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Amazon DSPとは何なのか?Web広告のキホンの仕組み

2019年、スマホやインターネットはもはや日常生活に欠かせないものとなっています。誰もが一日に何回も、さまざまなWebサイトでニュースを読んだり検索をしたり買い物をしたりしています。インターネット広告はすでに新聞や雑誌広告を大きく超える市場に成長しました。Webサイトを訪れるお客さんに向けて効果的な広告を打つことは、企業の重要なミッションの一つです。
しかし、どういうWeb広告が効果的なのか、そして広告運用コストを下げることができるのか、悩んでいるWeb担当者も多いことでしょう。そんな中、ユーザーの購買履歴をターゲティングに利用できる「Amazon DSP」が注目されています。近年広まりつつあるDSP広告ですが、どういうものなのか基本からおさらいして考えてみましょう。

今回の記事では、DSP広告とAmazon DSPのサービスについて説明していきます。
以下のポイントを押さえ、見ていきます。
・ターゲティングの重要性
・DSP広告のメリットと基本的な仕組み
・Amazon DSPはどんなサービスなのか

Webサイトの広告表示は、ターゲティングが命

新聞やテレビといった他媒体に比べ、Webサイトに表示される広告は、そのサイトに興味を持ってそこまでたどり着いたユーザーが見るという前提条件があるのでターゲティングがしやすいという特長があります。
また、広告の随時の更新も可能で、ユーザーごとの表示切り替えができるなど、より細かなターゲティングが可能です。逆にいうと、こうしたターゲティングがWeb広告運用の重要な戦略となるともいえます。

広告のターゲット設定は、以下の4層に分けて考えます。

1.その商品を知らず、そもそもほしいとも思わない「低関心層」
2.商品のことは知らないが、興味を持つ可能性がある「潜在層」
3.商品のことを知っていて、興味を持つ可能性がある「顕在層」
4.商品を利用したことのある「顧客層」

どのターゲット層にアプローチしたいのかを定めたうえで広告の種類を決めることが重要とされます。1~4のうち上に行くほど全体の人数は増え、下に行くほど自社商品に興味を持ってくれる確率が高くなります。もちろん顧客を逃さない工夫も必要ですが、顧客をもっと広げたいという広告主側のニーズには2と3の潜在層・顕在層へ認知拡大のアプローチを行うケースが多いかも知れません。

そんな潜在層と顕在層に効果的な広告が、DSP(Demand-Side Platform)広告なのです。

▽Web2019年、スマホやインターネットはもはや日常生活に欠かせないものとなっています。誰もが一日に何回も、さまざまなWebサイトでニュースを読んだり検索をしたり買い物をしたりしています。インターネット広告はすでに新聞や雑誌広告を大きく超える市場に成長しました。Webサイトを訪れるお客さんに向けて効果的な広告を打つことは、企業の重要なミッションの一つです。

しかし、どういうWeb広告が効果的なのか、そして広告運用コストを下げることができるのか、悩んでいるWeb担当者も多いことでしょう。そんな中、ユーザーの購買履歴をターゲティングに利用できる「Amazon DSP」が注目されています。近年広まりつつあるDSP広告ですが、どういうものなのか基本からおさらいして考えてみましょう。

今回の記事では、DSP広告とAmazon DSPのサービスについて説明していきます。

以下のポイントを押さえ、見ていきます。

・ターゲティングの重要性

・DSP広告のメリットと基本的な仕組み

・Amazon DSPはどんなサービスなのか

Webサイトの広告表示は、ターゲティングが命

新聞やテレビといった他媒体に比べ、Webサイトに表示される広告は、そのサイトに興味を持ってそこまでたどり着いたユーザーが見るという前提条件があるのでターゲティングがしやすいという特長があります。

また、広告の随時の更新も可能で、ユーザーごとの表示切り替えができるなど、より細かなターゲティングが可能です。逆にいうと、こうしたターゲティングがWeb広告運用の重要な戦略となるともいえます。

広告のターゲット設定は、以下の4層に分けて考えます。

1.その商品を知らず、そもそもほしいとも思わない「低関心層」

2.商品のことは知らないが、興味を持つ可能性がある「潜在層」

3.商品のことを知っていて、興味を持つ可能性がある「顕在層」

4.商品を利用したことのある「顧客層」

どのターゲット層にアプローチしたいのかを定めたうえで広告の種類を決めることが重要とされます。1~4のうち上に行くほど全体の人数は増え、下に行くほど自社商品に興味を持ってくれる確率が高くなります。もちろん顧客を逃さない工夫も必要ですが、顧客をもっと広げたいという広告主側のニーズには2と3の潜在層・顕在層へ認知拡大のアプローチを行うケースが多いかも知れません。

そんな潜在層と顕在層に効果的な広告が、DSP(Demand-Side Platform)広告なのです。

▽Web広告についてはこちらもどうぞ

【初めてのWeb広告運用】Google広告の使い方

DSP(Demand-Side Platform)広告とは

DSP広告とは、ディスプレイ広告と呼ばれWebサイト上に表示される種類の広告の一つです。
従来の広告では、Webサイト上に固定された広告枠だったため、そのWebサイトを訪れた全ての人に向けた広告表示となっていました。
しかしDSP広告では、より年齢・性別・興味嗜好などの細かなユーザー情報にマッチした広告を表示できるようになっています。

