Rebro2023は今からでもダウンロードできる!旧バージョンのダウンロード方法とインストールできない場合の対処法を解説
建築設備専用のCAD「Rebro」は、2024年4月15日に最新バージョンの「Rebro2024」がリリースされました。(*1)
公式ページに旧バージョンのダウンロードフォームはないのですが、旧バージョンが使いたい場合は、どこからダウンロードすればいいのでしょうか?
旧バージョンのRebroは、最新バージョンを購入することでダウンロードできるようになります。(*2)
そこでこの記事では、Rebro2023のダウンロード方法について解説します。
インストールができないときの対処法もあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読むと以下の3つのことがわかります
1.Rebro2023のダウンロード・インストール方法
2.Rebro2023のインストールができないときの対処法
3.無償で使えるRebro Viewerのダウンロード方法
Rebro2023のダウンロード方法
まずは、Rebro2023のダウンロード手順を見ていきましょう。
Rebro2023の動作環境を確認する
ダウンロードの前に、お使いのPCがRebro2023の動作環境を満たしているか確認しましょう。
Rebro2023の動作環境は、こちらです。(*3)
OS:Microsoft Windows 11(64bit)/10(64bit推奨)
CPU:Intel Core i9、Core i7、Core i5以上推奨
メモリ:16GB以上推奨
ハードディスク:1.5GB以上の空き容量
グラフィック:DirectX12またはDirectX9が動作するグラフィックボード
Rebro2024を購入する
Rebro2023は、公式ページに購入フォームがありません。
そこで、Rebroの開発元であるNYKシステムズのサポートに問い合わせたところ、Rebroの過去バージョンの利用について次のように回答をいただきました。(記事執筆時点2024年6月19日)
「Rebroの購入者専用ページから、過去バージョンのインストールが可能です。
現在は、ソフトウェアライセンス方式のRebro2016までさかのぼって利用できます。」
つまり、Rebro2024を購入することで、旧バージョンのダウンロードができるようになります。(*4)
すでにRebro2024をお持ちの方は、購入者専用ページからログインして、ダウンロードを進めましょう。
Rebroの導入費用は買い切りと月額の2タイプ
Rebroを持っていない方は、公式サイトの製品ラインナップページから購入しましょう。
Rebro2024は、買い切りと月額の2種類の購入方法があります。(*5)
買い切りプランの費用はこちらです。(記事執筆時点2024年6月19日)
・買い切り 66,000円(税込)
・2台目以降 52,800円(税込)
月額プランの費用はこちらです。
・月額 16,500円(税込)
1年間の費用を比較すると、月額プランのほうが割高になりますが、月額プランにはバージョンアップとサポートの費用が含まれます。
電話やメールでのサポートが必要な場合は、月額プランがおすすめです。
Rebro2023のインストールと初期設定
購入者専用ページからダウンロードした「Rebro2023 インストーラ」をダブルクリックして、インストールを始めましょう。(*6)
インストールが完了したら、Rebro2023を起動します。
初回はライセンス管理画面が起動するので、サーバーのIPアドレスまたはPC名を入力して、ライセンスの確認を行いましょう。
PC内に旧バージョンのRebroがインストールされている場合は、設定の引継ぎが可能です。
引き継ぎたい設定を選んで、実行しましょう。
Rebro2023は旧バージョンなので、「アップデートのお知らせ」が表示される場合があります。
ここでアップデートをしてしまうと、最新バージョンのRebro2024に更新されてしまいます。
旧バージョンのRebro2023を使いたい場合は、アップデートをしないように注意しましょう。
Rebro2023のインストールができないときの対処法
Rebro2023がインストールできないときは、次の方法を試してみましょう。
管理者権限でログインする
Rebro2023のインストールは、管理者権限のあるアカウントでないと実行できません。(*7)
Windowsにログインしているアカウントが、管理者権限のあるアカウントになっているか確認しましょう。
管理者権限でログインしているかどうかは、「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」で確認します。
「Administrator」になっていれば、管理者でログインできています。
