単なる受託システムエンジニア、で終わりたくないエンジニアのための話。


システムエンジニアを生業とする人であれば、誰しもが気になるのが、「今後、仕事がどのように変化するか」だろう。

変化に追いつけなければ、必然的に待っているのは失業だし、逆に変化を先に捉えることができれば、大きな成功にありつくことも夢ではない。

 

では、具体的にどのような変化が待っているか。

 

仕事の価値は、需要と供給によって決まる。

特に需要、つまりマーケットの状況によって、システムエンジニアに求められることは刻々と変化する。

だから、「システムエンジニアリングに対して、マーケットが求めることは何か?」を理解することが、変化の正体を見極める上で重要だ。

 

@typeのキャリアコンサルタントは、こんなことを言っている。

採用は売り手市場も、5年後の安泰はなし~若手SEが知っておくべき「端境期のキャリアメイク術」

中途採用を積極的に行っている大手SI企業では、求める人材のスペックが高くなったように感じます。

例えばリーマン・ショックの直前に比べると、当時はスキルが未熟でも若手というだけで採用する企業が少なからずありました。それが今は、20代でも要件定義や基本設計を経験した、いわゆる上流工程から携われるエンジニアを求める傾向が強まっています

ここから理解できることは一つ。

結局のところ、マーケットが要求するのは「上流工程」特に、ビジネスを描くことができる要件定義部分である。

 

つまり「手を動かして作ることができる」のは当然のこととして、ビジネスを描けるエンジニアが重要だ、ということだ。

顧客のビジネスに最大限の価値を出す企業と技術者です。こういう『ビジネスとIT』双方を駆使できる人材は、これからも嘱望され、引く手あまたでしょう(中略)

マーケットが、少数精鋭を求める様になってきた、という現実が、システムエンジニア業界の本質的な変化である。

 

これはGoogleやフェイスブックなど、ウェブサービスを展開する企業においてだけではなく、受託開発領域に関しても同じことが言える。

「言われたことだけやっていれば良い」

「お客さんが要件を出してくれないと進められない」

「技術者がしらなければならないのは、技術領域だけ」

と考えているエンジニアには、どんどん労働集約的で、儲からない仕事だけが集まってくる。

 

すると、結末は「低賃金」「長時間労働」である。

それが嫌なら、エンジニアであってもビジネスを学ぶしか無い。

 

ではエンジニアの立場からどのようにビジネスを学べばよいのだろう?

 

簡単だ。

それは、「自社の業績」がどのようにすれば上がるのかを考え、そこに積極的に関わっていくことである。

業績を上げるのは部長の仕事?

業績を上げるのは社長の仕事?

 

そうではない。それはエンジニアの仕事なのだ。

それに関心を持ち、自分のなすべきことを自覚したとき、必然的に「ビジネス」が重要になる。

会社の目標は何か、部門の目標は何か。そして自分の目標は何か。

それを知り、実行することがビジネスを学ぶ第一歩なのだ。

 

 

写真:Bartosz Maciejewski


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