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BIMコンサルティングは何をするの?手順とBIMの重要性を解説します

「早くBIMに対応しなければと思うが、どう進めるべきかわからない」
「BIMへの切り替え方がわからずお手上げ状態」

とお悩みの方へ。建築業界では、従来のCADと異なる3Dデータを活用するBIMへの対応が急務となっています。しかしBIMツールの導入や業務フローの大幅な変化など企業にかかる負担が大きく、導入が進まない企業も少なくありません。

社内のリソースが足りない・BIMのノウハウがないという場合は、BIMコンサルティングへの依頼がおすすめです。この記事ではBIMコンサルティングが具体的に何をするのか、実際にBIMコンサルティングを行っているCAPAがそのステップをご紹介します。

この記事を読むと、以下の3つのことがわかります。

  1. BIM導入が難航する原因について
  2. BIMコンサルティングとは何をするのか
  3. 社内にBIMを浸透させるポイント

BIM導入が難航する理由の1つは「習熟する手法がわからない」

国土交通省のアンケートにおいて、現時点でBIM未導入と回答した企業のうち「予定はないが導入に興味がある」「3年以内に導入する予定がある」と回答した中で、「今後BIMの導入を決断する契機」について調査したところ、以下の結果が出ています。(※1)

1位:業務をBIMに切り替え、習熟する手法が明らかとなること…155件
2位:公共発注でBIM活用が求められること…147件
3位:BIMの導入による費用対効果が明らかになること…140件

上記調査の結果、多くの企業がBIM導入について「その方法がわからない」と悩んでいることがわかりました。

BIMはデータ活用やITといった新しい技術を取り入れなければならず、社内に十分なノウハウがない企業がほとんどです。「BIMを導入しなければ、と思うけれど何からすべきかわからない」と悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。

BIMへの切り替えは社内での大規模な変化であり、担当者はもちろん社内全体において時間・費用・労力でコストがかかります。多くの企業にとって、通常業務を回しながらのBIM導入は簡単なことではありません。

国もすでにBIMの導入を推進しており、建築業界全体でBIM化が急務となっている今、確実かつ社内の混乱を最大限に抑えるためにも「BIMコンサルティングの活用」がおすすめです。

BIMの導入を急ぐべき3つの理由

前述の国土交通省の調査結果でも、「民間および公共発注でBIM活用が求められれば導入する」と考えている企業が多いことがわかっています。しかしBIM導入は長い目で考えなければならず、BIMによる発注と同時進行では社内への負担があまりに大きいでしょう。

BIMの導入を急ぐべき理由は、以下の3つが挙げられます。

・令和5年からのBIM/CIM原則適用
・働き方改革
・DX

まず国土交通省は、2020年4月に「2023年からの公共工事において、原則BIM/CIM化」を決定しました。すでに多くのゼネコンではBIMを基本としてプロジェクトを進めており、いつ自社にBIMの導入が求められてもおかしくありません。

また“3K”といわれるほど建築業界における労働環境は厳しく、国は2024年から働き方改革を始動しています。残業時間月45時間以内、週休2日の確保などの制限が生まれ、作業の効率化が求められています。

また建築業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)が課題となっており、データ活用やITによる進化が必要なのです。

BIMコンサルティングは何をするのか?

「BIMコンサルティングの依頼を考えているけれど、具体的に何をするの?」と悩んでいる担当者の方へ向けて、BIMコンサルティングの役割や具体的に行うことをご紹介します。

BIMコンサルティングはビジネスコンサルティングのように企業のヒアリングから行い、方向性やゴールの策定、社内導入のサポートなど、社内にBIMが浸透して成果が出るよう、多くの面からサポートを行います。

BIMコンサルティングの役割

BIMコンサルティングは、BIMの導入を検討している企業に対して現状を把握したり課題を見極めたりして、なるべくスムーズにBIMの運用へ切り替えられるようサポートすることが主な役割です。

コンサルティング会社によって手法やステップは様々で、一概に何をするとは定義されていません。

ここでは「BIMコンサルティングは何をするの?」と悩んでいる方に向けて、BIMコンサルティングを行うCAPAの基本的なステップについて解説します。

BIMコンサルティングを提供するCAPAの場合

40年以上CADに関わってきたCAPAは、時代の流れに合わせてBIM導入コンサルティング業務も行っています。すでに20名以上のBIMに詳しいエンジニアが在籍しており、製造業で得たIT知識をもとに建築業でのBIM化を支援しております。

