Google 日本語入力がAndroid版で終了|代替ソフトGboardを紹介
Androidユーザーの方は、日本語入力のソフトは何を使っているでしょうか。
もしもGoogle 日本語入力を使っている場合には、他のソフトに移行することをおすすめします。
その理由は、GoogleがGoogle 日本語入力のサポートを終了したからです。
この記事では、Google日本語入力が終了してしまう機種・OSや代替ソフトのGboardを紹介
します。
この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①Google 日本語入力が終了した機種
②Google 日本語入力から移行する「Gboard」の概要
③Windows版やMac版は終了するのか
Google 日本語入力がAndroidのサポートを終了*1
Androidでこれまで使われていた日本語入力アプリの「Google 日本語入力」が、ソフトのサポートを終了しました。
記事執筆時(2021/04/19)においては、Google日本語入力がGoogle Play Storeからダウンロード可能となっていますが、但し書きとして以下のように書かれています。
Google 日本語入力は 2021 年 3 月 31 日にサポートを終了します。日本語入力の主な機能はすべて、Gboard でご利用いただけます。(引用元:Google Playより) |
自動でソフトが切り替わるわけではない
Google日本語入力のサポートが終了したからといって、自動でソフトが切り替わるわけではありません。
そのため、Google日本語入力を使用している場合には、自分で後継ソフトに乗り換えることが必要です。
後継ソフトとしては、Googleの「GBoard」があるので、Play Storeからダウンロードするとよいでしょう。
2021年3月31日でサポートが終了しているため乗り換えるのがおすすめ
なお、サポートが終了したのは2021年3月31日です。
そのため、この記事を見ている段階で、Google 日本語入力のサポートは終了しています。
サポートを受けられないということは、今後のアップデートもありません。
できるだけ早く、別の日本語入力ソフトに切り替えることをおすすめします。
乗り換え先としては、Google純正の「Gboard」が違和感なく使えるためおすすめです。
もちろん、そのほかの日本語入力ソフトを利用するのもよいでしょう。
Gboard以外のAndroidで使える日本語入力のソフトとしては、以下のようなものがあります。
ATOK
Simeji
アルテ日本語入力 など
それぞれ機能面に違いがあるので、Gboardど比較しながら乗り換え先を選ぶとよいでしょう。
Google 日本語入力とは*1*2
では、そもそもGoogle 日本語入力とはどのようなものなのでしょうか。
ここでは概要を紹介します。
Googleが日本語向けに提供しているIME
Google 日本語入力とは、Googleが日本語向けに提供しているIMEです。
IMEとは、入力の補助をしてくれるソフトのことをいいます。
Input Method Editorの頭文字をとったものです。
キーボードで入力の手助けをしてくれるソフトを指していると考えるとわかりやすいでしょう。
IMEにはさまざまなソフトがあります。
OS付属のものでいえば、Microsoft IMEやMacの「日本語IM」、iOSに標準搭載されているものが有名です。
そのほかにも、ATOKをはじめとするIMEを入れることもできます。
OSに搭載されていない中でも、無料で使えるのがGoogle 日本語入力の特徴です。
Android版のほか、WindowsやMac版がある
Google 日本語入力には、スマートフォン版だけでなくパソコン版もあります。
今回Android版のサポートが終了しましたが、Windows版やMac版のサポート終了予定はありません(記事執筆時)。
そのため、もしもパソコン等で利用したい場合には、ダウンロードして使ってみるのがおすすめです。
無料で利用できます。
豊富な語彙や予測変換が魅力
Google 日本語入力の一番のメリットは、豊富な語彙だといえます。
Googleが集めた膨大なデータから、適切な言葉を変換できるようになっているため、「新しい言葉がうまく変換できない」という可能性も低いでしょう。
また、予測変換機能もついているため、文章を最後まで打たなくてもよくなります。
Google 日本語入力は語彙と予測変換機能により、文章をよりスムーズかつ正確に打つことができるソフトであるといえるでしょう。
Google 日本語入力の後継ソフト「Gboard」とは*2*3
では、Google日本語入力のサポートが終了してしまったAndroidユーザーは、どうすればよいのでしょうか。
結論からいえば、後継ソフトである「Gboard」に乗り換えるのがおすすめです。
Gboardであれば、Google 日本語入力と操作感もほとんど変わらずに利用できます。
基本的な操作感はGoogle 日本語入力と変わらない
Gboardをダウンロードし日本語入力に設定すると、「どこがかわったのだろう」と感じるでしょう。
基本的にな操作感はGoogle 日本語入力と変わらないからです。
もちろん、後継ソフトであるGboardならではの機能も追加されています。
絵文字のほかGIF・ステッカーの入力も行える
Gboardでは、絵文字のほかGIFやステッカーの入力にも対応しています。
たとえばGIFの場合、キーワードで検索できたり、トレンドになっているGIFを検索できるなど、機能昨日が充実しています。
そのため、GIFをメッセージでよく利用する場合には、Gboardの良さを生かせるといえるでしょう。
GIFのほか、独自のステッカーを入力できるのもGboardの特徴です。
LINEでいうスタンプの機能が、Gboardに搭載されていると考えるとわかりやすいでしょう。
音声入力や手書き入力にも対応
そのほか、Gboardでは、音声入力も可能です。
音声入力でまとまった文章を入力したい場合には、Gboardを利用するとよいでしょう。
Googleの音声認識技術を使った、高精度な入力が可能です。
日本語以外の言語にも対応
Gboardは、Google 日本語入力と異なり、さまざまな言語に対応しています。
英語や日本語、ドイツ語やフランス語などの言語のほか、アラビア語やマレー語、タイ語など多くの言語をGboradで利用可能です。
900を超える言語を利用可能なため、複数の言語を利用したい場合にも最適だといえます。
翻訳機能にも対応
多言語で利用可能なほか、翻訳機能にも対応しているのがGboardの特徴です。
翻訳機能を用いれば、言語の違う方とも円滑にコミュニケーションがとれるでしょう。
◆まとめ
今回は、Google 日本語入力がAndroid版でサポートを終了したことについて紹介しました。
サポートが終了したからといって、すぐGoogle 日本語入力が使えなくなるわけではありません。
しかし、アップデートが今後ないことになるため、可能であれば他のアプリに移行するのがおすすめです。
移行先としては、同じくGoogle純正の「Gboard」がよいでしょう。
操作感がGoogle 日本語入力と似ているため、違和感なく利用できるはずです。
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◆参考URL
*1 Google 日本語入力 – Google Play のアプリ
*2 Gboard – Google キーボード – Google Play のアプリ
*3 Set up Gboard – Android – Gboard Help