Google Payとは?その他モバイル決済サービスとの違いと注意点


Googleの決済サービス「Google Pay」は、2018年5月のアップデートでSuicaとWAONに対応しました。日本人にはお馴染みのSuica対応によって、鉄道やバスなどの乗車料金の支払いが可能になりました。その後、7月のアップデートでP2P(ピアツーピア)の個人間決済を統合、チケットや搭乗券を保存する機能が発表されています。

ここではGoogle Payのこれまでの経緯を振り返りつつ、できること、他の決済サービスとの違い、注意点をまとめます。

 

 

Google Payとは何か、活用範囲は

 

まずGoogle Payの経緯、できることについて解説します。

 

Google Payの歴史

 

Googleは2011年に「Google ウォレット」というP2P送金サービスを開始しました。手数料無料で、アプリでGoogleアカウントと登録した口座やデビッドカードと連携すれば、モバイル端末やPCから送金できるサービスです。

その後、「Android Pay」を発表。2015年9月11日に米国でサービスを開始しました。Android Payは、電子マネーの利用やポイントを管理できるデジタルウォレットです。日本では翌年の12月からサービスを開始しましたが、FeliCaのプラットフォーム対応端末に限定され、他国とは互換性のない仕様が採用されました。

2018年2月に、Google ウォレットとAndroid Payが統合されて生まれたブランドがGoogle Payです。さまざまな決済関連のサービスを統合することで存在感を増しつつあり、競合企業に対する競争力を強化しています。

▽旧サービス、Androidpayとは
注目のAndroid Payとはどんなサービス?日本での普及の課題は?

 

Google Payの活用範囲

 

Google Payは、以下のようなシーンで活用できます。

■電子マネーによる店舗での買い物、電車やバスの利用
現在4種類の電子マネーに対応して店舗で買い物ができ、Suicaで交通機関の決済が可能です。QUICPayの対応も予定されています。

[対応する電子マネー]

  • Suica
  • nanaco
  • 楽天Edy
  • WAON

[利用できる場所]
コンビニエンスストア(セブン-イレブン、サークルK、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、サンクス)、スーパー(ピアゴ)、家電量販店(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヨドバシカメラ)、ドミノピザ、Suica対応の鉄道やバスなど

■クレジットカードによる店舗での買い物
以下のクレジットカード・プリペイドカード・デビットカードに対応し、対応カードの拡大が予定されています。Webサイトやアプリの課金にも使えます。

  • JACCS
  • JCB
  • Kyash(個人間の送金アプリ)

[利用できるWebサイトやアプリ]

  • Vanilla Air(格安航空券)
  • SPACEMARKET(レンタルスペース)
  • 全国タクシー(日本最大のタクシー配車アプリ)
  • 日本美食(訪日外国人を対象とした支払いアプリ)
  • minne(ハンドメイド雑貨のマーケットプレイス)

■店舗のポイントカード利用
以下の2つのカードでポイントを貯めて一元管理できます。

  • T-POINT
  • dPOINT

■Google サービスの支払い
Google PlayやChrome ウェブストアのアプリ、YouTubeで映画などを購入時に支払いが可能です。

 

 

Google Payと他の決済サービスの概要と比較

 

次にApple Payとおサイフケータイと比べたときの違いについて解説します。

 

Apple Payとの比較

 

電子マネーの対応数では、Google Payが有利です。Apple PayはSuicaのみですが、Google Pay は4つの電子マネーに対応しています。登録したクレジットカードから簡単にチャージして、コンビニエンスストアなど身近な場所で簡単に使えることがメリットです。

さらにセキュリティ面で強みがあります。Apple Payの場合、iOS 10.1以降ではクレジットカードで支払う際にロック画面でホームボタンをダブルタップするとWalletアプリが起動できます。そこで、もしiPhoneを落とした場合には、そのままカードを使われてしまうリスクがあります。

Apple Payは端末のセキュリティチップ内に口座情報が保存されていますが、Google Payの場合、カード情報はクラウド上に保存し、端末には決済用の口座が設けられる仕組みになっているので安心です。

▽Apple Payの人気記事はこちら
日本でのApple Pay採用は、他の国のApple Payとは状況が全く違う。故にiPhone7は売れる

▽Apple Payとの比較、詳しくは下記記事参照
モバイル決済サービスの2強、Google PayとApple Payを徹底比較

 

おサイフケータイとの比較

 

おサイフケータイに対するGoogle Payの優位性は「ポイントを一元管理できること」でしょう。おサイフケータイで照会する場合は、それぞれの店舗の専用アプリを起動させなければなりません。しかし、Google Payでは複数の店舗のポイントをGoogle Payだけで管理できます。これが大きなメリットです。

 

 

Google Payで注意しなければならないこと

 

Google Payで注意しなければならないのは、オートチャージと機種変更です。

残高が少なくなると自動的にチャージする機能がありますが、Google Payのアプリから設定できません。モバイルSuicaの場合はアプリから設定する必要があり、WAONも同様です。

また、Apple Payでは機種変更のときに電子マネーの移行手続きが不要であることに対して、Google Payでは専用のアプリで移行手続きが必要です。機種変更に手間がかかります。

 

 

クレジットやポイントを利用するためにカードを何枚も持つことは煩わしく、財布がカードでぱんぱんに膨らんでしまいます。スマートフォンやPCでGoogleのサービスを利用することが多い昨今、Google Payがあらゆる場面でスマートな決済を実現できるようになるといいですね。

参考:Google Pay – これからのお財布。by Google
https://pay.google.com/intl/ja_jp/about/

(2018年7月23日アップデート)

 

 

▽関連記事はこちらから
Google Payで日本のモバイル決済は変わるのか

 

 

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