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スマートホーム化をしたい人必見!「Google Nest Aware」とは?

最近では様々な企業がスマートホーム化を実現する製品を出しており、我が家もスマートホーム化したいという方は多いのではないでしょうか。今回はGoogleが提供しているスマートホームのためのサブスクリプションサービス「Google Nest Aware」についてご紹介します。
 この記事を読むと以下の2つのことがわかります。
(1)Google Nest とは
(2)Google Nest Awareの概要

Google Nest とは

Google Nest Awareについて紹介する前に、まずGoogle Nestとは何か説明します。
Google Nest は、Googleが提供するスマートスピーカーやスマートディスプレイ、Wi-Fi機器、カメラなどのブランドです。スマホアプリ「Google Home」を通じて、Google Nest シリーズの製品の管理や操作を行うことができます。*1

Google Nest シリーズ

純正製品を揃えてGoogle Homeで連携させることでスマートホーム化することができます。2023年11月現在、次のような製品がリリースされています。

・Google Nest Audio
Googleアシスタントが搭載されており、声で操作できるスピーカーです。好きな音楽の再生や情報の検索、連携した家電の操作などをすることができます。

・Google Nest Hub
Google アシスタントを搭載したディスプレイで、話しかけて音楽鑑賞やニュースなどを確認するのはもちろんのこと、ディスプレイをタッチして操作することも可能です。

・Chromecast with Google TV
最大4KHDRで楽しめるストリーミングデバイスです。HDMI端子がついているテレビやモニターに接続すれば、Wi-Fi環境でストリーミングができます。付属のリモコンに搭載されているGoogleアシスタントボタンや Androidスマホなどを使えば、Googleに話しかけて映画や音楽を音声で検索することもできます。

・Google Nest Wifi
メッシュWi-Fiを構築し、快適なWi-Fi環境をつくることのできるルーターと拡張ポイントの2種類が販売されています。

これらはGoogle Nest Awareの対象となっておらず、Google Nest Awareの対応機器はGoogle Nest CamとGoogle Nest Doorbellの二つのみとなります。

Google Nest Cam(見守りカメラ)

他社製品と比較するとライブ映像での遅延が小さく、最大1080pのフルHD、30fpsのフレームレートという美しく、なめらかな映像で記録するのが特徴です。大容量のバッテリーを内蔵しており、配線不要で数ヶ月使えるのも嬉しいポイントです。

AIによる学習データを用い、動体検知で記録した被写体が人物なのか動物なのか、それとも車両なのかという、種類の判別を行えるのも大きな特徴です。人に関しては、登録済みの顔か、そうでない顔かを判定できるので、認識できない人物が映った場合のみ通知することが可能です。
カメラの視野内で検知対象エリアを指定しておけば、被写体の種類と組み合わせて通知することもできます。例えば、部屋のドアを特定の人が通過したときのみ、通知するように設定することができるわけです。
Google Nest Hubを組み合わせれば、Google Nest Camの映像をGoogle Nest Hubでストリーミングし、家の中と外の様子をリアルタイムで確認することも可能です。
Google Nest Awareのユーザーでなければ、録画した映像を無料で保存できる時間はわずか3時間となっています。また、価格も他社製品と比べて高価に設定されているので、用途に合わせて購入を検討してみてはいかがでしょうか。

Google Nest Doorbell(ドアベル)

玄関に設置しておけば、来客だけでなく、玄関先の様子や過去の録画も確認できます。そして、外出先であっても家への来客に会話応対できるなどの機能も便利です。録音しておいた応答メッセージを流すこともできます。
たとえば、外出中に荷物の宅配が来たときでも、外出先から荷物を何時に再配達してほしいといった要望を直接宅配業者の方に伝えることが可能です。また人や荷物、動物や車を判別できるので、来客が知り合いだと判別された場合はスマホに通知が届くスマートアラート機能が搭載されています。
こちらもバッテリー駆動のため、設置の自由度が高いのが特徴です。
このデバイスはGoogle Nest Awareのユーザーでなければ、動画保存期間は1時間と非常に短くなっています。

Google Nest Awareの概要

Google Nest Awareのユーザーになれば、家中のGoogle Nest CamやDoorbellが記録したデータをGoogle Homeアプリから管理できるようになります。Google Nest シリーズのすべてのデバイスに対応しているわけではないので注意しましょう。

ふたつのプラン

2023年11月現在、Google Nest Awareでは、ニーズに合わせて以下の2つのプランが用意されています。*2

・Google Nest Aware
月額630円
アクティビティの動画履歴 30日間

・Google Nest Aware Plus
月額1260 円
アクティビティの動画履歴 60日間
連続動画履歴 最大10日間

上にあげた特徴以外は同じであり、どちらも最後にご紹介するスマートアラートに対応していますし、サポートされているデバイスの種類も同じです。また、追加可能なデバイスの数に制限はありません。
それぞれ年額プランが用意されており、1年間のサブスクリプションを10ヶ月分の料金で利用することができます。
また、新規世帯登録したユーザーや第1世代の Google Nest Aware の定期購入からアップグレードしたユーザーは、Google Nest Awareを30日間無料試用することができます。

アクティビティの​動画履歴と​連続動画履歴

料金体系で異なるアクティビティの​動画履歴と​連続動画履歴という機能は、見られる録画履歴に違いがあります。
Google Nest CamまたはDoorbellは動きや人物、その他の重要なアクティビティを検知した場合に静止画像や動画クリップ、そのアクティビティの動画履歴を保存します。アクティビティの動画履歴とは、重要なアクティビティの動画クリップを見ることのできる期間のことです。
連続動画履歴とはそういったアクティビティに関係なく、連続録画したすべての動画履歴を参照できる期間のことです。

スマート機能

Google Nest CamとDoorbellにはスマートアラートを搭載しています。Google Nest Aware を利用することで、誰が訪問したのかがわかる人物認識アラートや、荷物の配達アラートなどの便利な通知を受け取ることができます。車両や動物を検出することもできます。

まとめ

今回はGoogleの提供しているサブスクリプションサービス「Google Nest Aware」をご紹介しました。やや高価になっていますが、その分高性能で機能が充実しており、暮らしが便利になることは間違いないでしょう。スマートホーム化のための製品やサービスはいろいろな企業から出されているので、求めるスペックに応じて選んでいくのがおすすめです。

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❹建設業界におけるDX

*1  Android「Android Magazine」
https://www.android.com/intl/ja_jp/articles/224/

*2  Google store「Google Nest Aware」
https://store.google.com/product/nest_aware?hl=ja

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