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DWGをDXFに変換する方法は?有料プランの料金を含めまとめて紹介

DWGをDXFに変換する方法を4種類ご紹介します。

「DWGでファイルを受領したけど、AutoCADは使用していない」など、使用しているCADソフトが異なれば、ファイル形式には注意が必要です。

無料のオンラインサービスも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

DWGとDXFの違い

DWGは主にAutoCADのソフトウェアのみで使用可能ですが、DXFはJw_cadなど他のソフトウェアでも読み取り可能です。

CADファイルの送受信の際に、受け手のCADソフトが分からない場合は、DXF形式で送るのが適切でしょう。

AutoCADで変換する

AutoCADを使用されている方は、DWGからDXFへ、AutoCADを使用して変換が可能です。

操作は以下の手順で行います。

  1. DWGファイルを開きます。
  2. [ファイル]から[名前を付けて保存]を選択します。
    引用)AutoCAD 2025 V.58.M.214
  3. ファイル形式のドロップダウンリストからDXFを選択します。
    引用)AutoCAD 2025 V.58.M.214
  4. 保存して完了です。

この方法では、複数のファイルを一括して変換することができませんので注意してください。

オンラインサービスを利用する

AutoCADを使用されていない方は、変換サービスを利用することができます。

しかし、変換サービスではテキストのフォントが変わったり、アウトライン化されたりなど、文字化けすることもありますので注意してください。

ここでは、無料で利用可能なオンラインの変換サービスを2つ紹介します。

CloudConvert

CloudConvert」は、DWGやDXF以外のファイル形式にも対応したファイル変換ツールです。

1日あたり最大25回まで無料で変換可能です。*1

有料プランでは、変換クレジットを購入します。

DWGからDXFへの変換には、最低1クレジットが必要です。そこからさらに、処理時間1分あたり1クレジットが消費されます。

プランは買い切りであるパッケージとサブスクリプションの2つです。

表 プランの比較(日本円表記は1ドル160円として換算)*1

クレジット数5007501,0001,500
パッケージ9.00$
(1,440円)
13.00$
(2,080円)
17.00$
(2,720円)
25.00$
(4,000円)
サブスクリプション9.00$
(1,440円)
13.00$
(2,080円)

英語での表記となっているため、適宜、翻訳機能を使うことが望ましいでしょう。

GoogleChromeを使用されている方は、右上の翻訳マーク(Gと文のマーク)を選択し、日本語を選択すればサイト全体が日本語に翻訳されます。
引用)「CloudConvert」https://cloudconvert.com/

操作方法は、「convert DWG to DXF」となるようにファイル形式をドロップダウンリストから選択し、「Select File」から対象のDWGファイルを選択して変換します。

複数のファイルを選択すれば、一括で変換も可能です。

以下のリンクは、既に変換形式をDWGからDXFに登録しておりますのでご活用ください。

https://cloudconvert.com/dwg-to-dxf

onlineconvertfree.com

onlineconvertfree.com」も、「CloudConvert」と同じく、DWGやDXF以外のファイル形式にも対応したファイル変換ツールです。

1日10ファイルまで無料で変換可能で、同時に変換可能なファイル数は、3ファイルまでに制限されています。*2

有料プランは、支払い方法が月々と年間の2つに分かれており、それぞれさらに「Light」「Pro」「Unlimited」の3プランに分かれています。

それぞれのプランで、最大のファイルサイズ、同時変換数が異なります。

表 月々支払いプランの比較(日本円表記は1ドル160円として換算)*2

プラン名LightProUnlimited
料金8.99$
(1438.4円)
13.99$
(2238.4円)
19.99$
(3198.4円)
最大ファイルサイズ512MB1,024MB2,048MB
同時変換数3060無制限

日本語の表記となっているので、はじめての方も使いやすいでしょう。

操作方法は、[ファイルを選んでください]からファイルを選択した後に、変換後のファイル形式を選択します。

以下のリンクは、既に変換形式をDWGからDXFに登録しておりますのでご活用ください。

https://onlineconvertfree.com/ja/convert-format/dwg-to-dxf/

変換ソフトウェアを利用する

ProTRANS2024

https://www.ustage.net/cad/landing/index.html

「ProTRANS2024」は日本の企業である株式会社USTAGEが開発した有料の変換ツールソフトウェアです。

設計図等で複数のファイルを一度に変換することが多い場合や、変換条件を詳細に設定したい場合に有効です。

詳細設定では、ブロックや寸法、引き出し線の分解を行うか、線種や線幅の変換を行うか等の設定を行うことができます。

あらかじめ線種や線幅、色、レイヤ等に変換ルールを設定しておけば、スムーズに変換することができます。
引用)ProTRANS2024

製品ラインナップには、CD版、ダウンロード版、USB版の3種類があり、USB版ではUSBを差し替えることで複数のPCで使用することが可能です。

表 価格表抜粋*3

本数CD版ダウンロード版USB版
1本33,480円31,141円40,080円
5本90,790円(18,158円/本)85,580円
(17,116円/本)
197,600円(39,520円)
10本164,600円
(16,460円/本)
155,705円(15,571円)394,500円
(39,450円)

ただ、Windowsのみに対応しており、Macでは使用することができません。

Windowsの方は、30日間の無料お試しが可能ですので、試してみてはいかがでしょうか。

BIMソフトウェアを利用する

BIMソフトウェアを使用して変換することも可能です。

BIMソフトのRevitはAutoCADと同じAutodesk社の製品のため、もちろん変換可能ですが、Graphisoft社のArchicadでも変換可能です。

Archicadでの変換方法をご紹介します。

  1. ArchicadでDWGファイルを開きます。
  2. [ファイル]から[名前を付けて保存]を選択します。
    引用)Arhicad 27
  3. 形式のドロップダウンリストからDXFファイルを選択します。
    引用)Arhicad 27
  4. 保存して完了です。

まとめ

DWGをDXFに変換する方法を4種類ご紹介しました。

複数のファイルを一括で変換する際は、有料のサービスを検討することが望ましいでしょう。

どのサービスを利用する際も、最初は1ファイルのみを変換し、文字化けがないか確認しましょう。

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cloudconvert「Fair & Flexible Pricing」

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https://onlineconvertfree.com/ja/pricing/

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https://www.ustage.net/cad/protrans/price_buy.asp

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