Googleがスマホ向けホテル検索を強化!AIがあなたの旅をコーディネート
旅行の予定を立てるとき、まずはスマホでホテルを検索する、という人は多いはずです。ですが、たくさんのホテルや旅行情報のサイトを見て、複数のホテルを比較して、宿泊料金を調べて、必要な設備の有無や交通アクセスを確認して――となると、時間も手間もとてもかかってしまいます。
そんな「スマホのホテル検索」を、Googleが簡単・便利にしてくれました!
もはやスマホがあなたの旅のコンシェルジュになる、と言っても過言ではないほどのシステム。今回は、そんな“Googleホテル検索”のメリットと使い方をご紹介します!
生まれ変わったGoogleの“スマホ向けホテル検索”。あなたにピッタリのホテルが見つかる!
リニューアルしたGoogleのホテル検索は、スマホ向けに最適化されています。小さな画面でも効率的に、必要な情報を素早く検索できるようになったのです。また、ホテルによっては検索結果から直接予約することもできます。
それでは、Googleホテル検索の特長とメリットを見ていきましょう。
多数の「フィルター」でホテルを検索・絞り込みできる
新たなGoogleホテル検索には、ホテルを比較および絞り込むための「フィルター」が多数備わっています。
「特価」「安価」「高評価」「高級」といったよく検索されるキーワードをはじめ、「宿泊人数」「上限価格(予算)」「ホテルクラス(★の数)」「ユーザーのクチコミ」といった必須項目や、参考になる情報、そして「無料の朝食サービスの有無」「レストランやバーの有無」「エアコンの有無」「ペット同伴の可否」「子ども向け」などといった、設備や受け入れ態勢も調べられます。
これらの「フィルター」を使えば、あなたの希望にピッタリのホテルが見つかります!
それでは、次は普通のトラベルサイトと比べてどこが便利なのか、Googleホテル検索ならではのメリットは何か、といった点を見ていきましょう。
Googleホテル検索ならではのメリットとは?
Googleホテル検索は、ユーザーのニーズに合った情報を抽出してくれるAIを導入しています。そのため、Googleが保有する膨大なデータベースから普通のトラベルサイトには無い情報を得ることができるのです。
以下にそれらを活用したメリットをご紹介します。
10ヶ所以上のトラベルサイトから最安値を検索!
この機能が一番の目玉かもしれません!
ホテルを探すときに一番気になるのは、なんといっても宿泊料金ですよね。Googleホテル検索の「料金」タブをタップすれば、10ヶ所以上のトラベルサイト(楽天トラベル・一休.com・Booking.com・トリップアドバイザー・るるぶトラベル・近畿日本ツーリストなど)の宿泊料金や宿泊プランを一覧できます。
いちいち各サイトに飛んでホテル名で検索する必要がないので、一目でお得な予約先が分かります。
写真やクチコミなどの詳細なホテル情報を表示
画像はGoogleストリートビューやBooking.comから、クチコミは同Booking.comやトリップアドバイザーから取得して表示してくれます。ホテルの立地や雰囲気、実際に泊まった人の感想などをすぐに確認できるのがうれしいですね。
Google mapの“経路案内”でルート確認が楽々!
ホテルの住所を入力しなくても、すぐにホテルまでのルートを確認できます。また、利用する交通機関とかかる運賃も表示されるので、旅の計画がスムーズに立てられます。
直接予約も可能!(一部の提携ホテルのみ)
Googleと提携しているホテルは、検索結果から直接予約ができます。
予約の際はGoogleアカウントとGoogle Payに連携して、それぞれの連絡先やカード情報を利用します。Googleと提携していないホテルは、ホテルや旅行代理店のホームページに飛んでから予約します。
お気に入りのホテルの情報を保存できる
「このホテルが良さそうだけど、他のホテルもまだ見てみたい」
「すぐに旅行に行く予定はないけど、気に入ったホテルをブックマークしておきたい」
そんなときは、“保存”機能でお気に入りのホテルを記録しておけます。Googleアカウントと連動して行なうので、確認も簡単! 複数のホテルを比較したいときにも便利です。
Googleの独自基準によるランク付け (1~5つ星)
Googleならではの豊富なデータによって、独自の基準でホテルをランク付けしています。AIの機械学習によって価格・立地・設備・提携サイトからの収集データなどを総合して、1~5に格付け。星なしのホテルはまだ評価されていないので、あなたが泊まって情報をフィードバックすればGoogleがそれを参考にします。
このように、単なる検索機能とは思えない充実ぶり。
ぜひ次回の旅に活用してみましょう。
Googleホテル検索の使い方
それでは、いよいよ実際の使い方です。
スマホ向けに特化されてはいますが、PCからも使えます。方法はどちらも同じで、たったこれだけ↓↓↓
Googleの検索画面に「ホテル+地名」 を入力する
例えば東京のホテルなら「ホテル 東京」と入力すれば、自動的にホテル検索機能を利用できます。
あとは先述の「フィルター」で料金などを絞り込んでいきますが、「フィルター」とはGoogle側の呼び方ですので、「宿泊日程」「料金」「人数」「ユーザーの評価」「ホテルクラス」といった名前のタブや入力フォームを操作していきます。それぞれに希望の数字や要素を入れて絞り込んでいきましょう。
あなたに合ったホテルが見つかったら、あとは予約するだけ!
充実した旅をお楽しみください。
まだまだ使える! “旅のデータベース化”にも便利
Googleホテル検索の機能は、これだけではありません。ホテル以外の旅行情報の下調べや、旅費の見積もりまで行なってくれます。
それらの機能は、最上部の4つのタブから利用できます。
以下にそれぞれの機能をご紹介します。
1.目的地を検索
「ホテル+地名」で検索した際の「地名」の観光情報を表示。
見どころなどの基本情報から、天気や気温、おすすめスポットとそのクチコミまで、幅広い観光情報が得られます。近場のおすすめ観光スポットも表示されるので、旅行プランを立てるのに便利です。
2.フライト
交通ルートに飛行機が含まれる場合は、最寄りの空港から目的地の空港までの発着時刻・料金・予約サイトなどを表示してくれます。
3.ホテル
“ホテル検索”の画面に戻ります。
4.あなたの旅行 (モバイル専用機能/PCからは利用不可)
旅行の大まかな予算をシーズン料金も反映した上で表示してくれます。さらに、予約済のホテルや飛行機・列車・バスなど、Googleを通じて確定した旅行プランも記録されます(Googleアカウントへのログインと、ウェブとアプリの「アクティビティの有効化」が必要)。
さらに、旅行情報の検索履歴や、保存したホテル、過去の旅行歴、旅行歴や検索結果を元にしたおすすめ旅行プランの提案なども表示。あなたの旅行情報を網羅して、コンシェルジュ的な役割を果たしてくれます。
この4つは、まとめて「Google旅行ガイド」という機能になっています。Google検索で目的地の名を検索して、「旅行ガイド」のタブをタップすれば呼び出せます。 なお、“Googleホテル検索”はこのうちの1機能です。
ただのホテルや観光情報の検索だけでなく、AIの機械学習によってあなた専用のコンシェルジュになってくれる“Googleホテル検索”。
Googleアカウントさえあれば誰でも利用できるので、次回の旅にぜひ取り入れてみてください!
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