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BricsCADを上手に使う方法とは?初心者向けの使い方をご紹介

CAD運用の需要は近年高まっており、最新のCADソフト導入やオペレーターの採用を進める組織が増えてきています。中でもBricsCADはコストパフォーマンスの高さから導入企業が多く、同製品を使いこなせる人材の需要も高まっています。

今回は、初めてBricsCADを使用するという人でもすぐにソフトを使いこなせるよう、知っておきたいポイントや使い方をご紹介します。

目次:

  1. BricsCADについて
  2. 初心者が知っておくべきBricsCADの強み
  3. BricsCADの使い方を覚える上で抑えておきたいポイント
  4. BricsCADの上達に必要なコツ

BricsCADについて

BricsCADは、2Dおよび3Dの両方に対応しているポピュラーなCADソフトです。他のポピュラーなCADソフトと比較してもコストパフォーマンスに優れることから、近年多くの企業で大量導入が進んでいる製品です。

BricsCADの役割は多岐に渡り、建設土木やプロダクトデザインなど、幅広い設計・施工業務に活躍しています。正しく機能を理解することで、マウス操作やクリック操作を繰り返すだけで複雑なプロジェクトの設計を行えるため、高度な業務にも十分に活躍が期待できます。

初心者が知っておくべきBricsCADの強み

BricsCADは近年広く普及しているCADソフトであるため、初めてのCADソフトがBricsCADという人も少なくありません。初めてのBricsCADという方に向けて、まず知っておきたいBricsCADの強みについて確認しておきます。

定期的なアップデートで安心かつ強力な機能を利用できる

まず、BricsCADはリーズナブルな価格設定でありながら、ハイエンドなCAD製品にも劣らないパフォーマンスを発揮できるポテンシャルを備えています。

プロの現場の第一線で活躍しているだけでなく、現在進行形でアップデートが行われているため、常に新しい機能を利用し業務の高度化と自身のスキルセットの成長に貢献してくれます。

互換性に優れる

BricsCADは少しでも幅広い環境で利用ができるよう、DWGファイルという世界で最もポピュラーなCADファイル形式を採用し、他のCAD製品との互換性を備えています。

CAD運用の懸念点として、ユーザー間で異なる製品を導入することで、期待しているようなCAD運用効果を得られない可能性があるという問題を抱えています。CADソフトは便利ですが、採用しているファイル形式が異なってしまうと、共有のたびにファイル形式を変換するなどの手間が発生して、業務負担の増大につながります。

BricsCADではそのような負担を回避できるよう、最もポピュラーなファイル形式をスタンダードに採用しているだけでなく、各種CADファイル形式に対応しているので、運用負担が増加する心配はありません。

サポート体制に優れる

BricsCADの嬉しいところは、豊富なサポートを受けられる点です。使い方のわからない機能や、トラブルの発生時には問い合わせ窓口を利用し、迅速な問題解決が行えます。他にも初心者向けに豊富なチュートリアルが用意されているので、これらを有効活用すればすぐに技術を身につけられるようになります。

一人でBricsCADを始められるか不安という方でも、安心して利用できるのがBricsCADの強みです。

BricsCADの使い方を覚える上でおさえておきたいポイント

BricsCADの使い方を確実に学ぶ上では、以下のポイントに注目しながら学習を進めることが大切です。

画面の操作に慣れる

BricsCADを使いこなすためには、まずはソフト起動後の画面に慣れ、どこにどんな機能やツールが配置されているのかを学ぶところから始めましょう。ひとしきり感覚的に触った後は、チュートリアルを参考にしながら各種操作の方法を覚え、やりたいことができるよう身体に技術を身につけていく必要があります。

コマンドを覚える

BricsCADを有効活用するために必須とも言えるのが、コマンドです。一つ一つツールを選択して各機能を利用するのも良いですが、ずっとこれを続けていると、作業効率が上がらず、なかなかプロジェクトを完成に導くことはできません。

そこで、キーを入力することでツールを呼び出せる各種コマンドを頭に入れておくことで、いつも使うツールをすぐに呼び出し、作業の効率化につながります。

モデリング技術を身につける

CADソフトの最大の醍醐味と言えるのが、モデリングです。3Dモデリングは、これまで扱ったことのない人にとっては非常に独特な操作が必要になるため、最初はその方法に慣れないという人も多いはずです。

奥行きの概念や奥行きの操作に馴染めないケースもあるかと思いますが、触っているうちに感触を掴めるようになるため、諦めずにコツコツと使い続けることが大切です。

BricsCAD上達に必要なコツ

BricsCADを短期間で扱えるようになるためには、いくつかの心がけを意識しながらソフトを運用することが大切です。

チュートリアルを積極的に活用する

BricsCADのノウハウを手っ取り早く理解するためには、公式に用意されているチュートリアルをひと通り触ってみるのが有効です。BricsCADにはさまざまなシチュエーションに応じたチュートリアルが用意されており、2D・3Dモデリングを問わず活用できます。

知りたい技術について学ぶのはもちろん、知っている技術も含めて総ざらいしていくことで、これまで知らなかった発見が見つかるかもしれません。

公式サイト:

https://www.bj-soft.jp/support/manual/

まずはプロジェクトを完成させる

何か本格的なモデリングをしたいと思ったときは、途中で投げ出さずにプロジェクトを完成させるのが重要です。プロジェクトを完成させることで、制作プロセスの各段階における重要事項を身体に身につけることができるためです。

飽きてしまったり複雑すぎると感じたりした場合も、とりあえず手を動かし続ける姿勢が重要です。

本格的な業務に携わる

BricsCADの扱いについて学ぶための最も手っ取り早い方法は、実際にCADオペレーターとしての仕事に触れてみることです。最近ではCAD需要の高まりに伴い、多くの現場でCADオペレーターの募集が存在します。

これらは初心者でも応募可能なものもあるため、あまりプレッシャーを覚えず気楽に参加できるものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

BricsCADは高度なCAD活用が可能なモデリングソフトであるため、活用スキルを丁寧に学ぶことで、多くの技術を学ぶことができます。チュートリアルも充実している製品であることから初心者にも扱いやすく、需要があるので実践的な技術を身につけたいと考えている人にも最適です。

まずは実践で活躍できるレベルのスキルを目指し、頻繁に触ってみるようにしましょう。

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