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Google Fitとは?できることやメリット、使い方を徹底解説

健康を気遣っている人であれば、意識的に運動をしている方も多いでしょう。一昔前では万歩計などを使って健康的な運動の目安を測っていましたが、現在ではスマートウォッチやバンド、そして、スマートフォンを使うことで歩数をチェック&健康管理を行うことが可能です。

そんな健康に気を配っているユーザーにおすすめのスマホ向けアプリとして、Google Fitが注目を集めています。Google Fitとは一体なにか、Google Fitを使ってできることや使い方をご紹介します。

この記事を読むと以下の3つのポイントがわかります。
・Google Fitとは?
・Google Fitでできること
・Google Fitの使い方

Google Fitとは?

Google Fitとは、Googleが提供しているスマートフォン向け健康管理アプリです。Android・iOSのどちらでも使うことが可能で、スマートフォンの機能を使って運動データを記録することができます。Google Fitが導入されたスマートフォンを持ち歩くだけで、その日に移動した距離や運動量をチェックすることも可能です。

目標値をセットすることで、1日に必要な運動量の目安を知ることもできます。Wear OSが導入されたスマートウォッチやApple Watchといった外部デバイスと連動させることで、更に詳細な運動データを取得できるのも1つのポイントです。

また、ランニングや筋トレデータを取得する普通の健康アプリとは違い、スキーやサーフィン、ゴルフといった幅広い運動をアクティビティとして残すことで、1日の消費カロリーを簡単にチェックできます。

Google Fitを使えばお手軽に健康管理を行えるため、1日の運動量などを気にしている方におすすめのアプリだと言えるでしょう。

Google Fitでは何ができる?

健康管理アプリとして活用されるGoogle Fitでは、主に以下の4つのデータを記録できます。

・1日の運動量
・睡眠データ
・心拍数
・体重の変動

ただし一部の機能は、Wear OSが導入されたスマートウォッチや、フィットネス向けデバイスとの連携が前提となっているため注意が必要です。Google Fitを使ってできることのポイントを見ていきましょう。

1日の運動量を可視化

Google Fitを使えば1日にどの程度の運動を行ったのか、消費したカロリーを可視化できます。Google Fitがインストールされたスマートフォンを持ち歩くだけで、1日の移動量などをチェックすることが可能です。

また、Google Fitはスポーツごとに細分化して手動でアクティビティを記録することができます。

たとえば、スマホを持ち歩けないサーフィンやフットボール、サッカーといったアグレッシブなスポーツから、ガーデニングやピラティスまで事細かいデータを保存できます。「どの程度の時間運動したのか」「運動の激しさはどのくらいか」といった2つのポイントを入力するだけで、自動的に1日の運動量へ目安として反映される仕組みです。

“運動量の可視化”だけでなく、自身がどのような運動を行っているのか振り返ってチェックできると言えるでしょう。

睡眠データを記録

Google Fitでは「自身が何時に寝て何時に起きたのか」というデータを記録できます。睡眠の深さをグラフ化して見えやすくしたり、睡眠中にいびきや物音がしたら自動的に録音したりといったデータの収集が可能です。

ただし、詳細な睡眠データの記録には外部フィットネスアプリやデバイスとGoogle Fitを連携させる必要があります。Google Fit単体では、「睡眠データを自己申告して保存する」機能がメインとなりますのでご注意下さい。

詳細な心拍数を記録

Google Fitでは日常から運動中まで心拍数を詳細に記録できます。健康的な運動量を満たしているかどうかひと目でチェックすることが可能です。

とはいえ、Google Fitで心拍数の記録をとるには外部フィットネスデバイスが必要不可欠です。*1
「Wear OSに対応」かつ「心拍測定機能付き」のスマートウォッチが別途必要になってしまいます。

体重の変動を記録

Google Fitではその日の体重を逐次記録できます。体重計で測った体重をグラフとして可視化することで、健康的な運動が出来ているかチェック可能です。あくまでメモ代わりの機能ですが、減っていく体重がグラフで見やすくなるため、運動に対するモチベーションに繋げられるでしょう。

Google Fitの使い方

Google Fit単体で自動的に保存できるのは、「スマートフォンを携行しているときの移動量や運動量」だけです。フィットネスアプリやデバイスを使わなければ、ほとんどが手動でのデータ入力となってしまいます。

そのため、Google Fitは「健康管理のプラットフォーム」が近しいイメージです。Google Fitの使い方としては、Wear OSに対応したスマートウォッチや、外部アプリとの連携が前提だと言えるでしょう。

Google Fitを他アプリと連携させるには?

Google Fitを他アプリと連携させる手順はアプリによってさまざまです。Googleの公式Q&Aには以下のように回答されています。
1.Strava、Runkeeper、MyFitnessPal など、接続するアプリを開きます。
2.設定メニューを探します。
3.他のアプリやデバイスを接続するための設定を探します。[Link other services(他のサービスをリンク)]、[apps & devices(アプリとデバイス)]、[manage connections(接続を管理)] など、この設定はアプリによって異なります。
4.画面の手順に沿ってアプリを Google Fit Google Fit にリンクします。
引用元*2

基本的にGoogle Fit側でなにかの設定をする必要はなく、連携先のアプリを操作するだけで問題ありません。ただし、Google Fitと連携できるアプリは限られています。「Works with Google Fit」*3以外に表示されているアプリは動作確認が取れていないためご注意下さい。

Google Fitは連携できるアプリも多い

Google Fit単体でも、スマートウォッチと連携させることで優秀な健康管理アプリになります。しかし、他にもさまざまなアプリと連携させることにより、詳細な運動データを保存することが可能です。
出典元:*3

2020年5月時点で、Google Fitと連携可能なAndroidアプリは36個確認できます。1日に摂取すべき水分を定期的に通知で教えてくれる「水分補充リマインダー」や、睡眠サイクルを解析したりイビキの録音ができる「Sleep as Android」など、多くの便利なアプリが存在します。

対象のアプリはGoogle Fitの健康管理データと連動しており、各アプリのデータをGoogle Fit上で単一表示させることも可能です。健康を意識しているユーザーにとって、Google Fitは「フィットネスアプリをまとめられる便利なツール」として役立つと言えるでしょう。

まとめ

Googleが提供している「Google Fit」はスマートフォン用フィットネスアプリです。スマホだけで1日の運動量をチェックできるため、日常的にスマホを持ち歩く方にとってはおすすめの健康管理アプリだと言えます。

とはいえ、Google Fit単体では自動的に記録できるデータが少ないのも事実でしょう。睡眠や心拍測定といった機能は外部のアプリやデバイスを活用する必要があります。

言い換えれば、アプリやデバイスと連携させることで機能面を大きくアップグレードできるため、外部ツールとあわせてGoogle Fitを活用することがベストです。

外部ツールと連携させることで、Google Fitアプリ1つで運動量を統合・可視化することもできます。健康を意識している方はこの機会に1度Google Fitを利用してみてはいかがでしょうか?

*1
https://support.google.com/fit/answer/9429085

*2
https://support.google.com/accounts/answer/6098255

*3
https://play.google.com/store/apps/collection/promotion_3000e6f_googlefit_all?


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