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UnityがvisualLiveを買収|両社の概要を中心に紹介

Unityは、ゲーム業界で有名な企業です。
そんなUnityが建築業界に強いvisualLiveを買収したのはなぜでしょうか。
今回は、両社の概要を比較しながら、買収の経緯について考えていきたいと思います。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①Unityの概要
②visualLiveの概要
③UnityとvisualLiveが手を組む理由

Unityとは*1~*6

まずは、Unityの概要について紹介します。
ポイントとなるのは、以下の4点です。

ゲーム開発エンジンを提供する会社
ゲーム開発エンジンでは50%以上のシェア
広告事業も展開
ゲームだけでなく建設業や自動車業などにも活用されている

ゲーム開発エンジンを提供する会社

Unityはゲーム開発エンジンを中心にさまざまな事業を行っている会社です。
ゲーム開発エンジンとは、ゲームを開発する際に使用するものを指します。
具体的には、キャラクターの作成や建物などの3D処理など、ゲームの中身を開発するツールだと考えるとわかりやすいでしょう。
プログラミング言語を用いながらも、直感的な操作でゲームを制作できるのが魅力です。
ちなみに、言語はC#であり、言語の中では比較的優しいものを使用しています。

ゲーム開発エンジンでは50%以上のシェア

Unityは、もともとモバイル向けのゲームをつくっていました。
そのため、モバイルゲームの上位1,000個のうち、Unityで作られたゲームは71%です。
普段何気なく遊んでいるスマホのゲームは、Unityの開発エンジンで作られている可能性が高いといえるでしょう。
また、モバイルだけでなく、コンソールやPCゲームにもシェアを拡大していった結果、今ではゲーム開発エンジンで50%以上のシェアを誇ります。

ちなみに、ゲーム開発エンジンは、有名なものがいくつかあります。

Epic GamesのUnreal Engine
AmazonのLumberyard
OpenSiv3d

その中でも群を抜いて利用されているのが、Unityです。
Unityとよく比較されるのは、Unreal Engineを提供しているEpic Gamesです。
なお、それぞれのエンジンについての違いは、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
▶︎Unity(ユニティ)とUnreal Engine(アンリアルエンジン)の違いとは?

広告事業も展開

Unityはモバイル向けの広告事業も展開しています。
ゲーム内に挿入できる広告を配信しているのが特徴です。
SnapChat社とも提携しており、広告事業にも力を入れています。
なお、UnityとSnapchatの提携については、以下の記事をご覧ください。
▶︎UnityとSnapchatが提携|提携内容と両社の概要を紹介

ゲームだけでなく建設業や自動車業などにも活用されている

Unityの開発技術は、ゲーム以外でも活用されているのも特徴です。
たとえば、建設向けにはUnity Reflectという名称でサービスが提供されています。
今回買収したvisualLiveにも深いつながりがあるサービスです。
詳細については以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
▶︎Unity Reflectとは?何ができる?

visualLiveとは*7~*10

続いて、visualLiveについて特徴を紹介します。
結論からいえば、以下の4つがvisualLiveの特徴です。

  • 建設会社向けのARソフトを開発
  • 対応端末はスマートフォン・タブレット・HoloLens
  • 1,500以上の企業でvisualLiveを採用
  • 有料のサービスだが10日間の無料試用期間あり

建設会社向けのARソフトを開発

visualLiveは、建設会社向けのARソフトです。
使用方法は以下の3ステップで、比較的簡単に利用できる仕組みになっています。

  1. 専用のプラグインをダウンロード
  2. visualLive Portalにファイルをアップロード
  3. 実際に利用する

ちなみに、visualLiveで対応しているファイルは70種類以上です。
STPファイルやFBXファイル、IFCファイルなどを含んだ、さまざまな形式に対応しているため、アップロードしやすいのも魅力的だといえます。
対応可能なファイルの詳細を確認したい場合には、以下のサイトよりご確認ください。

▶︎VisualLive: Augmented Reality for Construction – HoloLens iPad Android

対応端末はスマートフォン・タブレット・HoloLens

visualLiveは、スマートフォンやタブレットに対応しています。
android、iOSに対応しているため、利用しやすいサービスだといえるでしょう。
また、現場で使うことを想定し、MicrosoftのHoloLensにも対応しています。
HoloLensとは、メガネのように使うMR(複合現実)機器のこと。
コンピューターの画面がメガネに映し出されると考えるとわかりやすいでしょう。

HoloLensを通して、現実世界とコンピューターが結びつくため、生産性向上に役立つガジェットだといえます。
HoloLensは建築業界のほか、医療や自動車産業でも利用されています。

有料のサービスだが10日間の無料試用期間あり

visualLiveは、有料のサービスです。
しかし、10日間無料のトライアル期間があるため、実際に使ってみてから導入の検討ができます。
料金プランはスマートフォンやタブレットと、HoloLensそれぞれで、スタンダードプランとプロプランがあります。
スマートフォンの場合は、スタンダードプランが1ヶ月あたり99ドル、プロプランが129ドルで利用可能です。
HoloLensの場合には、スタンダードプランが249ドル、プロプランが399ドルで利用できます。

プランごとの機能の詳細については、visualLiveの公式サイトで比較されているため、そちらをご覧いただけると幸いです。

▶︎VisualLive Pricing Options – HoloLive Bundle and MobiLive

UnityとvisualLiveが手を組む理由

では、なぜUnityとvisualLiveが手を組んだのでしょうか。
visualLiveとUnityそれぞれでメリットがあるからでしょう。

Unityのメリットは、Unity Reflectが強化できること
visualLiveのメリットは、Unityのシェアの中で自社商品を提供できること

Unityのメリットは、Unity Reflectが強化できること

Unityのメリットとしては、Unity Reflectが強化できることだといえます。
また建築業界をはじめとしたvisualLiveの1,500社以上の実績は、Unityが建設業界などに存在感を示すのによいものだといえるでしょう。

visualLiveのメリットは、Unityのシェアの中で自社商品を提供できること

もちろん、visualLiveにもメリットがあります。
Unityはゲーム業界以外にもさまざまな分野で利用されています。
そのため、visualLiveの強みである建築業界を含めた、より幅広い分野でサービスを知恵強できる可能性が高まることが期待できるでしょう。

今回は、UnityとvisualLiveの概要や買収に至った理由について紹介しました。
今後両社が一緒になったことで、よりUnity Reflectが強化される可能性が高いでしょう。
もともと建築業界のヒューマンエラーや作業時間を減らすために開発されたvisualLiveが、ほかの業界でも利用される日も近いといえます。

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*1 Unity とは?その実態、これまでの歩み、これからの歩みを確認する
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*4 様々に広がるUnityの世界
*5 BIM UnityReflect 2020.02.13 Unity Reflect 完全に理解するマニュアル
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*7 VisualLive: Augmented Reality for Construction – HoloLens iPad Android
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