DSP広告配信の仕組み~DSPとSSP~

DSP広告は、DSPの広告主側のプラットフォームとSSP(Supply-Side Platform)という広告枠を持つWebサイト運営者側のプラットフォームの連携によって広告配信が行われます。
広告配信までの流れは以下の通りです。

1 ユーザーがDSP広告枠のあるWebサイトを訪れ、それがSSPに通知される
2 年齢・性別などのユーザー情報をもとにSSPからDSPへ入札をリクエスト
3 DSPは登録されている広告の中から、ユーザー情報にマッチする広告を選び出し入札
4 SSPは複数のDSPから受け取った入札の中から最も高額な入札をサイトへ通知
5 サイト上に落札された広告が表示される

こうした一連の処理はRTB(Real Time Bidding)と呼ばれます。このRTBがWebサイト表示時に毎回、裏で行われているのです。DSP広告では、このようにユーザーのアクションごとに毎回広告を選定することができるので、細かいユーザー情報をふまえたうえで効果的に広告配信ができるのです。

DSP業者は数あれども気になるのがAmazon DSP

DSP広告は、そうしたユーザー情報と広告のマッチングができることから、興味を持つ可能性のあるユーザーへ向けてピンポイントで広告配信が行えます。そのため、より少ないコストで高い広告効果を狙うことができます。

しかし、さまざまな企業の提供するDSPサービスが乱立しており、どれを選べばいいのかわかりづらいのも現状です。
DSPサービス選定のポイントは、コストや運用形態も重要ですが、より高い効果を狙うのならばやはりターゲティングの中身です。

DSPサービス利用時にはさまざまなターゲティング設定ができ、例えば年齢・地域・職業・健康状態などの項目設定が可能となっていますが、何を設定できるかはサービスにより異なります。年齢や性別でくくっても、いろいろな好みを持っている人がいますよね。その人の興味や購買の傾向を知るためには、やはり個人的な嗜好や行動を表す項目がほしいところです。
そんな中、Amazonでの購買履歴をターゲティングに利用できるのが「Amazon DSP」のサービスです。

Amazon DSPとは

「Amazon DSP」とはネットショッピング大手のAmazonが提供するDSPサービスです。
最低出稿料金は1,500,000円で、1ヶ月の掲載期間となります。
Amazonの保持する膨大な顧客リスト・購買履歴をターゲティング設定することができます。そしてそれだけではなく、以下のようなターゲティングが可能です。
・閲覧履歴、購買履歴から推測されるライフスタイル
・直近の興味関心
・閲覧した商品カテゴリー
・都道府県のエリア
・年齢、性別、職業、世帯年収などのユーザー属性
・90日以内に初めてAmazonで購入した新規顧客
・広告主側の情報とAmazon側の顧客リストを照合して作られたユーザー層

ユーザーの属性だけでなく、もう少し踏み込んだ行動履歴を利用することができるのです。こうした細かいターゲティングを行い、Amazonのショッピングサイト、他Webサイトへの広告表示が可能です。
また、広告のアピール効果が高いとしてここ1~2年で広がりを見せている動画広告も可能となっています。

Amazonの出店企業のみでなく、Amazonでの商品販売を行っていない企業でも広告を出すことができます。
ただし利用できる広告内容に関して、タバコや医療関係製品、情報サービスなどは事前審査が必要となるなどさまざまな制限があります。また、広告表示内容にもさまざまな制限事項があるので、もしAmazon DSPを使いたいと思ったらしっかり事前チェックをしておきましょう。

広告は出して終わりじゃない、出した後も大事

Web広告では、どのユーザーが広告に対してどういったアクションを取ったかがわかるので、その後のアプローチや広告戦略も重要になってきます。
広告主のWebサイトを閲覧したことのあるユーザーや商品ページを閲覧したユーザーに対して広告を出すことで、より興味を持ってもらう手法があります。リターゲティングといいます。Amazon DSPでは、このリターゲティング設定も可能です。
またAmazon DSPには広告の自動最適化サービスがあり、ターゲット設定の追加と削除、広告の頻度や配分などを最適化する仕組みを利用することができます。この自動最適化サービスはAmazonが蓄積したデータをもとに機械学習により行われており、追加料金なしで利用できます。オプトアウトも可能です。
こうした機能を使えば、さらに精度の高いターゲティングと広告配信を行うことができるでしょう。

まとめ

DSPサービスの利用により、少ない手間で効果的な広告配信につながります。
Amazon DSPは、広告自動配信サービスであるだけでなく、Amazonのビッグデータを自社商品の広告に利用できるサービスです。
Web広告では現在Google、Yahoo!などが台頭していますが、購買データの利用という強みのあるAmazonの広告サービスも今後さらに広がっていくことが予想されます。

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