選択しています。
 AirPods Proユーザーが、一旦Netflixで空間オーディオの素晴らしい臨場感を体験してしまったら、次の買い替えの時にも当然Apple製品を選択することになるでしょう。
 新たなコストをかけてサラウンドシステムを組むのに比べれば、無印AirPodsに1万円追加するだけで高音質のサラウンドシステムを楽しむことができます。

 iPhoneユーザであっても、AirPods以外の他社の高性能イヤホンに興味がある方も多くいるでしょう。しかし、iPhoneなどのApple製品をベースにした構成を考えた場合、他社の製品だと親和性の面ではどうしても限界があります。
 イヤホン単体での性能を取るか、安定した品質と安心して使える操作性を取るかの選択が必要になります。

 付け加えるとAirPodsであれば、しばらくは後継の製品を期待して待つことができそうだという点も意外にポイントになります。
 iPhoneは、登場から2007年の登場から現在に至るまで、基本的な操作性に変化はありません。初代からの古いユーザーであっても、安心して最新機種が操作できるというのは、Appleユーザーにとっては、当たり前すぎて普段は気にならない部分です。

 iPhoneに比べてマイナーな存在なので、ここで紹介するのも気が引けますが、実はMacOS Xも、その登場(パブリックベータ版が2000年)からほとんど操作性が変化していません。
 その間、Windowsの方はMe・XP・Vista・7・8・10と、時に大幅なUIの変更を伴いながら進化し多くのユーザーを混乱させてきました。
 Macが今でもタッチスクリーンに対応していないのは、従来からのUIを大きく変更させないことを優先しているからでしょう。

 話が若干逸れてしまいましたが、他社製品のイヤホンを購入する場合、その後も後継機種が継続して出るのかも心配な点となります。
 製品には寿命があり、新しい技術への対応も限界があります。そんな時、全く同じ操作性で安心して利用できる後継機が期待できるかどうか?は気になるところです。
 少なくともApple王国の住民でいれば、AirPodsの後継機についてはしばらく心配することはないでしょう。


 iOS15では、ステレオで録音された古いコンテンツの音声データであっても、ソフトウエア上で擬似的に空間オーディオとして再生することが可能となります。
 結果的に古い映画などでも立体的な空間を感じる音響を楽しめるようになり、より多くのコンテンツで豊かなオーディオ体験ができます。
 休みの日はカウチとポテトを準備して、名画を再度鑑賞してみるのもいいかもしれません。

 

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注1
Apple AirPods
https://www.apple.com/jp/airpods/
Netflix 料金プラン
https://www.netflix.com/signup/planform
注2
Yahoo! News(via lifehaker) 「ついに対応! iPhoneで空間オーディオを使用してNetflixを視聴する方法」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d218b3c25f830231acbc3cf277775655c961341d
lifehacker 「ついに対応! iPhoneで空間オーディオを使用してNetflixを視聴する方法」
https://www.lifehacker.jp/2021/09/how-to-watch-netflix-with-spatial-audio-on-ios.html
engadget 「ネトフリが iPhone / iPadの空間オーディオ対応。AirPods Pro / Maxで別次元の臨場感」
https://japanese.engadget.com/netflix-spatial-audio-ios-144235028.html
注3
DXOMARK Smartphone rankings
https://www.dxomark.com/rankings/

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