一括同時接続が超便利!GoogleのFast Pairが使えるBluetooth端末とは?


昨年の10月に発表されたGoogleの新しいBluetooth技術「Fast Pair」が、今年の11月にアップデートされ複数端末の一括同時接続ができるようになりました。

アップデートにより便利になり、今後が非常に気になる技術ですのでどのような内容なのか解説していきます。

さらに、現段階で使えるBluetooth端末や今後の活動についても合わせて紹介しています。複数の端末間でBluetooth接続が面倒と感じている方は必見の内容です。

この記事では以下の3つのことがわかります。
①・・・・ GoogleのFast Pairとは?
②・・・・ 2018年11月のFast Pairアップデート内容
③・・・・ Fast Pairが使えるBluetooth端末

 

GoogleのFast Pairとは?

 

提供:GIPHY
GoogleのFast Pairとは、2017年10月にGoogleが発表した新しいBluetooth接続の方法のことです。使用感としてはAppleのAir Podsに似ており、Fast Pair機能があるヘッドホンなどをAndroidに近づけると、Androidの画面に通知が表示されてタップするだけで接続が完了します。2018年11月には新たなアップデートによって、Bluetooth端末を一度接続すれば複数のAndroid間で一括同期・共有できるようになっています。

 

Fast PairはワンタップでBluetoothペアリングが完了

 

従来のBluetooth接続は、

1.PCやスマホなどのBluetooth設定を開く
2.Bluetooth端末の電源を入れる
3.PCやスマホなどのBluetooth設定画面で繋げる端末を選択
4.しばらく待つ
5.接続完了

という手順でペアリングをしています。Fast Pairは、Bluetooth端末をPCやスマホに近づけるだけで、画面上に接続許可のウィンドウが通知されます。その後に通知をタップするだけで接続が完了する仕組みです。従来のように複数の作業は必要ありません。ペアリングも高速になりワンタップで完了します。

 

Fast PairはAndroid6.0以降のOSで利用可能

 

Fast Pairを使うにはOSのバージョンがAndroid6.0以降の通信端末と、Fast Pairに対応したBluetooth端末が必要です。現在のところイヤホン・ヘッドホンの数種類がFast Pairに対応しており、今後は様々な商品に普及していく予定であるとGoogleは語っています。

Fast Pairに対応する商品をそろえる必要はありますが、接続するAndroidに関してはAndroid6.0以降のバージョンであれば可能ですので非常に汎用性があります。

 

2018年11月のアップデートでFast Pairがさらに便利に

 

2018年にGoogleから発表されたFast Pairのアップデートは、Androidに接続したBluetooth端末をGoogleアカウントで管理、一度の接続ですべてのAndroid端末間で一括同時接続するようにアップデートしました。

アップデート前のFast Pairは、Fast Pair機能があるBluetooth端末と複数のAndroidを使うには一つひとつ接続しなおす必要がありました。従来の接続方法と比べれば一回の作業は簡単になっていますが、Appleの一括同時接続と比べると劣った内容です。

今年のアップデートでは、一回の接続で複数端末間で状態を共有・同期するようになりましたので、AppleのAir Podsと同じ一括同時接続になり性能的に限りなく近づいています。

 

▽関連記事はこちら

Airpodsほか、ワイヤレスイヤホンの性能を徹底比較

 

Fast PairのGoogleアカウント管理による汎用性に期待

 

新しいFast Pairは、一度Fast PairでAndroidに接続すれば、同じGoogleアカウントに関連付けられている端末間で一括同時接続され共有されるようになります。つまり、新しい通信機器にBluetoothを繋ぎなおす際には、いちいちBluetooth端末に触ることなくGoogleアカウントから操作するだけで複数端末間で再接続が可能です。

AppleのAir Podsも同じように、iCloudアカウントでMacやiPhoneといったApple製品間で一括同時接続が行えます。ですが、Fast PairはiCloudアカウントよりも汎用性が高いGoogleアカウントでのBluetooth接続管理ができますので、より多くの通信端末で一括同時接続が利用できるようになると考えられます。

 

Fast Pairは「BLE」(Bluetooth Low Energy)で端末を常に検索

 

Appleの一括同時接続は、iCloudアカウントと「W1チップ」などの専用部品によって管理されています。一方のGoogle Fast Pairは、GoogleアカウントとBluetooth Low Energyという新型Bluetooth技術で管理します。Bluetooth Low Energyは残念なことに従来のBluetoothクラシックと呼ばれる規格とは相互性がないため、現段階では利用できる端末が少なくなっていますが、導入コストが安く電力消費も従来の10分の1になる、注目を集めている新技術です。Appleの「W1チップ」の普及率とBluetooth Low Energyの普及率を考えれば、今後のFast Pairに期待が集まります。

Bluetooth Low Energyについては、下記の記事で詳しく解説していますので合わせてご一読ください。

「BLE」(Bluetooth Low Energy)とBluetoothの違いとは

 

Fast Pairが使えるBluetooth端末

 

Fast Pairが使えるBluetooth端末は、Android開発者向けのブログ「Android Developers Blog」で下記のヘッドホンとイヤホンが発表されています。

・Google Pixel Buds
・Libratone Q Adapt Wireless On-Ear
・Bose QuietComfort 35 II
・Jaybird Tarah Wireless Sport Headphone

ですが、上記の製品のスペックを公式で確認しても、Fast Pairについての記述がなかったり、Libratoneなどでは日本の商品はFast Pair未対応との記述があったりと、日本国内で利用するには対応商品をよく確認してから購入する必要がありそうです。場合によっては現段階では対応商品を輸入しなければいけません。

 

Googleが語るFast Pairの今後の展開

 

Googleは、2019年にはChromebookでもFast Pairを利用可能にすると語っています。その他、特定の早期パートナーと共同作業しており、「Bluetoothアクセサリー」メーカーにも声を掛けていると発言していますので、今後はヘッドホン・イヤホン以外のBluetooth端末でもFast Pairが利用可能になる見通しです。

ヘッドホン・イヤホンメーカーとしてもJaybird、Anker SoundCore、Boseから次の対応機種が発売される予定ですので、現段階では今後の発表に期待といったところといえます

 

まとめ

 

アップデートによってBluetoothペアリングの一括同時接続ができるようになった、GoogleのFast Pairについて、利用方法、アップデート内容、対応機種を紹介しました。

GoogleアカウントでBluetooth接続を一括管理できるようになれば、様々な通信端末の複数台をまたぐBluetooth接続が今より簡単に管理できるようになります。

現段階では時期尚早感が否めませんが、GoogleのFast Pairは、Windows・Androidユーザーであれば今後が非常に気になる技術ではないでしょうか?

 

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