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PayPayやApple Payをスマホ、スマートウォッチから使えるようにするための設定方法まとめ

キャッシュレス決済サービスは、今や現金決済やクレジットカード決済に代わる決済手段として、広く世界中に普及しています。日本ではPayPay、及びApple Payの普及が進んでおり、対応しているショップの数も増えてきました。

今回は、そんなPayPayやApple Payをスマートフォン、スマートウォッチから使うための設定方法や、効果的な運用のために知っておくべきポイントについて、ご紹介します。

目次:

  1. PayPay・Apple Payの概要
  2. PayPayをApple Payから利用できる?
  3. PayPayとApple Payを使い分ける上でのポイント
  4. PayPayをスマホ・スマートウォッチから利用するための設定方法
  5. Apple Payをスマホ・スマートウォッチから利用するための設定方法

PayPay・Apple Payの概要

まずは、主要キャッシュレス決済サービスのPayPayとApple Payの概要について確認しておきましょう。

PayPayについて

PayPayはソフトバンクとヤフーが共同で出資することによりスタートした、国産のキャッシュレス決済サービスです。2018年のサービス開始以来、事業者向け利用手数料無料キャンペーンや、消費者向け高還元率のポイント制度導入を通じて瞬く間に全国へと普及し、キャッシュレスの代名詞と言えるサービスへと成長しています。

主な使い方は、スマホアプリを通じたQRコード・バーコード決済です。事前にダウンロードしたアプリから会員登録と口座登録、本人確認を行うことで、簡単に利用を開始できます。

店舗でQRコードをかざすだけで支払いが完了する手軽さは、消費者はもちろん、事業者にとっても運用負担が小さく、決済業務を効率化できることから大いに評価されています。

Apple Payについて

Apple Payは、iPhoneやMacbookでお馴染みのAppleから公式に展開されているキャッシュレス決済サービスです。Apple IDにクレジットカード情報などを紐つけておくことで、iPhoneが一台あればどこでも決済をタッチで完了できるのが特徴です。

何枚ものクレジットカードを持ち歩く必要がなく、スマホ一台で支払いを完了できる手軽さは、財布が分厚くなってしまっている人に嬉しいサービスの一種と言えます。Appleでの支払いは全てApple Payからワンタッチでオンライン・オフラインを問わず決済できるため、ヘビーなAppleユーザーは必携です。

PayPayをApple Payから利用できる?

Apple Payは複数の金融機関のカード情報を登録し、まとめて利用できるサービスです。ただ注意すべき点として、PayPayの支払いをApple Payに一本化することはできないことが挙げられます。

2022年5月現在、PayPayはApple Payのような他の決済サービスとの連携は行なっておらず、全てPayPay上で決済を完了する必要があります。

PayPayとApple Payを使い分ける上でのポイント

PayPayとApple Payは似て非なるサービスであるため、それぞれの特徴を押さえておくことが大切です。両サービスを使い分ける上でのポイントを解説します。

利用デバイスがiOSかAndroidかを把握する

PayPayとApple Payの大きな違いとして、対応デバイスの問題が挙げられます。PayPayの場合、対応デバイスはiOSとAndroidの両方に対応している一方、Apple Payはスマホの場合、 iOSに限定されています。

手持ちのスマホがAndroidの場合には、必然的にPayPayなどのApple Pay以外のサービスに限定される点に注意しましょう。

利用方法の違いを理解する

PayPayとApple Payは、決済の手順も微妙に異なります。PayPayの場合、支払いはQRコードやバーコードを専用のリーダーにかざしたり、店頭に設置してあるQRコードをスマホでスキャンしたりすることで支払いが行えます。

一方のApple Payは、非接触のタッチ決済に限定されています。店頭の非接触端末にスマホをかざして支払いを完了できます。

非接触端末を設置している店舗は個人店だとあまり見かけることはないため、利用機会は少ないように見えるかもしれません。ただ、Apple Payの最大の強みの一つとして、この機能を利用した「モバイルSuica」を登録できる点が挙げられます。

通常なら専用の交通系ICカードを購入する必要があるSuicaですが、Apple Pay対応端末にSuica情報を登録することで、スマホをSuica代わりに使えます。

利用可能店舗・オンラインショップを確認する

PayPayとApple Payは、それぞれ導入店舗数も大きく異なるのが特徴です。まず、PayPayについては有名チェーン店や量販店はもちろん、個人店舗でも広く普及しています。2021年3月時点で、全国の導入店舗数は316万カ所を突破しています*1。

一方のApple Payは、正確な導入店舗数については不明な一方、ICカードでの支払いが可能なほぼ全ての店舗で利用可能なサービスとして成長しており、日常的にこれらの店舗を訪れる機会がある人にとっては便利なツールです*2。

また、Apple PayはSuicaとして利用もできるため、交通系ICカードを愛用している人にも利用機会のおおいサービスです。

併用も選択肢の一つと考える

PayPayとApple Payはどちらかひとつしか利用できないわけではないため、サービスの併用も普及しています。お互いに異なる機能や決済店舗を有しているので、2つを状況に応じて使い分けることで、キャッシュレス決済をより使いこなすことができるでしょう。

PayPayをスマホ・スマートウォッチから利用するための設定方法

PayPayをスマホから利用する場合、まずはアプリのダウンロードが必要です。キャッシュカードや本人確認ができる免許証などを手元に用意し、ガイダンスに従って設定すれば簡単に利用を開始できます。

スマートウォッチから利用したい場合は、まずスマホで登録を済ませておく必要があります。その後、スマホとスマートウォッチをペアリングし、スマートウォッチ専用のPayPayアプリをインストールすれば、すぐに利用できます。

Apple Payをスマホ・スマートウォッチから利用するための設定方法

Apple Payの利用は、iPhoneとApple Watchに限定されています。iPhoneから「ウォレット」Appを起動し、カード情報を追加するだけで、利用準備は完了です。

Apple Watchから利用する場合、まず「ウォレットと Apple Payを開き、「カードを追加」を選んでカード情報を登録、あるいはすでに登録がiPhoneで完了している場合、「以前ご利用のカード」を選ぶことでカードの登録を完了できます。

まとめ

PayPay及びApple Payは、非常に便利なキャッシュレス決済サービスであるため、次々と導入店舗や利用者の数が増えています。早いうちからこれらのサービスを登録、使用を開始し、消費者ニーズへの理解を深めたり、顧客満足度の向上に努めましょう。

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参考:
*1 PayPay「「PayPay」が実施した主な取り組みと、それに伴う主要指標の推移について(2020年度下期)」
https://about.paypay.ne.jp/pr/20210412/01/?msclkid=6debc2f6cf4711ec930f0ead1e3ce295
*2 Apple「Apple Pay – 使える場所」
https://www.apple.com/jp/apple-pay/where-to-use/?msclkid=77abfd26cf4711ec8d141254fc3ecde7

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