1. TOP
  2. ブログ
  3. データビジュアライゼーションを身近に感じるデータ可視化ツール

データビジュアライゼーションを身近に感じるデータ可視化ツール

近年、様々なデジタルデータを収集し蓄積させ、今後のマーケティングへ活用させる姿勢が重要になってきています。いわゆるビッグデータと呼ばれるデータ群を有効に活用することで、統計的アプローチから効率かつ効果的にビジネスへ活かせることができます。
そんなビッグデータ時代のデジタル情報を視覚化する技術としてデータビジュアライゼーションが今、注目されています。

データビジュアライゼーションを身近に感じられるデータ可視化ツールと一緒に、ご紹介したいと思います。

 

 

データビジュアライゼーションの目的

 

ビックデータ活用法の技術として、グラフィックを用いてデータを効果的に見せる手法です。可視化することで、人間が直感的に情報を捉えられ、文字の羅列や文書からでは読み取れなかった推移や関係性が把握でき、マーケティングとしても意思決定の判断材料にできます。

単純なデータであれば表計算ソフトでグラフなどを使って分析や表現をしている機会も多いと思いますが、膨大で複雑なデータになると表計算ソフトでは限界があり、グラフや図で分かりやすく表現するために、膨大な時間と労力を費やすこととなり現実的ではありません。

 

 

データの活用や分析を楽にするデータ可視化ツール

 

それでは、「データの集計や分析レポート作成の効率化」、「グラフィック要素による直観的把握」、「解析精度が高く意思決定をゆだねられる」ができるデータ可視化ツールを見てみたいと思います。

 

Google Data Studio(グーグル データ スタジオ)

 

Googleが提供しているデータ可視化ツールです。Googleアナリティクス360Suite製品シリーズの1つで、Googleデータスタジオ360の無償版としてリリースされています。
Google製品ですから、GoogleアナリティクスやGoogleスプレッドシートとの連携の相性が良く、初心者でも直観的に使いやすいツールとなっています。その他のSQLや外部データも、簡単に使用することができます。

 

Microsoft Power BI(マイクロソフト パワー BI)

 

Microsoftが提供しているBIツールです。ビジネスに合わせて、対話型のデータ視覚化で魅力的なレポートを作成することが可能です。CSVデータや、Excelデータはもちろんのこと、HadoopやSparkなどのビッグデータにも接続可能です。
Power BIはExcelをベースに作られており、レポートの作成はほぼマウス操作で行う事が可能なため、Excel操作に慣れている方なら操作も難しくないはずです。

 

Tableau(タブロー)

 

データ関連の専門家が集まり、「人々がデータを見たい時に簡単に見ることができるように手助けする」というテーマのもとに作られたTableau。国内外で多くの企業に支持されているセルフサービス型BIツールです。
複雑なスキルを用いる必要がなく、ドラッグ&ドロップで直観的に操作することが可能で、必要な時に必要なデータを探索し見たい形にビジュアライゼーションできます。
また、使用する目的など、様々な用途に合わせたTableau製品があります。

 

Domo(ドーモ)

 

ヤフー株式会社、株式会社ディー・エヌ・エーといった先進的企業でも導入されているDomo。
経営者をはじめとするビジネスユーザーが感じている課題を解決する事を目指し開発されており、その意思決定に必要なビジネスデータの支援をスピーディーに精度高く実行できるため、高く評価されています。
データ可視化のために必要なツールをすべてクラウド上でワンストップ提供でき、使い勝手や管理性も高いツールです。また、数値に閾値を設けることでアラームが設定でき、アプリと接続してより多彩な機能を使える利点もあります。

ヤフーでは専用ツールを自社開発していましたが、ビジネスのスピードに合わず、正しい情報を見極めるのが難しい状態となってしまったため、Domoを導入し工数削減に成功したとのことです。

 

Qlik Sense Cloud(クリック センス クラウド)

 

名前の通りクラウド版のため、データをアップロードし、棒グラフや地図などを含む独自のビジュアライゼーションをクラウド上で作成できます。さらに他のユーザーと共有、レポート出力、ホームページへ埋め込みすることも可能です。
招待可能なユーザー数やデータサイズに制限がありますが、価格も無料からすぐに始められるため導入しやすい利点もあります。

 

 

様々な種類があり、先進的企業も積極的に利用しているデータ可視化ツール。それほど、データ活用が重要ということがわかりますね。
日々進化しているビジネス市場において、ツール活用したデータビジュアライゼーションで、今と先の動向を視覚化してみてはいかがでしょうか。

 

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

大手ゼネコンBIM活用事例と 建設業界のDXについてまとめた ホワイトペーパー配布中!

❶大手ゼネコンのBIM活用事例
❷BIMを活かすためのツール紹介
❸DXレポートについて
❹建設業界におけるDX

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP