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Android Auto、Googleがカーナビを作ったらどうなるか

Android Autoとは、Androidをベースとした車載機器用ソフトです。Androidを搭載したスマートフォンにUSBを接続することでカーナビとして使えるアプリとなっています。アプリと言っても、グーグルマップのようにスマホ単体で使うのではなく、通常のカーナビのように車に装着して使用します。
といってもデビュー当時の最新のAndroid Autoでは、車側に専用デバイスを搭載しておくことが必須でしたが、現在はAndroidスマホだけで動作する使い方もできるように改良されています。

 

 

すでに続々と採用決定

 

いかに技術が優れていても、そこはビジネスですので、このAndroid Autoを自動車メーカーが認めるのかどうかがポイントです。しかしそこは、すでにクリアしつつあるようです。

アウディのQ7、A4、フォルクスワーゲンのGolfやPoloシリーズ、さらに、ホンダのアコード ハイブリッドLX/EX、マセラティのクアトロポルテやギブリシリーズなどで採用が決まっています。
GMもシボレーの「MyLink」やキャデラックの「CUE」などに検討が進められ、搭載が始まっています。

しかしそこはさすがGoogle。最新のアップデートにより、Android 5.0以上のスマートフォンであれば、車種を選ばずにアプリ単体でAndroid Autoの機能を利用可能になりました。

使い方としては、スマートフォンを車載ホルダーにセットします。それだけでAndroid Autoのフルを使ってドライビングをする時に必要な情報をすべて取得できるようになっています。

現在はゼイン車両に対して完全にスマホ版カーナビとして機能するようになっています。

そのほか変更点としては、より多くのAndroid Auto対応アプリを利用可能に。さらに、Bluetoothで対応車載機器と接続設定しておけば、乗車時に自動でAndroid Autoが起動するようになりました。

 

 

OKGoogleが使えるというが最大のメリット

 

では、Android Autoは普通のカーナビとはどう違うのでしょうか。それは、Googleの誇る音声技術であるOKGoogleが使えるという点です。

車の運転中に、片手を離してカーナビを操作するのはやっぱり不安がつきまといますよね。Android Autoでは、OKGoogleの技術を使って、しゃべりかけるだけで最適なナビゲーションをしてくれるのが最大のポイントです。

「○○に行きたい。ただ、有料の高速道路は使いたくない」などとしゃべりかければ、GoogleのAI機能で最適なマップを両手でハンドルを握ったまま表示してくれます。このあたりはGoogle Mapをベースにした地図ナビゲーションが採用されているので精度は抜群です。

また、目的の地図を探した後は、音楽ストリーミング再生やハンズフリー通話なども楽しむことできます。

 

 

Android Autoならではの機能が魅力的

 

メイン画面には、現在運転中の地図だけでなく、再生中の楽曲の曲名や、本日の天気などのスマホでおなじみの基本情報も表示してくれますし、さらに音声検索で新しい情報を探していくこともできます。

ここが普通のカーナビとの決定的な違いでしょう。基本操作のほとんどは音声入力で操作可能になっていますので、まさに安全を最優先した状態で通常のカーナビにはない最新のAndroid機能を使い、ドライビングを楽しみながら享受できるというわけですね。

すこし到着までに遅れそうなときも「○○さんに電話」と命令すれば、電話をつないでいでくれます。
「すいません、渋滞中で10分ほど遅れます」というお詫びの電話もハンドルを握りながらできてしまうというわけです。

こんなカーナビありえませんよね。

いずれ、カーナビはAndroid Autoにすべて置き換わってしまうのでは?そんな期待を持たせてくれるテクノロジーです。

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