管理者権限でない場合は、次の手順で管理者権限によるログインに変更しましょう。
1.「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」をクリック
2.「ユーザーアカウント」の下の「アカウントの種類の変更」をクリック
3.変更するユーザーを選んで、「アカウントの種類の変更」をクリック
4.アカウントの種類を「管理者」に設定する
5.「アカウントの種類の変更」をクリック
OSのbit数を確認する
Rebro2023には、32bit版と64bit版があります。
お使いのOSのbit数と、インストールしようとしているRebroのbit数が同じかどうか確認しましょう。(*7)
64bitのOSが入ったPCなら、32bit版のRebroは動作しますが、メモリの使用量に制限があります。
OSのbit数を確認して、同じbit数のRebroをインストールしましょう。
無償で使えるRebro Viewerのダウンロード
Rebro2023をダウンロードする前に、体験版で動作を試してみたい方もいるのではないでしょうか。
しかし、Rebroは体験版の提供がありません。
そこで、無償で使える図面ビューアの「Rebro Viewer」を体験版代わりに利用してみましょう。
Rebro Viewerでできること
Rebro Viewerは、Rebroで作成した図面の閲覧と、印刷ができるビューアソフトです。(*8)
図面の閲覧・印刷のほかにも、図面内にコメント入力やマークアップで書き込みができるので、関係者間での情報共有にも便利です。
また、Rebro Viewerで図面を開くと、Rebro2023からRebro2013までの過去バージョンに図面を変換することができます。
図面のやりとりの際に、Rebroのバージョン差があって困っている場合は、Rebro Viewerで変換してやりとりしてみましょう。
Rebro Viewerのダウンロード方法
Rebro Viewerのダウンロードは無償で、公式サイトのお申込みフォームから申し込むだけでダウンロードできます。(*8)
また、アップデートファイルも公開されています。
Rebro Viewerを最新バージョンにアップデートしておくことで、「最新バージョンのRebroで作図した内容が表示されない」といったトラブルを防ぐことができます。
すでに使っている方も、定期的なアップデートを行いましょう。
まとめ
Rebro2023のダウンロードは、Rebro2024の購入者専用ページから行います。
まず最初にRebro2024を購入してから、旧バージョンのダウンロードを進めましょう。
Rebro2023のインストールができないときは、OSのbit数の確認と、管理者権限でのログインができているかどうかを確認します。
Rebroは体験版の提供がないため、無償で試してみたい場合は、Rebro Viewerを使ってみましょう。
Rebroの最新バージョンの購入により、Rebro2016までさかのぼってダウンロードすることができます。
必要なバージョンをダウンロードして、生産性の向上につなげていきましょう。
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◆参考URL
*1 NYKシステムズ『Rebro2024 機能紹介』
https://www.nyk-systems.co.jp/product/rebro*2 NYKシステムズ『Rebro2023 インストーラーのダウンロード』
https://www.nyk-systems.co.jp/support/users_page/installer/rebro2023*3 NYKシステムズ『Rebro2023 カタログ』
https://www.nyk-systems.co.jp/contents/catalog2023/#
*4 NYKシステムズ『購入者専用ページ:インストーラー』
https://www.nyk-systems.co.jp/support/users_page/installer ト*5 NYKシステムズ『製品ラインナップ(導入費用)』
https://www.nyk-systems.co.jp/lineup*6 NYKシステムズ『ネットワーク版 Rebro2022 導入の手引き』
https://www.nyk-systems.co.jp/site_main/wp-content/uploads/2022/03/Guide_Net_2022_1.pdf
*7 NYKシステムズ『Q.レブロがインストールできない』
https://www.nyk-systems.co.jp/archives/faq/542*8 NYKシステムズ『レブロビューア(無償)』
https://www.nyk-systems.co.jp/download/viewer