スマートウォッチはApple Watchだけではない。Android Wearという選択肢もある
本ブログでは、AppleWatchはイケてる?イケてない?!で、Apple Watchの魅力をお伝えすると同時に、バッテリーがもたないというデメリットもお伝えしてきました。
しかし、そもそもなところApple Watchは買い?という狭い議論に収まる必要はもはや必要ないかもしれません。
皆さんはAndorid Wearアプリをご存知でしょうか?
Android Wearアプリをダウンロードすれば、iPhoneとAndroid Wearを連携させ、iPhoneの通知などをAndroid Wearで受信することができます。
つまり、iPhoneユーザーもApple Watchだけではなく、その他のAndroid Wearを選択することができるということです。
とはいえ、すべてのAndroid WearがiPhoneに対応しているわけではありませんので注意が必要です。
ここでは、対応しているAndroid Wearの一つである「moto 360」を見ていきたいと思います。
(写真: Motorola HPよりhttp://www.motorola.co.jp/products/moto-360)
moto 360はApple Watchとは異なり、通常の腕時計とほぼ同じデザインをしています。
Apple Watchは、あまりに通常の腕時計とデザインが異なるため、購入をためらった方もいるのではないでしょうか。IT企業ならまだしも、金融などお堅い業界に勤められている方には付けづらい時計だと思います。
しかし、このmoto 360であればそのようなビジネスシーンでも気にせずにつけることができるでしょうか。
それでは、詳細な仕様を見ていきましょう。
(写真: Motorola HPよりhttp://www.motorola.co.jp/products/moto-360)
特筆すべきなのがバッテリーです。Apple Watchのバッテリーは18時間しか持ちませんが、moto 360は最大1.5日ももちます。
しかも、常時画面表示の場合でも、最大1日バッテリーがもちます。
スマートウォッチと通常の腕時計の最も重要な差はバッテリーでしょう。腕時計を毎日充電しないといけないという点は、従来の機能から大きく劣っている点と言えます。それでも、この点が多少ながら優れているという点は評価できるかと思います。
とはいえ、やはりiPhoneユーザーがAndroid Wearを使う上でのマイナスポイントはいくつか存在します。
その一つが、アプリの追加が出来ないことです。iPhoneとの接続においてはAndroid Wear用のアプリをインストースして使用することはできず、内臓アプリのみとなってしまいます。
その他には、ウォッチフェイスの選択が限られていることが挙げられます。Android Wearのウォッチフェイスはどれを選ぶか迷うほどPlayストアに公開されていますが、iPhoneとの組み合わせでは、ダウンロードできるものが15種類に限られています。
(参照: AllAbout: Apple Watchにライバル登場!Android WearがiOSに対応)
以上のようなマイナスポイントが現状では存在します。
しかしながら、今後これらが改善される可能性があります。
Googleは、Android Wearのメジャーアップデートとなる「Android Wear 2.0」を2017年初頭にリリース予定です。これにより、iPhoneユーザーがAndroid Wearを利用する上で現在存在するマイナスポイントが改善される日も近いでしょう。
iPhoneユーザーの皆さんもApple Watch一択で考えるのではなく、Android Wearも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。