プレヒアリング

CAPAのBIMコンサルティングでは、まずプレヒアリングとして企業のお悩みや課題といったことをお聞きします。主な目的は現状の取り組み状況や課題の把握、そしてBIM化における目標の共有です。

コンサルの方向性の決定

プレヒアリングの内容を元に、BIMコンサルティングの方向性を決めていきます。おおよその期間や主な課題、BIMを社内で導入するための必要なポイントなどを共有して決めていきます。

設計開発プロセスの現状の整理

業務の把握を目的として、システムの設計開発プロセスやデータフローといった現状整理を行います。「今、どのようにシステムを運用しているか?」を知ることで、解決すべき課題を一緒に考えていきます。

BIMツールの適合性評価と分析

BIMの導入にはツールが欠かせません。これまでの段階でコンサルティングの方向性や課題、目標をベースとして、どのようなツールを検討・導入するのが良いかを見極めます。そしてそのツールの適合性評価や分析を行い、ツールを導入した際のメリットやデメリットもご説明します。

BIM化の方向性について(ゴールの明確化)

BIMツールの選定が終わったら、再度BIM化の方向性について検討します。プレヒアリングやコンサルの方向性を決める段階で共有した目標などを元に、具体的な方向性について最終決定する段階です。

業務およびデータモデルの決定

導入を決めたBIMツールを元に、業務フローやデータモデルを定義します。複数のツールを使うケースが多いため、使用ツールの整理も行います。

システム化の方向性について(システムの全体構成の決定)

最後にシステム化の方向性を決定します。ここで決めた方向性を元に、システムの全体構成も決めます。

上記がCAPAのBIMコンサルティングにおける流れです。まずはスモールスタートとして関連部署の方々へのヒアリングも行い、BIM導入を4つほどのステップに分けて検討案を作成します。

※上記の流れはあくまでも全体案の1つであり、状況によって変動します。

BIMコンサルティングへ依頼する前に知っておきたいこと

最後にBIMコンサルティングへの依頼をお考えの方に向けて、事前に知っておいていただきたいことを2つご紹介いたします。

BIMコンサルティング=BIMツールの導入だけではない

BIMコンサルティングでもBIMツールの導入を前提としてツールの策定を進めますが、BIMコンサルティング=ツールの導入のみではありません。

BIMの導入については、「BIM対応」と「BIM導入」の2つがあります。BIM対応はBIMツールを建築設計やデータを取り扱う全業務で活用することで、業務を効率化したり全体最適な仕組みづくりのきっかけにしたりします。

そしてBIM導入では、BIMツールを使いこなしてBIMの導入や対応を実現したり加速させたりします。

もちろん最終的にはBIMツールを使いこなす「BIM導入」を目指すことがベストですが、その時のベストは企業によってバラバラです。BIMコンサルティングを通して、BIM対応とBIM導入どちらが良いかをプロであるコンサルタントと決めていきます。

BIMを浸透させるポイント

BIMへの対応は、BIMツールを社内に導入するだけでは実現しません。社内の関係者全員からBIM導入に対する理解を得る必要がありますし、それぞれの業務フローの変更・対応が必要です。

そしてBIMツールの利用者へのトレーニングも欠かせません。トレーニングについては、CADのオペレーターなどコンピューターに慣れた人をBIM担当者として育てることが基本です。

従来のCADを使った業務からBIMへの切り替えは、社内の従業員にも大きな影響を与えます。スモールステップで少しずつ進めることで、社内でも理解が深まり、BIMが浸透していくでしょう。

BIMコンサルティング業務について、具体的に何をするのかをご紹介しました。BIMコンサルティングでは、「BIMを導入したい」というご要望に応え、どのような導入ステップが最適かを一緒に考えてご提案します。

新しい技術であるBIMは3Dデータを活用したもので、「どのBIMツールが良いのかわからない」「そもそも何をするべきかわからない」と悩む企業も少なくありません。そんな時は、ノウハウを持つBIMコンサルティングへの依頼をぜひご検討ください。

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参照サイト:
※1 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/content/gaiyou.pdf P.14

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