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スタートアップの新たな聖地 “シリコンビーチ”とは?

スタートアップが多く集まる場所といえば、シリコンバレーやニューヨークのイメージが強いかと思いますが、アメリカには新たなスタートアップの聖地として注目されている「シリコンビーチ」というエリアがあります。今回はそのシリコンビーチに焦点を当てたいと思います。

【位置情報】カリフォルニア州・ロサンゼルス(サンタモニカ、マンハッタンビーチ、ベニス、ダウンタウンLA)
【スタートアップの数】約500を超えるテック系のスタートアップが点在しています
【シリコンビーチにオフィスを構える有名企業】hulu、Tesla、Space X、Tinder、Snapchat、Google、Youtube、Facebookなど

多くのスタートアップが集結しているのにも関わらずまだその名がそこまで広まっていないシリコンビーチですが、スタートアップの聖地とされるシリコンバレーやニューヨークとは一体何が違うのか、そしてなぜシリコンビーチが起業の地として選ばれているのかをかご紹介します。

理由① 豊かな気候とコミュニティの多さ

シリコンビーチは一年中暖かく、年間晴天日数は292日、平均気温25.6℃、夏は20時ごろまで明るいという素晴らしい気候環境に位置します。

シリコンバレーの気候も同様に温暖ではありますが、サンフランシスコ市内は昼と夜で気温が異なることがあります。ニューヨークはというと冬はかなり冷え込みます。このように両都市と比べるとシリコンビーチの方が生活するに最適な環境といえるでしょう。

また、その名の通りビーチが都市にあるため、サーフィンや海水浴ができることもこのエリアの特徴です。スタートアップのコミュニティ内に招待制のサーファークラブもあり、約500のスタートアップ企業に対して、430人の会員がいると言われてます。サーフィンを通じて、テック人材が交流を行い、人材の流動性や知識の向上に繋がるエコシステムができていることが伺えます。

もちろんサーフィンだけではなく「UX朝食クラブ」や「Cowork LA」など、数多くのミートアップも催されているので、シリコンビーチの経営者たちとのネットワークを広げていくことができます。

理由② 優秀な人材とコワーキングスペースの存在

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)をはじめ、ロサンゼルスには優秀な教育機関が点在します。ここから輩出される優秀な学生達をこのエリアのスタートアップが採用し、サービス拡充の人材として活用していることは明白です。

また、 WeWorkやCross Campusなどのコワーキングスペースも充実しており、スタートアップで働く人だけでなく、フリーランスのエンジニアやデザイナーが会社に出入りしながらサービスの改善を行う環境も整っています。

また、理由③の生活コストにも関係しますが、このようなコワーキングスペースがシリコンバレー(サンフランシスコベイエリア含)やニューヨークと比較しかなり割安で借りることができます。

例えばWeWorkのプライベートオフィスの料金設定では以下のようになっており、サンフランシスコやニューヨークと比べ、低コストでレンタルスペースを借りることができます。

(例)
・ロサンゼルス: $580-800/月
・サンフランシスコ: $730-1100/月
・ニューヨーク: $780-1100/月

理由③ 生活コストが安い

シリコンバレーやニューヨークは家賃が高額なことで知られていますが、生活コストを調べてみると2ベッドルームの価格がサンフランシスコ$4,370、 ニューヨーク$3,695に対してロサンゼルスは$2,382と、他のエリアと比べて比較的割安となっています。

スタートアップの多いエリアは野心ある若者が集う街でもあるため、低コストで生活ができるシリコンビーチを拠点に選ぶ起業家が増えていると言えます。

まとめ

昨今注目されているシリコンビーチはいかがでしたでしょうか。なお、CB Insightsのレポートによると、2016年以降投資の伸び率がシリコンバレーやニューヨークよりも上がっているとまで言われています。

今後、世界各国から起業家たちがこのエリアに集結し、シリコンビーチ発のスタートアップがますます増えていくことが考えられます。 最先端のテクノロジーやスタートアップの動向をを知りたい方は、ぜひシリコンビーチに注目してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 
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